*和気アルプス公認ガイドの必要性について

なぜ私が「和気アルプス公認ガイド」なるものを作りたいかというと、近年 関東方面など遠方からの登山ツアーが企画されるようになったからです。関西までなら、何度でも日帰りで来て、安上りでいろんなルートを調査・踏破して和気アを満喫できますが、遠方からでは足代がかかる上に宿泊代もかかります。そんな方々に、書籍にある単なる縦走ルートだけを歩かせてしまうことが、正直 誠に遺憾なのです!それでは期待外れになると思うのです。「和気アどうだった?」「うーん。まあまあ。(苦笑)」なんて言われたら、リピーターもいなくなってしまいます。たとえ満足してもらったとしても、もっとずっと面白いものがいっぱいあるのに、それらを知ることなしに帰ってしまうなんて、(一つの山塊に約20もの見所がある凄い山なのに、バットレスと白岩様の2つだけなんて。)なんと口惜しいことか。たとえプロのガイドであっても、和気町の山と沢に関してはそんなに詳しくないはずです。かつて、デナリ登攀もされたプロガイドの木元さんを私がガイドしたことがあり、その時 木元さんがとても喜ばれたこと、そしてヤマケイに異例とも言える6ページにもなる記事を書かれたことが忘れられません。それで私も和気アには全国に誇れる素晴らしいものがあることを確信した次第です。それなのに、今のままでは“印籠を出す前に悪代官が降参した水戸黄門”はたまた“スペシューム光線を出す前に怪獣が死んじゃったウルトラマン”みたいな肩透かし山行になってしまいます。わざわざ遠方から来て、2度は来れないかもしれないのなら、「なるほどこれはアルプスだ。」「思った以上にすごかった。」と言わせてあげたい。感動感激体験をさせてあげたい。それだけです。そのためには、私の知識を、ガイドを志願する人達に伝授しなくてはなりません。その記念すべき第一号が町職員のNさんだったのです。和気ア公認ガイドは一般のガイドと違い、和気町の自然を専門とする山岳ガイドです。他所の山は疎くとも、和気町内ならコアな知る人ぞ知る秘密のアドベンチャールートを案内できるという希少ガイドです。じゃあ、そんなルートが和気町に本当にいくつもあるのか?と疑われるでしょう。たかが300mクラスの低山ばかりですから当然です。でも、ちゃんとあるのです。ガイドなしでは本格クライマーでもトレースに苦戦しそうなルートがいくつもあるのです。トレースするのに専門ガイドが必要または居た方がいいと思われるルートをここでバラすと、和気アでは、裏銀座藤本壁&観音チンネ穂高北面ガリー&ダイレクトルンゼなどのバリエーションがあり、一泊二日で表銀座と裏銀座をするのがダンゼンお勧めなのにそんなツアーはないままです。また、アラウンド8.5では、(本庄学区の3つと、石生学区の3つは、地元の有志に活用してもらえたら最高ですが、)天神山オベリスクルート原大谷ノ峰ラストクライムルート片鉄ロマン街道サイクリング(レンタサイクル)で訪ねる「アルパインサイクリング」は、松茸シーズンでもOKで、和気アに引けを取らない内容で、秋の一日を楽しむのに絶対おススメです。また沢登りでは、長楽の滝は、ショートカット下山ルートの廃道復活かレンタサイクルでのダウンヒルをして、周辺の御崎神社苦木駅舎矢田穴観音の観光とセットにすれば、和気の山々がシーズンオフな夏の一日を楽しめるスポットになりますし、寺川谷も、周辺の保曽峡水遊び、黄谷の滝ミニハイク(ここは草刈りが必要で、岸野公民館からの無料貸し自転車があるとよい。)、日笠ダム観光のセットで、夏の一日を楽しめるスポットにできます。(大王山のナメ沢矢田部川も、なんとか活用したいです。)じつはこれらこそが、「大自然体感!アドベンチャーワールド和気」と呼ぶにふさわしい和気ならではの素晴らしき大自然なんです。それらを見るだけでなく、冒険体験をして心底から感動してもらおうというものです。これらは専門ガイドにお金を払ってもけっして損した気分にはならないでしょう。実際、Nさんは最近 鵜飼谷温泉の支配人になられた(おっと、バラした。)ので、温泉一泊ツアーの企画として、ご当地ガイドで自然を満喫する「和気アルプス表銀座&裏銀座一泊二日ハイキングツアー」というのをやってみればいいと思っております。そして、公認ガイドを増やせば、この先 私が山を引退しても、もう和気アは安泰です。貴重な面白い里山の自然が、和気町皆の誇れる財産として、ずっと守られていくことでしょう。それに、万一遭難事故発生となったときでも、とても頼りになります。さらに、クライミング技術やレスキュー技術も体得していけば、公認ガイドというより、和気アルプス山岳保安官といったものになるかもしれません。

 

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