和気アルプスのＨＰ「作者の部屋」の続きの続きの続きです。（おいおい。）

御大師山整備完了：８月１日、午後出勤で、朝は涼しい風があったので、朝８時から１１時半までかけて御大師山の整備と道標つけをしました。さすがに８月。３２℃になったせいでバテてしまいましたが、なんとか完了しました。山頂には古い松茸テープの残骸が残っていますが、これはまた今度清掃除去しますね。

鎌尾根リッジ整備：8月１日午前の整備疲れもあったし、その日は午前０時までの出勤があったのに、午前３時まで起きて体操の内村を応援して金メダルを見届ける。（おいおい。）そしてその５時間後の２日、朝８時から１２時までかけて第一エリアの整備にいく。（我ながら、ようやるわい。）台風のおかげか、涼しい風と日差しをさえぎる雲のおかげでなんとか鎌尾根リッジルートの道標整備はできました。（カンカン照りだったら死んでいたわい。）さすがにバテて、考えながらボーっとしてる時間が長くなり、動作も緩慢に。いかん！ひきあげよう。奥壁ルートはまた今度だ。ところが、下山の奥壁ルートの急坂が思いのほかこたえて足腰がガクガクになりました。余力を残しておかないとこんなにも大変だったとは！（だれかのHPでは、ここの激下りが一番ウケて、皆が歓声をあげた。なんてことが書いてあったが、それはバテてないことが前提ですね。うん。）帰宅後はごろ寝して体を休めたが、翌3日、仕事が辛い。老眼がひどくなったのか目がよく見えん。しかも、頭がまだボケてる。左膝が疼くし、体中あちこち痛い。ひどいクタビレだ。最近、熱中症が多くなってるが、オリンピック応援で夜更かししたせいもあると思う。

おっと、そうだった：トップに、７月中に裏銀座の道標整備を完了するなんて書いてあったが、８月中に変更しよう。（やっぱりね。）あと、奥壁ルートとダンガメ稜とM2のフダつけくらいで完了なのだが、やっぱもう２回は登らないといけないし、猛暑の最中だし、無理すると仕事がしんどいし、もう若くないし、ということから、お盆あけごろに完成させるつもりです。８月４日現在、和気は連日最高気温が32〜34℃くらいですが、深夜から午前９時までは割と涼しく、風と雲があれば快適です。朝７時から登れば、涼しい内に稜線に出て、４時間くらいのコースは楽しめますね。１１時以降でも登り返しがないなら耐えられます。なお、今朝は２１℃まで冷えて風が強かったので、窓を閉めて寝たくらいです。西日本から日本海側は猛暑続きになっていますが、関東や東北、北海道はなんかもう秋めいているみたいですね。たぶん、こっちもあと１週間くらいで秋めいてくるでしょうから、それを待って整備作業の続きをしますね。しかし、今まで８月に和気アの整備作業なんてしたことあったっけ？ううむ。やっぱ今年は冷夏だ。うん。それでも熱中症が多いのは、中途半端な暑さによる対処ミスとオリンピック応援による寝不足のせいだね。やっぱ。でも、なでしこサッカーも火の鳥バレーもサーサー卓球団体もなかなか応援しがいがあるんだよねえ。（可愛い子もいるし。でへへへへ。）寝なくちゃと思いながら見続けてクタクタになってる私です。そうそう、サムライサッカーがなんかもの凄いですね。まるでハエのようにマトワリついてボールをかっさらう凄い脚力と足さばきとスピードは感動ものです。競泳男女もそうですが、今回の日本選手団はあれこれあげるとキリがないくらいあちこちでいい成績をだしていると思います。ああ、時差の少ない北京やシドニーだったらこんなに応援に苦しまずにすんだのになあ。

またムナクソ悪い話：（産経ニュースより抜粋。）東芝など日本連合が受注を目指すトルコの黒海沿岸の原子力発電所建設について、トルコ政府が事業規模の拡大を検討していることが４日、分かった。当初計画では４基の建設が予定されていたが、最大１０基まで増設する方向だ。日本連合が受注できれば、海外での原発ビジネス拡大に弾みがつくだけに官民一体となった対応が求められそうだ。（って、なに言ってやがる。呆れてものが言えんわい。）同国のユルドゥズ・エネルギー天然資源相が産経新聞の書面による取材に対して、「年々増加している電力需要を考えれば、（黒海沿岸の原発は）４基以上が建設される」と回答した。増設が検討されているのは同国最北端の都市シノップの原発建設計画。同国が進める３カ所の原発建設計画のうち、地中海沿岸のアックユに次ぐ第２弾となる。シノップは当初、平成３１年までに１４０万キロワット級４基を予定。事業規模は２００億ドル（約１兆６千億円）とみられている。（まったく。金儲けできりゃあ後先どうなってもいいってのか？ちなみに、もう一つのニュースをどうぞ。）2011年 10月 25日(火曜日) 16:06　イランラジオ（日本語版）　トルコ東部で発生した地震により、トルコと国境を接するアルメニアのメツァモール原発が被害を受けました。トルコの新聞ザマンが２４日月曜、トルコ原子力庁の情報筋の話として伝えたところによりますと、２３日日曜、トルコ東部で発生したマグニチュード７．２の強い地震のため、同国とアルメニアの国境地帯にあるメツァモール原子力発電所に、被害が及んでいるということです。この報道によりますと、アルメニアの原子力専門家らは、この原発の被害を受けた部分の修復作業を開始したということです。さらに、「メツァモール原発からの放射能漏れの量は、それほど多くはないが、緊急速報によれば、この原発の周辺地域で検出された放射能の量は、基準値を超えている」としています。トルコ東部・ワン県で２３日に発生した強い地震により、これまでに数百人が死亡、他数千名の負傷者が出ています。なお、今回の地震の揺れは、トルコ東部のほか、イランやアルメニアなど、トルコの複数の近隣諸国でも確認されています。（このように日本同様、トルコも地震が多いのになに考えてんだい。ヒンシュクと恥さらしのカネの亡者共め！）

昼は暑いが夜は寒い：うああああ。もうなでしこ（サムライは残念だけど、まだ頑張れ！）と火の鳥の活躍に加えて女子レスリングの活躍（正直、感動してこっちも大泣き。）で、もうひどい寝不足。絶えられなくなって途中で布団に入っても、結果が気になって、なかなか寝付けないじゃないかああああ！！！（うおおおおお。）唯一の救いは夜中がとても涼しく快適なことくらいか。（それでも昼間は相変わらず３２〜３４℃もあるせいで、温度のアゲサゲがきついけどね。）特に気温のアゲサゲがきつかったのが、８月９日の今朝。なんと気温１８℃。（正直、寒い！）それでいて昼間は３４℃。昨夜はあまりに風が冷たかったので、窓も部屋のドアも完全に締め切って寝ました。それでいて昼間は開け放しても暑いので閉めてエアコンかけた。なんだか予想より早く朝夕が冷えるようになっている反面、昼の暑さが長引いて残りそうですねえ。ううむ。

