新たな啓発活動です。

 

保護区解除になる平成25年からは一般ハンターが銃猟をしに来ます

保護区開放のため大勢来るかもしれません。誤射事故防止のために、登山者側でできることを啓発いたしますので、ご理解ご協力ください。

狩猟期間である12月1日から翌年3月15日まで(狩猟期間は11月15日からですけど、松茸期間と重なってるため。)

一般登山道をハイキングまたは白岩様でのクライミングする時は、白や暖色系の目立つ色の服を着用してください。

ハイカーは、熊よけ鈴というか流れダマよけ鈴(100円ショップにある普通の鈴でも結構です。)をつけてください

クライマーは、(カチャカチャ音がでますが、意思疎通の練習のつもりで、)クライミングコールをキチンと発してください

ひとけの無い場所では、歌をうたったりおしゃべり(独り言)をして自分の存在を示してください

単独で静かに歩きたい場合でも、数分につき1回くらいは適当に“やっほー!”などの声を出してください。(不本意でしょうけど。)

要は、人の存在を示せです。そのために、目立て音声を出せです。

静かな山の愛好者も、狩猟期間中だけは、にぎやかに山行してください

以上に加えて和気アならではの懸念の対処として、

隠しルートやバリエーションの岩場などでは

単独でもクライミングコールを大声でカッコつけて叫んでください

海猿みたいに指差し呼称して、登り始めや登攀中に、足元よーし!上方確認よーし!装備よーし!いきまーす!なんて具合です。

もちろん、ルーキーズみたいに、いくぞおお!シャー!!!なんてのもOKです。セリフにキマリはありませんから、各自でカッコイイ掛け声を出してください。

 

平成24年2月16日

 和気アルプス代表 藤本 正道

 

なお、これまでの経緯ですが、

保護区解除による危険増加で抗議文章(←気持ちだけわかってくれたらいいです。)を怒りまくりながら書いて一時HPのトップにしましたが、

登山者ばかりにシワヨセしすぎてなんだか退廃的でした。

冷静になって考えたら、新たな啓発をすることで、和気アの登山者は守れると思ったので、HPを元にもどして啓発いたします。どうかご了承ください。

(ただし、和気ア周辺の住民はどうしようもありません。これは和気町役場がなんとかするものです。)

私の流儀は、問題解決は衝突している双方を一歩づつ平等に引かせるというものです。(奪い合えば足らないものでも分け合えば余る。)

だから登山者には入山自粛をよびかけるのではなく、にぎやかに入山するようによびかけます

具体的には目立つ色の服をきる。鈴などで音をだす。歌をうたう。しゃべりとおす。それに加えて、

隠しルートやバリエーションの岩場などでは単独でもクライミングコールをいちいち大声でカッコつけて叫ぶ。というものです。

これで、誤射事故防止対策になるし、登山者にちょっとの負担(鈴などの購入や発声など。)ですみ、

ハンターにもちょっとの負担(せっかくの獲物が逃げてしまう迷惑など。)で痛み分けという按配です

なお、和気町役場も(私みたいに、)HPで “流れダマにご注意ください。”というのを“町民にお詫び”として掲載すべきです

町民の安全・安心を守らないといけないくせに、おびやかす決定をしちゃったんだから当然でしょう。

 

追記、(というかまたもやボヤキです。)

とにかく、いきなりだったのでブチキレたり悲観したり私自身大変でした。

ネットで調べてみたら、銃猟するハンターが(我が家に鉛ダマがふってきてた)昔より4分の1になっていることや、

私のHPが皆によく読まれ続けていることから、1年半の啓発でなんとかならないかと望みを託しております

開放から何年かたてば他の山と同じことになるでしょうから、とにかく開放後の数年を無事に経過できるよう注意したいです。

でも、正直 まだ不安です。ああ、落ち着かんなあ。

 

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