“裏銀座”ラストの核心部

 荒神ー(こうじんぐろ)エリアについて。

 

和気アルプス山中で最大にしてエメラルドグリーンの水面を誇る美しい池 宗堂池は集水域が広く、過去何度も堤が切れて野吉地区に被害を与えてきました。

この宗堂池周辺にルートを設定し、そこを大勢が歩いて掘り返ると甚大な土砂災害になる危険があります

地元地区の要望もあり、通行禁止ではないものの、登山者を抑制すべく、荒神ー(こうじんぐろ)エリアを含め、この宗堂池周辺に私が復活または新設したルートは入口分岐に道標を設置せず、登山地図からも削除しております。ご理解ご協力ください。

従いまして、ここでは概念図のみの紹介といたします。(リピーターの方なら充分理解できるでしょう。)

 

koujinnguro小屏風トラバースルート日電歩道(大屏風トラバースルート)は、初心者にはキツイし、滑落すると危険なルートです。かなりモロい岩もありますので、ベテランであっても、どうか大勢での通過はご遠慮ください。(単独か2,3人がよい。)

 

荒神岩ー(こうじんぐろ)直登ルートは傾斜40度、距離80mの一枚スラブで本格バリエーションルートといえなくもないレベルです。よって取り付きへの分岐の道標も設置していません。なお、このルートは落石の危険もありますので、ヘルメットをかぶってください本ルートの途中にはより急坂な左ルートがあります。(このルートと同じく赤い部分は登り専用です。)

 

*黄色は一般道です。(登山地図には載せていません。)

くれぐれも大勢での通過はご遠慮ください。

(なお、図にはありませんが、2012年には、丸山、御大師山の鞍部から東側に下降して、和気中学校方面に下山できる一般ルートができております。)

 

*点線部分はエスケープルートです。

体調に異常をきたした場合や、精神的にまいった場合は無理をせずエスケープしてください。大屏風のエスケープルートには、道標(ここから小シダ地帯を登る↑)がつけてあります。谷の岩が濡れて危険な場合は、ここから安全に撤退できます。

(なお、図にある小屏風のエスケープルートは必要性の無さから2012年には廃道になっており、道標もありません。)

なお、(地図では未訂正のままですが、)2013年9月、御大師山の岩尾根を降りきった場所から宗堂池に向かう西側の防獣フェンス扉が通れなくなりました。ほんのちょっとだけ回り道になりますが、東側の正面登山口から出て、水路沿いを宗堂池に向かってください。

 

 

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