残念なこと：サムライも火の鳥も３位決定戦の相手は韓国になった。サムライは負けちゃった（でも、４位だ！）けど、火の鳥は勝った。やったね。銅メダルおめでとう！翌朝１２日の新聞は火の鳥の記事でいっぱいだ。（うんうん。かわいいなあ。でへへへ。）あれ？なんだ、この記事。サッカーで日本を負かした韓国選手が“竹島は我が国の領土”なんてボードをかかげて問題になっているだと。ううむ。なんて馬鹿なマネを！オリンピックに政治をもちだすとは不快極まりない。（得意そうにしてる選手の顔がすんごくアホに見える。もし、イングランド対アルゼンチンの試合後に勝ったアルゼンチン選手が嬉々として“フォークランド諸島は我が国固有の領土”っていうボードをかかげたらどう思う？ってんだ。もう銅メダルは剥奪だな。うん。）正直、今の大勢の日本人は、韓国ドラマのクオリティーの高さに感心してるし、（ＢＳの民放なんて韓国ドラマがないと成立しないくらいです。）韓国の高校生は、英語はペラペラで日本語と中国語までマスターしている。（受験戦争の激しさもすごいけど。）なんたる勤勉！日本人の中には韓国をかつて併合した経緯からバカにする風潮があったが、どっちがバカだといいたいくらいである。それくらい私は韓国に敬意をはらっていたが、これは減滅だ。韓国の李明博大統領（原発推進派のクソ野郎で、最初は親日派だったが、最近になって人気取りのために反日派になった。）が竹島を訪れた数時間後にサッカーで勝利したわけだが、あてつけがましいというか、感情逆撫でというか、日本人にとっては勘弁ならない屈辱だ。日本人と違って、韓国人は愛国心がかなり強そうだが、（儒教の影響もあるし、徴兵制があって北と戦争中だからねえ。）その愛国心は反日によって構成されているのではあるまいか。（ううむ。）ボードはサポーターのおっさんが用意していたのを、選手が受け取って掲げたということからしても、やはり一般の韓国人にとって、反日は彼らのイデオロギー（闘争的で政治的な先入偏見観念）なのだな。（悲しいことだわい。）オマケに、国民をあおってこんなことをさせているくせに、韓国政府は国際司法裁判所にはゼッタイに提訴しないのだ。（日本は２回も共同提訴をすすめたが、拒否しています。）要は、韓国政府の主張は捏造されたものなので、（ユーチューブに高校生が暴露しています。）“日本の領土である。”と判決が言い渡されることが明白だから提訴できないのだ。（日本政府もマヌケだが、韓国政府もクソッタレだねえ。）それにしても、今回の韓国大統領の竹島訪問に対抗して、今のところ日本はソウルから大使を呼び戻しただけ。（おいおい、それだけかい？！）日本政府の対応はホントまどろっこしいなあ。テレビを見て驚いたが、すでに竹島には韓国の基地ができていて韓国軍が駐留していたのか。（正直、知らんかったわい。これ報道したっけ？）←さあねえ。　なんでこんなことを日本政府は許しておくんだ？まるで北朝鮮の拉致被害者と同じだ。（きっちりと主張して国際世論に訴えるくらいの毅然とした態度を示せよ！）中国と台湾に狙われてるのに、なにもしない政府に代わって都知事が行動をおこした尖閣諸島。（１５日に、またもや香港の活動家が不法上陸したので逮捕したが、たった２日で強制送還した。相手は思惑通りだったので勝ち誇っとるがな。もっと制裁しろよ。）メドベージェフロシア大統領（日露外交を戦後最悪にした張本人。現在、首相になって、またもや北方領土を踏みやがった。完全に日本を馬鹿にしとるわい。）が上陸してロシア領と宣言しやがった北方領土。（このクソ熊野郎！歯舞と色丹を返還する約束を反故にしやがって！）どれもやられっぱなし。まさに腰抜け政府だ。（なんと情けない。）これで火の鳥まで負けていたらと思うとゾッとするわい。（ここでも同じことをやってただろうな。きっと。）まあ、今は応援してた選手達が頑張ってくれたことに感謝し、喜ぼう。（うむ。）夜になって男子レスリングで日本ラストの金メダルがでて、最多メダル達成！これでオリンピックは閉会。ああ、疲れた。これからは、夜は早く寝よう。うん。

なお、１８日の新聞には、韓国に今回も国際司法裁判所に共同提訴するよう勧めたが、またまた拒否されたので、日本が単独で提訴するとのこと。尖閣諸島も北方領土も提訴して大々的に世界に訴えようぜ。事なかれ主義は解決の先送りでしかない。戦争は絶対にダメだけど、国交が多少ギクシャクする程度ならしてもいい。（痛みを恐れては解決への進展はない。）お互いの国が本当に親しくなるためにも越えなくてはならない壁なのだ。まず、“話し合いに応じようとしないのは、自ら負けを宣言したも同然である。”という考えを世界の常識として浸透させよう。うん。

また、２２日の新聞では、日本政府もいろいろと韓国への対抗措置を予定または決定しているとのこと。（うんうん。少しは根性みせろよ。）腰抜け政府が周辺諸国に見下されて、一気に領土問題に火がついた感があるが、それにしても、尖閣諸島に関する中国の反日運動の過熱暴動ぶりは、はっきりいって異常だ！　反日をタテマエにして、貧民がうっぷん晴らしに暴れているというか、やたら暴力的で中国国内を自分達で破壊しているだけである。（なんだかドサクサに紛れて生活物資を略奪するのが真の目的なのでは？と思えるわい。）もし本当に大半の中国人がここまで反日感情を持っているとしたら、これはもう国交を断絶すべきレベルではなかろうか？！（ここまで憎まれているというなら、こちらとて　とても受け入れられるものではないぞ！）日本政府は中国政府に実のトコロを問い詰めるべきだ。（まあ、もし本当に国交断絶したら、中国にも日本にも経済面では双方に打撃ですが、日本にとって中国の代わりになるアジア諸国はいくらでもあります。そう思うと、中国にとって日本を失うダメージの方が大きいかもしれません。うんうん。）尖閣も北方も世界にしっかりと訴えていくべし！（なお、この問題を論ずるのは、ここまでにしておこう。原発反対は山や子孫を守るためにも叫び続ける必要があるが、領土問題は山や子孫を守ることには関係ないからね。漁業だけというか、どちらかというと政治だけの問題かも。）

奥壁ルート整備完了：お盆に３連休をもらったが、１２日はくたびれがひどくて昼寝をむさぼる。１３日午前中３時間で、やり残していた奥壁ルートの道標整備を完了しました。昔の道標がまだ使えるものが結構ありましたので、アクリルペンで上書きしたものも多いです。今回、今まで“最上展望所”としていた鎖場の上の広場を“東壁展望所”に改めました。ＨＰもこの秋に手直ししていきます。（そういや、第３エリアの小屏風のエスケープルートが無くなったのもＨＰを手直ししなくちゃならんかったわい。）さあ、あとはダンガメ稜に３つのフダをつけたら裏銀座も整備完了だ。

初めての白髪染め：１４日、女房と帰省した娘達によって半強制的に白髪を染められた。（６００円で買ってきたものを風呂の前にキャーキャー言いながら髪に塗りたくっただけ。）シャンプーを２回して、マッタク使ったことのないリンスをつけて完成。ほおー！ビンの気になっていた白髪が黒くなって、ジジ臭かったのが若若しくなったわい。でも、皮膚まで黒くなって、シミみたいにどんなに洗っても落ちんがな。（自然に消えるまで２日かかった。）家族は良くなったと喜んでいるが、会社でも消防でもだーれも気づいてはくれない。（まあこんなものか。）

おかえり、はやぶさ：女房がＤＶＤをレンタルしてきたので、１８日、見ました。ううむ。分かりやすくしてあるけど、やっぱこれは子供向けだなあ。（予告から推測した通りだった。）はやぶさ映画は、バックトゥジアース、はやぶさＨＡＹＡＢＵＳＡ、遥かなる帰還、おかえりはやぶさの４作品があるが、（３つまではプラネタリウムと映画館で見て、さらにレンタルＤＶＤで４つとも見ました。我ながら好きだなあ。ホント！）どれか１つだけを見るとしたら、私のおすすめは、はやぶさＨＡＹＡＢＵＳＡですね。でも、バックトゥジアースも捨てがたいし、遥かなる帰還もＤＶＤで見直したら、ジワ〜っと好きになったんですよね。（ということは、おかえり、はやぶさは、４つの中では４番目かい。）←でも、悪くはないですよ。うん。はやぶさに興味のない人が見るには“入門の映画”といえます。（まあ、はやぶさに興味のない人はどれも見ようとしないかもしれないけど。）ううむ。

２０３０年原発をゼロに：これが、意見公募（パブリックコメント）で９０％になったとのこと。この意見が国民の意思であり、尊重されなくてはならない。日本もまだまだ捨てたもんじゃないね。うん。ところが、２２日に、官邸でデモの市民団体代表とドジョウが面会したが、予想どおりというか、原発ゼロの要求をまったく受け止めようとせず、マッタクする気もない脱原発依存のタテマエを唱えて、わずか３０分で終了となった。もう、ガス抜きのための単なるパフォーマンスだとバレバレである。オマケにこの後すぐに日本商工会議所の岡村正会頭と面会し、原発再稼動の要請も受けているのだ。（どうせ、“おい、ちゃんと作戦通りに平行線で時間切れにしたな？同調するようなことは言うんじゃないぞ！”の確認とクギ刺しに来たのだろうね。）ホントに経済界の操り人形だな。原発ゼロ実現には、まずこんな政治家をさっさと降ろさないことには、なにをしようがマッタク無意味なのである。（さっさと解散して選挙しようぜ。）←２４日の新聞で、解散選挙は１１月になるとのこと。（遅え！なにが“近いうちに”だ。ばかやろー！）なお、もうじき９月になるけど、ドジョウと同様にパフォーマンスで原発再稼動反対を唱えてる龍馬気取りが、停止する予定のない大飯原発に、どんなパフォーマンスをするのか、ある意味ちょっと楽しみです。（当然、期待なんかしてませんよ。うん。）原発ゼロ運動は、財界との決別ができる政治家を選出することで、政治とカネの問題の解決にも役立ちそうです。でも、財界はネチッこく誘惑や脅しをしてくるでしょうから、民意に誠実な政治家がそのままでいるのは、大変かもしれません。対応策として、ブログなどで、たえず“今日は経団連からこんなことをいわれました！”と情報公開するようにしていれば、相手も脅しなどできないでしょう。要は民意によって自分が当選したということを忘れずに、自分には国民の強力な応援があるわけだから、なにかあるごとに世論に訴えていけばよいのです。そうすれば、自分を汚さずに済み、国民を失望させないで済みます。

なお、２９日の新聞によると、エネ政策の政府の専門家会合は、国民の過半が（ちがう！ほとんどがだろ。）脱原発依存を望んでいるが、実現性や時期の明示は困難であるなんてぬかしやがったとのこと。いったいなんのための専門家会合なんだ？！なんのためにこれまであちこちで意見聴取会など開いたんだ？！大多数に支持されたからには、２０３０年には、なにがなんでも原発ゼロにしなくてはならない。と言うのがスジだろが！（まったく、どいつもこいつも経済界の操り人形ばかりだな。）オマケに、消滅予定のクソ保安院が、原発直下に地盤をずらす断層があっても、原発の運転継続の可能性を残す新たな安全評価基準を導入しようとしているとのこと。おい、いいかげんにしろ！ってんだ。クソ野朗ども。こんなのどう見ても安全規制の抜け道づくりなのは明白じゃがな。こんなもん許す馬鹿はおらんて。国民を馬鹿にするにもほどがあるわい。（まったく、どこまでもアホなことを。）

ちなみに、瀬戸大橋からよく見えているコスモ石油の坂出製油所が、来年７月に閉鎖になるとの記事があった。その理由は、石油需要の低迷とのこと。なになに。燃料油の需要は９９年には２億５千万キロリットルだったのが、１１年には２億キロリットルになったとある。エコカーの普及などで、１２年間で２０％も減ったのか。ううむ、ここにもエネルギー革命が現れているねえ。ＣＯ２削減を真に受けている人でも、こんなにも燃やさなくなったんなら、しばらくは原発分を火力発電でしのいでもいいんじゃないの？と思うんじゃないかなあ。ううむ。

やっぱり原発再稼動は不要だった：朝日新聞２０日の記事。家庭や企業の節電が成果をあげている。いつもより暑い（？）夏になったが、関西や九州などで準備した「計画停電」は一度もなく、全国の電力には余裕がある。このまま節電を続ければ、原発を動かさなくても夏を乗り切れた可能性がある。（ほら、やっぱりね。）電気事業連合会が７月の販売電力量を２０日にまとめたところ、全国１０電力のうち東北電力を除く９電力で昨年７月より減った。このうち家庭向け中心の「電灯」は、電力不足のおそれがあった関西電力で昨年７月より１６．９％減った。（なんか関西ではエネファームが売れに売れたらしいですね。ヤギ畜生がバカなことばかり言うから、皆が脱関電依存しようとしてるみたいですね。うん。）節電目標がない東京電力でも１４．５％減り、（東電も関電も正直、そんなに節電しないでよ。収益減が深刻なんだよ。って言いたいでしょうね。）全国の家庭で節電が広がった。

そして、９月１日のニュース。関電管内でこの夏（７〜８月）の最大電力需要となった８月３日は、大飯原発３、４号機（福井県おおい町）が再稼働していなくても、他の電力会社から融通すれば十分に供給できたことが、共同通信の分析で３１日、分かった。政府と関電は「再稼働しないと大幅な電力不足になる」として再稼働させたが、当初から政府の需給見通しを疑問視する声は強かった。再稼働は必要ないと反対する声が多い中、「私の責任で判断した」と強調した野田佳彦首相への批判も高まりそうだ。（まったくだ。さっさとドジョウを降ろせ！）関電によると、最大需要は８月３日の２６８２万キロワット。この日の供給力は、大飯原発３、４号機の計２３７万キロワットを含む計２９９１万キロワットだった。供給が需要を３０９万キロワット上回っていたが、関電は「大飯原発がなければ、火力発電所のトラブルや気温の急な上昇があった場合に需給が非常に厳しくなっただろう。不測の事態が重なることもあり、安定供給のために再稼働は必要不可欠だった」とする。だが周波数が関電と同じ６０ヘルツで電力を融通しやすい中部電力以西の電力５社への取材で、この日の供給余力が計約６７０万キロワットあったことが判明。２基が稼働していなくても、供給力に問題ない状況だった。関電も需給が安定しているとして３８万キロワットの火力発電所を止めていた。（アホか。どうせ止めるんなら、原発にせんかい！）供給力は、当日の火力や水力などに加え、前日までに余剰電力でどれだけ揚水発電用の水をくみ上げておけるかにも左右される。このため関電は、原発再稼働が揚水発電を増やす効果もあったとするが、８月３日以前の需給データを見ると、５社には関電の揚水発電分を十分カバーできる供給余力があった。

大飯原発止めて需給検証を：東北大の明日香壽川（あすか・じゅせん）教授（環境エネルギー政策）の話　原発の再稼働は、電力不足ではなく、動かさないと電力会社が経営上困るという問題だったとはっきりした。政府の需給見通しのどこがおかしかったのか、検証が必要だ。再稼働は、原子力規制委員会が発足せず安全基準も中途半端なまま見切り発車した。原発なしで夏を乗り切ると困るので取りあえず動かしたのではないか。いったん大飯原発を止め、統一的な基準を作るべきだ。原発がないと経済が崩壊し、産業が空洞化するとの（お決まりのウソ）意見も出るが、そんなことにはならないというのが多くの研究者の見方だ。

経済界の反発がおかしい：経済界からの原発ゼロに対する反発が異常だ。ウソが見え見えの毎度お決まりのセリフ“エネルギー不足と電気料金上昇で企業が海外に逃げ出し、産業が空洞化する。”なんちゃって。（まあだ　こんなこと言ってんのか？アホじゃね？）国民から非難され、ヒンシュクをかってまで、このウソを守ろうとする政府。（ううむ。）だが、枝野経済産業相は、“原発ゼロは実現可能で、うまくやれば、むしろ経済にプラスになる。”といっている。いやあ、その通りなんだよね。絶対に経済にもプラスになるって。なんで経済界はウソまでついて反対するんだ？　その理由として、気になることが２つあります。１つは、使用済み核燃料の最終処分です。これがとんでもない費用がかかる。（それに、そもそも処分する場所がない。）税金でこの費用（約２０兆円？）をまかなうとしたら、国民一人につき２０万円くらい集めなくてはなりません。（おいおい。５人家族なら一世帯で１００万も払うのかよ。これじゃあ、もの凄い節約をしなくちゃならんから、消費は落ち込んで経済もしぼんでしまうわな。つうか、１００万も捻出できんて。うん。）これをできるだけ先送りにしていたのですが、全原発が廃止になったら、やらなくてはならなくなる。（ううむ。）２つめは、政治がらみで、戦略的に“核”を保有していれば、政治的な国交と経済的な貿易で優位に立てるからということです。（韓国がヒンシュクをかっても原発推進してるのはそのためかもね。）平和利用といっても核は核。（おまけにプルトニウムは腐るほど（４３ｔも。）保有しています。）なんだか、被曝国の日本が核を盾にして国交・貿易してるなんて信じたくないけど、こう考えると、つながっちゃうんですよね。こういう場合は・・・（まさか。うううう。）そういや、宇宙開発の“平和目的に限る”を取り消そうとしてるのも、はやぶさの実績を盾にして、“おらおらあ。ウチがその気になりゃ、オタク等なんて丸見えで簡単に暗殺できるんだぞ。”って脅して政治的かつ経済的に優位に立ちたいからなんですねえ。（なんて卑怯でバカなことを！）はやぶさ２が爆弾を小惑星に投下する計画なのも、それをドジョウが後押ししてるのも、うなずけますねえ。（あああ、つながっちゃたあ。最悪。）やれやれ。

謎のバイパス：８月２１日、朝５時半に偶然目が覚めたら、曇って風が涼しかったので、思い切って朝６時から裏銀座のやり残しを片付けにいく。白岩様の南端を黄ラッカーをつけながら登攀し、東平尾根を清掃整備。Ｍ２フダをつけてダンガメ稜（今回、フランケ入口にもフダをつけました。）を下山し、帰宅したのは昼１２時半。日中３１℃になったが、よくまあ６時間以上も山作業できたものだ。まさに雲と風のおかげ。ラストのダンガメ岩とその上の岩場で黄ラッカーが切れたので、またこの部分だけ黄ラッカーをつけに来ないといけないが、それができたら裏銀座の整備も完了だ。なお、今回、驚く発見がありました。白岩様の磐座の奥から竹薮にむかって降りていく道（ここの磐座を設置工事するための林道の跡だと思われます。）があったのですが、かつては行き止まりで、竹薮がクライマーのトイレとなっておりました。ところが、なんだか踏み跡がしっかりしてるので、辿ってみると、なんと斜めに山腹をトラバース下降して１１０ｍスラブの横に出ました。そういえば、ここにいたクライマーが、すぐに白岩様に移動していたのを見てヘンだなあと思ったことがありました。コースサインも道標もないし、どうやらこれはクライマーだけが知ってるルートのようです。（地面の彫れ具合からみて、かつてかなり歩かれていた古道を復活させたもののようにも思えます。でも、この道はクライマーか地元地区の人しか知らなかったはず。土嚢や鉄杭なんかも使って階段まで作ってあるので、これを作ったのは、もしかして地元の有志かもしれないなあ。区長さんにでも訊いてみるかなあ。ううむ。）

裏銀座整備完了しました：２４日の朝、親父の手伝いを済ませて、なんとか１時間かけて、前回やり残したダンガメ稜の黄ラッカーをつけました。これで裏銀座も整備完了です。（やれやれ。やっとできたわい。どうもお待たせしました。）

それはさておき、じつは、気になったことがあります。先日のクライマーズバイパスが磐座から１１０ｍスラブだけじゃなくて、もう１本、チンネにもあるのでは？という考えがひらめいたのです。（そういえば、チンネにいたクライマーがえらく早く白岩様に移動していたので、えらいスピードで縦走路をまわったものだと感心してたんですよ。）確認にいきたかったが、手伝いでバテバテだったので、これはまた今度にします。チンネ・スラブは案内板やミニ梯子だけでなく、白岩様へのバイパスまでできていたというのか？　ううむ。

と、いう訳で、午後出勤の２８日の午前中に１時間半かけて調査しました。風が涼しく雲で日差しがやわらいでいたせいか、鷲ノ巣ルートや北側の岩壁が綺麗に見えて開放感もあって最高の日でした。（なんだか、どのルートでも登れそうに思えました。）よく見たらホコラの屋根も修理されて手作り感のあるものになっていました。（やっぱ地元の方がされたのかも。）でも、結局　磐座からチンネへのバイパスはありませんでした。やっぱスラブを１００ｍ下って、磐座にトラバースしていたんですね。

でも、今になって、もしかして、白岩頂上とチンネにバイパスがあるのでは？という考えがひらめきました。（もう、またかよ。）さてさて、どうしたものかなあ。ううむ。仕方ない。また今度調査するべえ。はあああ。

残暑：太平洋高気圧がしぶとくて、なかなか残暑が長引いている。（くそう、さっさと涼しくなるという予想が外れたわい。韓国や中国の原発も止めないと昔みたいにはならんということか。ううむ。）でも、台風接近並みに（おかしいくらいに）風がよく吹いてくれるので、助かっています。３ｍの風で体感温度が３℃下がるから、（実際の気温は下がりませんが、）３２℃でも２９℃に感じる。そのおかげでこの夏は８月でも結構何回も山作業ができました。（なんだか、本来、風が無ければ猛暑になるはずだったのを、神様が風をふかせて猛暑にならなくしてくれたようにも思えます。）それに、この夏、和気が３５℃以上の猛暑日になったのはほんの２、３日しかなかったと思う。そういや、東京も猛暑日があまり無かったですね。なぜか大阪だけは猛暑日が多かったみたいだけど。もしかして、猛暑日も、雨と同じで、スポット的なのかも。（雨に関しては、和気ではひどい日照りなのに、同県内の高梁で大雨洪水警報が出たことが何度もあった。なんともすごいスポットぶり。）ニュースでは、一昨年の猛暑の記録を抜いた場所もあったというが、それにしては、おかしいくらい全国的には節電されていますからねえ。（たしかに。スポット的に猛暑になったというのが正解かも。だって、一昨年以上の暑さを記録しながら、涼しかった去年よりクーラーの使用が低いわけねえがな。うん。）スポット的に異常な記録があると、全体では暑かったのか涼しかったのか、わかりづらくなります。（温暖化を語るにはこのことを理解できていないとダメでしょうね。うん。）なお、この残暑は９月前半まで続くらしいが、１０月は一気に寒くなるとのこと。（だったら一昨年ほどひどくはないがな。うん。）最近では、昼間でも日陰は涼しくなったけど、日差しだけはまだまだやたらキツイです。（この日差しのキツサがなんか異常に感じるなあ。）まあ、太陽活動もスポット的な異常があるからとすれば、納得できますけどね。

南海トラフ巨大地震：南海トラフとは、太平洋の海底にあるフィリピン海プレートの上に西日本の陸地のあるユーラシアプレートが重なったスジ状の長〜い海底盆地のことで、ここでのプレートの移動運動で起こる津波を伴う巨大地震が、東海（静岡）・東南海（愛知、三重）・南海（和歌山、徳島、高知）地震です。（ちなみに東日本震災は東日本のある北米プレートと太平洋プレートの重なった日本海溝の周囲で起きた地震です。）３０日、この被害で死者が３２万人になるかもなんて報道があった。（うへえええええ。）特に高知と静岡の津波がひどいことになりそうだ。（３０ｍ超？！１０階建てのビルが飲み込まれる規模だ。もし自分がここに住んでいたらどうする？ううう。）なんか、防災担当相は発生確率は極めて低いなんてテキトーなことを言ってるが、ホントの所はどうなんだ？もし、ほんとに巨大地震が発生するとしたら、いったいいつ発生するんだ？ううむ。地震も自然現象なので、同じ様なことが繰り返されているはず。過去の地震を調べたら、予測できるかも。うん。

で、M8以上または死者1000人以上のものに限定して挙げたＨＰがあったので引用してみました。

なお、詳細が解明できていなくて、事実と異なる部分もあることをご了承ください。（たとえば、恐竜は、最初はトカゲの先祖だと言われてたが、いまでは鳥の先祖と言われてるようなものです。）

 

1世紀　高知県土佐市で高知大学が超大型津波痕跡を発見。M9級の東南海地震によるものと推定。（日本にはまだ文字がなかった時代につき、文献がなくて詳細は調査研究中です。）

ぐっと時代がとんで、（この空白な部分も、きっと大津波の痕跡が今後発見されていくでしょうね。）

684年11月29日 白鳳地震（南海地震）M8.0〜8.3、死者多数。土佐で大きな津波被害。ほぼ同時期に東南海・東海地震も発生。（これを１回目のセットとしましょうか。）

１８５年後、

869年7月9日 三陸で貞観地震（連動型地震で、東日本大震災と同じ東日本タイプです。） - M8.3〜8.6、津波の被害で死者約1,000人。【当時の日本の人口：600万人〜700万人】

（ちなみに、福島原発の津波への備えについて、この貞観地震が繰り返し発生しているように書かれていた政府地震調査委員会の報告書を、東京電力が、２度と来ないような表現に変えるよう委員会に要請したのが、３．１１大震災の８日前だったんですよ。千年に一回の大津波と言われていたが、記録や痕跡が発見されていなかっただけで、他にも１６１１年と１７９３年と１８９６年と１９３３年にもあったんですよ。←最短で３７年の間隔！！ちなみに３．１１東日本大震災は７８年の間隔で来ました。なにが千年に１度だい！！！）

その１８年後（１回目から２０３年後）、

887年8月26日 仁和地震（南海地震） - M8.0〜8.5、京都   ・摂津で死者多数。津波あり。ほぼ同時期に東南海・東海地震も発生。（これで２回目のセットですね。）

２０９年後、

1096年12月17日 永長地震（東海・東南海地震）- M8.0〜8.5、死者1万人以上。伊勢・駿河で津波による大きな被害。その３年後の1099年2月22日 康和地震（南海地震）- M 8.0〜8.5、死者数万。土佐で津波により大きな被害。【当時の日本の人口：575万人〜700万人】（これで、３回目のセットです。）

約１０４年後、

1200年頃 地質調査によれば南海・東南海・東海地震が同時期に発生。（これで、４回目のセットです。）

 

1293年5月27日 鎌倉大地震 -M7.1、死者2万3,000人あまり、余震多発。【当時の日本の人口：700万人〜975万人】（うへえ。日本人の約４００人に一人が死んだのか。）

４回目のセットから約１６０年後、

1360年11月21日・22日 紀伊・摂津地震（東南海地震） - M7.5〜8.0、死者多数。津波あり。その翌年の1361年8月3日 正平・康安地震（南海地震）- M8.0〜8.5、死者多数。摂津・阿波・土佐で津波により大きな被害。（東海地震がぬけてるけど、５回目のセットです。）

１３８年後、

1498年9月20日 明応地震（東南海・東海地震） - M8.2〜8.4、死者3万〜4万人以上。伊勢・駿河で津波により大きな被害、浜名湖が海と繋がる。ほぼ同時期に南海地震も発生。【当時の日本の人口：800万人〜1700万人】（これで、６回目のセットです。）

 

1586年1月18日 天正大地震 - M7.8〜8.1、死者多数。

1596年9月5日 慶長伏見地震（慶長伏見大地震） - M7.0〜7.1、京都や堺で死者合計1,000人以上。

17世紀前半　千島海溝南部（十勝沖から根室沖まで）を震源とするM 8.6クラスの地震が発生したと推定。

６回目のセットから１０７年後、

1605年2月3日 慶長地震（東海・南海・東南海連動型地震）- M 7.9〜8、関東から九州までの太平洋岸に津波、死者1万〜2万人。【当時の日本の人口：1200万人〜2200万人】（これで、７回目のセットです。）

６年後、

1611年9月27日 会津地震 - M 6.9、死者3,700人。

同1611年12月2日 慶長三陸地震（東日本大震災と同じ東日本タイプです。）- M 8.1、死者約2,000〜5,000人。津波（２０〜２５ｍ）あり。（８９６年以来ではなくて、未発見なだけでしょう。）

 

1662年6月16日 近江・山城地震 - M7.4〜7.8、死者数千人。

1666年2月1日 越後高田地震 - M6.4、死者1,400〜1,500人。

1703年12月31日 元禄地震（元禄関東地震） - M8.1、死者5,200人（20万人とも）。関東南部に津波。【当時の日本の人口：2800万人】

７回目のセットから１０２年後、

1707年10月28日 宝永地震（東海・南海・東南海連動型地震） - M8.4〜8.7、死者2,800〜2万人以上。49日後に富士山の宝永大噴火。（これで、８回目のセットです。）

 

1741年8月28日 北海道西南沖の大島で火山性地震 - M 6.9、死者2,033人。大津波発生。

1751年5月21日 越後・越中地震 - M 7.0〜7.4、死者1,541人。高田で火災など。

1766年3月8日 津軽地震 - M 6.9、弘前城損壊など。死者約1,500人。

1771年4月24日 八重山地震（明和の大津波） - M 7.4〜8.0、死者約12,000人。最大波高85m。（メチャクチャ高いぞ。本当？！）

1792年5月21日 島原半島で土砂崩れによる大津波（島原大変肥後迷惑） - M 6.4、死者約15,000人。

東日本タイプから１８２年後、

1793年2月17日 三陸沖で寛政地震（連動型地震で、東日本震災と同じ東日本タイプです。） - M 8.0〜8.4、死者100人程度。津波あり。

1828年12月18日 越後三条地震 - M 6.9、死者1,681人。

1843年4月25日 十勝沖地震 - M 8.0、死者46人。厚岸に津波。

1847年5月8日 善光寺地震 - M 7.4。山崩れと洪水、死者約1万〜1万3,000人。

1854年7月9日 伊賀上野地震（伊賀・伊勢・大和地震） - M 7.6、死者約1,800人。

８回目のセットから１４７年後、

1854年12月23日 安政東海地震（東海・東南海地震） - M8.4、死者2,000〜3,000人。房総半島から四国に津波。同年12月24日 安政南海地震 - M8.4、死者1,000〜3,000人。紀伊・土佐に津波で大きな被害。（これで、９回目のセットです。）

 

1855年11月11日 安政江戸地震 - M6.9、死者4,700〜1万1,000人。

1891年10月28日 濃尾地震 - M 8.0、死者・行方不明者7,273人

東日本タイプから１０３年後、

1896年6月15日 明治三陸地震（連動型地震で、東日本震災と同じ東日本タイプです。） - M8.2〜8.5、死者・行方不明者2万1,959人。【当時の日本の人口：4200万人】大津波発生（３８ｍ）。

1923年9月1日 大正関東地震（関東大震災） - M7.9、死者・行方不明者10万5,385人【当時の日本の人口：5600万人】

東日本タイプから、たった３７年後でまた、

1933年3月3日 昭和三陸地震（連動型地震で、東日本震災と同じです。）- M 8.1、大津波発生（２９ｍ）、死者・行方不明者3,064人。←前回よりかなり少ない。（津波の記憶があるから、皆すばやく逃げたんですね。）

その１１年後（９回目のセットから９０年後）、

1944年12月7日 昭和東南海地震・東海地震- 三重県沖、M7.9、死者・行方不明者1,223人、伊豆から紀伊で津波。

翌年の1945年1月13日 三河地震（これは前年の余震ですね。） - M 6.8、死者・行方不明者2,306人、津波あり。

さらに翌年（東日本震災から１３年後）の1946年12月21日 昭和南海地震 - 和歌山県沖〜四国沖、M8.0、死者・行方不明者1,443人、房総から九州で津波。（いよいよ、１０回目のセットです。）

 

1948年6月28日 福井地震 - M 7.1、死者・行方不明者3,769人。

1952年3月4日 十勝沖地震 - M 8.2、死者・行方不明者33人。北海道から東北に津波。

1995年1月17日 兵庫県南部地震（阪神大震災） - M7.3、死者・行方不明者6,437人。

2003年9月26日 十勝沖地震 - M8.0、北海道で最大震度 6弱、死者2人。

東日本タイプから７８年後、

2011年3月11日 東日本大震災　- Mw 9.0（M 8.4)、死者・行方不明者2万人以上。北海道から関東地方にかけて太平洋沿岸部への大津波で甚大な被害。

なお、１０回目のセットから９０年後といえば、２０３４年。（東日本大震災から１１年後なら、２０２２年か・・・・）

 

（これらを見ると、過去の地震では、やはり津波が非常に大きな被害をもたらしているケースが多いことが分かります。最大波高85mというケースもあります。人口700万人程度の時代に数万人の犠牲者が出ている時代もあります。どれほどの甚大な被害をもたらしていたのか想像を絶します。地震と大津波による大災害は、日本の歴史上では、日常茶飯事だったのですね。）

さて、もうお分かりでしょう。

東日本大震災と同様（もしくはそれ以上）の巨大地震災害が、西日本では（確認されたものだけで）約１００年から２００年くらいの間隔（最近では９０年の間隔）で１０回以上も発生しており、東南海と南海は、いつも同時期（同年から３年くらい。）に発生して大震災になるのが確実である。

しかも、最近では、東日本震災があったら、１１年後に発生している。

とにかく、発生確率は１００％です。（きっと来る。きっと来るー。）なんでこんな明確なことがちゃんと通達されないんだ？（パニックを避けるためか？）でも、あと１０〜２０年くらい時間があるならなんでも対処できるぞ。良かれと思ったことはどんどんやるべし！まあ、もし、私が高知や静岡に住んでいたら、これからすぐにでも、海抜４０ｍ以上の高台に丈夫そうなアパートを借りて引越しますね。うん。（思い過ごしであるならそれで結構なことだが、これを真に受けたおかげで助かる人がいたら幸いです。金銭的かつ家庭の諸事情で問題がなく引越し可能なら、真に受けた方がいいですよ。うん。）

なんて書いてたら、３１日夜にフィリピンで地震。日本にも５０センチの津波が来る。南海トラフはフィリピン海プレートの端っこ。これは予兆かも。（おおおおお。）

津波について気になったこと：津波は背が立たない状態になったら、生存率は限りなくゼロになるそうです。たった２ｍの津波でも飲まれたら確実に死なんです。さらに、たとえ５０センチでも水流に足をすくわれて大人でもアッサリ流されるので、足が立っても水の中を渡ろうとしないでください。（増水した沢を腰まで漬かって渡渉するのはホントに危険で怖いので、経験した人なら分かると思います。）そしてなによりも、大きくて長い地震があったら、家族の安否確認や情報収集よりも先に、まず高台に避難してください。まわりに誰も逃げようとしてる人がいなくても、恐怖の現実を受け入れたくなくて迷っているだけなので、自分だけでも率先して逃げてください。（そう、恥ずかしがらないことです。）高台についてから携帯などで情報収集したり、家族と連絡をとるように。（家族にはあらかじめ全員がこうすることを打ち合わせておくべきです。）そして、非情かもしれませんが、心配だからといって引き返さないでください。どうせ手遅れで、犠牲者が増えるだけです。いいですね。

火事の対策：大地震による家屋の倒壊で火事になった場合、まず数キロ先の消防署からは誰も来てくれません。たとえ道路事情になんの問題がなくても、消防署に　より近い場所での火事で手がいっぱいだからです。水道管の破損をまぬがれて消化栓からの放水ができれば、一般区民でも消火できますので、消火栓の使い方を習っておくといいでしょう。でも、現実的には消火活動は危険なので、基本的に同時多発火災では地元の消防団だけが頼りです。消防団は地元の地理に詳しく、車が通れなくても可搬できるポンプを持っているので、池や川から吸い上げて放水できます。ただ、以前にボヤいていたように、幽霊団員ばかりで、機能しない所もあるみたいです。いっそのこと、法改正でもして、徴兵制ならぬ徴団員制をしいて、２０歳から３０歳の男子は全員消防団員として水出し操法の訓練を受けることを義務化するのがベストです。（あと、心肺蘇生の講習会と同様に、一般向けに消火栓の使い方の講習会もやるといいでしょうね。うん。）なんと言っても“災害大国”日本ですからね。巨大地震が来ることが確実なんだから、それまでに消防団の徴団員制を大至急実現させておいた方がいいでしょう。うん。

今になって思うこと：地震について調べごとをしていて勘違いもあったりしてヘトヘトです。データがたった１０個で、未知なものや不確定なものがあり、統計をとっても頻度や規模がバラついているので、確実な予測は無理です。（地震の予測はやっぱ難しいですね。ああ、クタクタ。頭がぼーっとしてる。）しかし、私の最終予想としては、２２年後の２０３４年あたりに南海トラフ巨大地震が来るという気がします。（その頃には、私もＮさんをはじめとした今の腕っきき連中も消防団を引退してますね。できれば、私達が元気な内にこいつがきて、対処してやりたかったのですが、しょうがないですね。）ただ、こんなことを言ってはいけないかもしれませんが、先に東日本に震災が来たのは不幸中の幸いだったと思います。それによって福島原発事故が起きたが、チェルノブイリ並みの放射能漏れの大半は海に流れ、国土としては福島の一部を失っただけで済んだし、とんでもないくらいの大被害の割には日本の産業や経済が壊滅せずにすんだ。もしこれが、先に西日本に来ていたらどうだったか？　浜岡原発で事故がおこっていれば、東京は放射能をまともにかぶって壊滅だったし、さらに伊方原発までも事故発生なら、瀬戸内から京阪神まで壊滅していただろう。もしかして死者も本当に３２万人になったかも。３．１１は日本の手足を大怪我した感じだったが、こっちだったら、頭と腹部に大怪我をした感じになり、国家としては致命的だ。３．１１の教訓のおかげで、今現在も地震・津波対策が進んでいるし、脱原発も進んでいくだろう。もしかして、神様が“毎度起こしている南海トラフ地震を、原発だらけの今の日本に起こしたら、一発でこの国がオシマイになる。日本人にどうすればいいか、考える時間を与えてやろう。”といって、東日本震災を先に起こして、生き延びた人間が、その辛い経験を活かすことで、もっと大きな災害を乗り越えられるようにしてくれたんじゃないかなあなんて。しかも、３．１１から何年後にどういう風に来るという予測もできるようにしてくれたんじゃないかなあなんて。

またもや大嘘！：９月５日、再生エネ投資「５０兆円」政府、原発ゼロへ課題議論という記事が。その内容というのが・・・　将来の原発依存度をめぐり、政府は４日午前、関係閣僚らによるエネルギー・環境会議（議長・古川元久国家戦略担当相）を開いた。会議では、２０３０年に原発をゼロにした場合、太陽光などの再生可能エネルギーの発電量を現在の１０６０億キロワット時から３５００億キロワット時に増やさなければならず、送電網の整備なども含めると総額５０兆円（原発の後始末費用の2倍以上にするためにこんな金額を言ってるが、どうすりゃこんなにかかるの？ネジ一個が１万円かい？）の投資が必要だとする経済産業省の試算が報告された。――なんちゃって。もうどこまでお馬鹿なウソをつけば気が済むんだ？（国民を脅してるつもりかい？）もうイチイチ反論するのも面倒になったので、検索で引っかかった“こばさん”のＨＰより抜粋します。―――シレっと「２０３０年に原発をゼロにした場合太陽光などの再生可能エネルギーの発電量を現在の１０６０億キロワット時から３５００億キロワット時に、増やさなければならず」などと書いているけれど、経産省は本当にアホしかいないのか？国民は官僚以上に白痴だから大丈夫ってタカをくくってるのか？？今年の夏は関西電力が火力発電所230万kW分を止めて大飯原発230万kWを稼働させましたが、日本の大部分の地域は「脱原発」で夏を乗り切りました。再生可能エネルギーも「現在の１０６０億kWh」のままです。原発が動いてなくても、50兆円もの投資することなく、戦後３番目という記録的な猛暑（そうだったの？へえええ。これまた、うそっぽー。ちなみに今年の猛暑日は一昨年の半分以下なんですけどね。）を乗り越えました。来年も同じように電気を賄えばいいじゃないですか？　政府は「2030年の原発比率」に拘っていますが、もう既に原発比率は限りなくゼロなのです。原発を止めると原始時代に戻ると公言した偉い人がいましたが、原始時代に戻ってますか？脱原発って言うと難しいことに聞こえてしまいますが、全国にある56基中の54基が停止していますので、もう既に脱原発の進捗率は96％に達しています。あと僅かで100％、未だに「原発が止まれば原始時代・・・」って念仏唱えてる方が近くにおられたら教えてあげてください。大飯原発を稼働させるタイミングで止めた火力を再稼働させて、大飯原発を止めれば、脱原発が完了です。今月末にも完全脱原発が達成できちゃいます。何を使って電気を作るかなんて、わざわざ政府が介入して音頭を取る必要ないでしょ？発電などというものは電気を作るための手段であって目的じゃないはずですが、経産省の中には「発電が目的」の人が大勢おられるようで・・・もう恥の上塗りはやめましょうよ？官僚さん！　未来の歴史書に汚名が刻まれてますよ。―――いやあ。まさにその通りですねえ。うんうん。おっと、なんだこの記事？おお！５０じゃなくて１５０億円なんて言ってる記事もありますねえ。（ウソがあまりにヒド過ぎて、もう笑っちゃうわい。わははは。）なになに・・・上記以外にも省エネルギーのために住宅断熱の義務化や９割以上の世帯への燃料電池導入などに、１００兆円の投資が必要だって？　おお、いいねえ。ぜひ我が家の断熱工事をやってくれい。燃料電池もつけてくれい。って、これを政府が全額見てくれるってことなんだろ？えっ違うの？自己負担！？じゃ、いーらない。はい、オシマイ。こんな個人の自由意思で掛かる費用は計上するもんじゃないだろ。そもそも、省エネなんて個人がいかに安く切り盛りするかの自由であって義務でするもんじゃないし、断熱だけじゃなくていろんな方法が無限にあるから、費用の試算なんてできる訳ねえがな。１００兆円なんて、あからさまに根拠のないどんぶり勘定なのがモロバレじゃわい。（馬鹿まるだし！わーははははは。ああ、腹がいてえよ！）おまけに、電気代を含む光熱費が最大で月３万２２４３円となり、１０年実績の１万６９００円の約２倍に上昇するだって？　ばーか。電気代なんてそのうちタダになるよ。（えー！！マジ？）ソーラーパネルや家庭用蓄電池はその内マイカーみたいに各家庭にあるのがアタリマエの生活必需品（車より安くて長持ち）になりますよ。うん。ソーラーパネルと蓄電池の普及で皆が個人的に発電と畜電をするようになれば、お互いに電気を融通できるようになって、“おう。充電したいんか？今ウチの電気は余っとるから、どうぞ充電していけや。ええよ。ほっときゃ、また勝手に溜まるから。”と、なります。また、融通が利かない場合に備えて電力会社と契約しても、（自由化と発送電分離によって新規ライバル社ができるので、）電力会社も他社との競合で安売り合戦をせずにはいられなくなり、“親方日の丸”のＪＡＬがつぶれた様に、カネ食い虫でやっかいな原発をかかえた “国におんぶにだっこ”の電力会社は真っ先に破綻します。（これを恐れてのウソ三昧なんだね。うん。）新規の電力会社も、（“もう通話代はいらない。情報サービスで収益をとる。”という携帯会社と同様に、）“電気代なんていくら使おうと無料！基本料（月９８０円）だけで十分です。（えー！？）だって、ソーラーパネルなどの設備は一度設置完了したら、燃料代はゼロ。維持費や人件費もほとんどかからないもんね。るんるん。”となるんですよ。（なーるほど。）ソーラーパネルも技術がすすみ、大量生産による価格競争で安くてよりいいものになりますよ。その内、簡単に交換できる設置方法になって、ホームセンターで５枚１９８０円。（バーベキューコンロの金網と同じかい。）オマケに６０年間交換不要！なんてね。（まるで６０日１本の蚊とり器のカートリッジじゃがな。）家庭用畜電池にもなる電気自動車なんかも、いつでもどこでもタダで充電させてもらえて、一気に普及し、高速道路も無料開放で、トラックも電気化すれば、流通革命もおきますね。自動車業界も開発競争で活発になって経済も活性化しますよ。（まさに素晴らしい未来だ。うんうん。）もし、私が総理大臣だったら、そんな日本を実現させるために、どんな問題があろうと、必死になってやるがなあ。“やる気のある者は、やれる方法を考える。やる気のない者は、できない理由を言う。”って言いますよ。今の政府はウソをついてまで出来ない理由を言っている。ドジョウがいかに愚かか？皆さんもよーくわかったでしょう。

おっと、そういえば９月じゃないか：地震や原発のことでうっかりしてたわい。ううむ。どうしよう。また今回も松茸閉鎖はお彼岸にして、それからトップも更新するかねえ。うんうん。９月中に、HPで変更になった部分を訂正して、整備計画を練ろう。ちなみに、山の学校そばの“鎖場練習場”を復活させて、ダンガメ稜のボルダーにフダをつけて、田中さんに紹介のHPを作ってもらおうかしら。（もしかして懲りちゃって来てくれんかも。）クライマーバイパス（白岩様磐座と１１０ｍスラブをラクチンに移動できます。）も道標を設置してみようかな。さらに裏銀座コースをこっちに変えるかなあ。ううむ。（おお、考えることがいっぱいあるなあ。）１０月には地主の特権で第6エリアの道標整備をし、１１月には檀家の特権で第7エリアの道標整備をする予定です。また、それに先だって、黄テープや黄ラッカーやアクリルペンやフダ板も買ってこないと切れちゃったし、フダ板のカットも半日かかる。おっと、山頂ノートも更新せんとボロボロじゃったわい。親父の手伝いもあるし、気候がよくなっても大変だなあ。はああ。じつは、アラウンド８．５の金テープ更新も気になってるんですよね。

夏風邪：寝冷えして、９月６日ごろからのどがヒリヒリするようになった。のど飴をなめたり風邪薬を飲むが、ひどくなっていく。咳や鼻水も出て、体がだるい。１１日の休日に病院にいくと、夏風邪が流行っているとのこと。注射して、薬をもらって安静にしていたが、翌日から仕事が忙しいのと、残暑がきついのとで、また体調が悪くなる。左側の耳下腺が腫れ上がり顎を動かすと痛い。文書を読むだけでも、えらく疲れるので、HPの更新もできずにいました。本日１４日になってやっと回復したものの、ぶり返さないかまだ心配な状況です。でも、これからは気温も３０℃を下回って残暑も終わりそうだ。やっぱ、暑さも寒さも彼岸までなんだなあ。（この夏はやっぱりフツウの夏ですよ。うん。）

台風１６号：この夏は太平洋高気圧が強くて台風が全部中国に北上してしまった。でも、どれも規模が超大型だったので、離れているにもかかわらずこちらでも強風がふいた。特に、９月１６日夜から１８日にかけては、台風１６号の影響で和気では４月３日の爆弾低気圧並みの強風が長く吹いた。ああ、また倒木処理をしなくちゃならんなあ。でも、台風の風で枯れ木が倒れるから早く朽ちて早く森が回復するのを感じています。また、７月６日の集中豪雨では、山瀬が麓に土石を吐き出して被害もあったが、沢に積もっていた大量の倒木が綺麗に流れ去っていました。よくまああんな丸太の山が綺麗になくなったものだと感心しました。やっぱ台風や豪雨は自然を掃除する役目があるんですね。

寝冷え：９月１９日、またもや寝冷えして、風邪がぶりかえす。明け方は１９℃まで下がったのに、うっかり窓を開け放して寝たのが間違いで、冷たい風をずう〜っと、まともにあびてしまった。おおううう。さぶさぶ。ひどい寒気で凍えて目覚めたら、モノスゴイ頭痛。うああ、いててて。すぐに風邪薬をのんで、布団をかぶって昼前まで安静にしたら回復したが、もう少し寝入っていたら完全にやばかった。２０日からは最高温度も２８℃以下になり、朝も１８℃になる。もう完全に秋だなあ。窓はちゃんと閉めて寝よう。うん。

松茸山の閉鎖作業：９月２１日、朝　お墓掃除をしてから、和気アの閉鎖作業をする。親父の軽トラを借りていたので、林道や狭い路地にも入りこめて、えらく楽に早く３時間で完了しました。やっぱ山作業は軽トラのもんだなあ。オマケに、今回もちょっとサボって、アタゴ尾根の閉鎖フダを麓に設置しました。これからも、できるだけラクしていこう。正直、藤原団地や由加神社の竹薮には、閉鎖フダは不要にも思えるんですよね。降りてくる人はいても、ここから登ろうとする人はいないでしょうから。うん。さあ、HPのトップを“１２月まで待ってね。”と、直そう。（他のページも変更箇所を手直ししていきますね。）　　ところで、今回の作業で気づいたこととして、権現さんの作業モノレールが無くなっていました。権現山頂にむかってレールがひかれていたが、なにも変わった所はなかった。いったいどこをどうしたんだろうか？謎です。

HP更新：２１日夜から２２日でトップと第１，２，３エリアの更新をしました。内容は、第１の最上展望所を東壁展望所と名称変更したこと。第２のダンガメ稜入口に誰かが道標を設置されており、フランケの文言をノーハンドクライム練習にどうぞとしたこと。さらに、白岩様の磐座から１１０ｍスラブになだらかなバイパスがあること。第３の小屏風のエスケープが廃道になったこと。などです。どれも文章だけの更新で、図はそのままです。（だって、図まで更新するのって、でえれえめんどくせえんだもん。）←おいおい。　じっくり読み込んだ人だけが正しい情報をえられます。図だけ見て分かった気でいて、あとで、ここに書いてあるがな！なんてことになっても、ご愛嬌です。（わああ、ひでえ！！）どうか皆さんも、私の性格をご理解の上でこのHPの活用をしてくださいませ。（我ながらサイテーな作者だな。うん。）なお、よく見たらザイテンのHPのミツバチ注意がそのままになってたわい。もうとっくに居なくなってるから消しておこう。（おお、０７年のまま。いかに長いことHPがほったらかしになっていたかがよくわかる事実だ。）

またもやフダ作り：２４日午前、昨夜買ったアクリル板をカットし、穴あけする。久々なので、ヒートカッターが滑って右手中指を直撃。あっちい！あああ、中指先端の皮膚が黄色くなったわい。（ミディアムでございます。）

革手袋：そういえば、右手の革手袋がすぐ穴だらけになるんですよ。私が左利きでノコを使うから、右手にノコ刃を当てちゃうんです。そのせいで革手袋の左側だけが新品状態で１つ余った状態でした。ああ、右手側だけで売ってないかなあ？なんて思っていて、ふとひらめいた。そうだ！裏返せば右手用が左手用になるじゃないか。どれどれ裏返してみるべえ。このこの・・よっと！よし。うまく裏返せた。見た目はなんかヘンだけど、手首のマジックテープもとめれて、ちゃんと使えるぞ。やった、これで革手袋代が浮いたわい。

９月２８日のNHKニュースより：原発事故で出た放射性物質を含む汚泥や焼却灰のうち、茨城県で発生した廃棄物を埋め立てる最終処分場の候補地として、環境省は、２７日、県の北部にある高萩市の国有林を提示した。（なにい！？！）しかし、市側は強く反対する姿勢を示し、今後の交渉は難航が予想される。（そりゃそうだろ。）原発事故の影響で広がった放射性物質に汚染されたごみの焼却灰や汚泥のうち、放射性セシウムの濃度が、１キロあたり８０００ベクレルを超えるものについては、国が「指定廃棄物」として、発生した都と県ごとに、直接処理することになっている。（へえ、そうなの。）環境省は、今月３日、栃木県の廃棄物を埋め立てる最終処分場の候補地として、県内の矢板市の国有林を提示し、ほかの県についても候補地を絞る作業を進めている。また、候補地の選考を巡って、栃木県矢板市に対し突然訪問して（おいおい。）批判が上がったことを受け、環境省は、２６日、担当部長らが高萩市の幹部などに選考の経緯などを説明していたが、草間市長は「寝耳に水だ」と述べ、候補地を選ぶ過程で公表せずに、結果だけを伝える国の姿勢（やっぱ、やり方が汚え。）を強く批判した。これについて環境省は、具体的な候補地を絞り込む過程を公にすると、多くの自治体で混乱が起きるうえ、平成２６年度末までに処分場を確保するという計画にも大きな遅れが出るおそれがあり、地元との調整方法を変えることは、現時点では難しいとしている。（何言ってやがる。）処分場を設置する際には、国有地のため自治体や住民の同意は必要ないという（うむむむ。）ことだが、環境省は、地元の理解を得て、（得られねえって！）早ければ来年夏ごろから工事を始めたいとしている。（無理無理。）環境省によると、指定廃棄物の量は岩手、宮城、福島、新潟、群馬、栃木、茨城、千葉、東京の９つの都と県で、合わせて４万２５７５トンに上っていて、今後も増える見込みで、「５万トン」という国の当初の想定を大きく上回る見通しだ。（おおおお。）すでに指定されている各都県の指定廃棄物の量は先月時点で福島が３万１９９３トンと全体の７５％を占めて最も多く、続いて栃木が４４４５トン、茨城が１７０９トン、千葉が１０１８トン、東京が９８２トン、新潟が７９８トン、群馬が７２４トン、宮城が５９１トン、岩手が３１５トンとなっている。こうした指定廃棄物について、国は発生したそれぞれの都県で直接処理する方針で、このうち、宮城、茨城、群馬、栃木、千葉の５つの県については新たな最終処分場を国有地に建設するため協力を要請している。環境省は最終処分場を巡り、今月３日、栃木県矢板市にある国有林を候補地として初めて提示した。しかし、候補地の矢板市には事前に何も知らせずに打診したため、市側は拒否の姿勢を示し、地元でも国に対する不信感が高まっていて建設のめどは立っていない。（ザマミロってんだ。）このため今回は環境省の担当部長らが２６日、高萩市を訪問して事前に説明していたというが、草間市長は断固反対し、決定のプロセスから知らせるべきだとして環境省の姿勢を批判した。一方、環境省は栃木や茨城以外の宮城と千葉についても今月中にそれぞれ候補地を提示する予定だったが、絞り込みができていないことなどから、来月以降にずれ込む見通しだ。また、群馬については、大澤知事が廃棄物を抱える自治体ごとに最終処分場を設ける考えを示していたが、調整がつかなかったため国が候補地の選定に乗り出したとのこと。岩手、新潟、東京については最終処分場を新たに建設するか、既存の施設に持ち込むのかどうかも含めて地元の意見を踏まえて処理方法の検討が進められている。さらに、福島について、国は、放射性セシウムの濃度が１キログラム当たり８０００ベクレルを超えて１０万ベクレル以下の指定廃棄物は、富岡町にある既存の最終処分場（へえ。あったんだ。）で処理するよう地元に要請していて、１キログラム当たり１０万ベクレルを超えるものは中間貯蔵施設で保管し、３０年以内に県外の最終処分場で最終的に処理する方針を示している。（ゼッタイ、どうにもならんって。）

ところで：５万トンの廃棄物ってどんな量なんだろうか？　たしか、豊島の産廃違法投棄がもの凄く大量だったというから、それを調べてみよう。１２年６月２５日の記事があったわい。なになに。豊島の産廃処理事業について、香川県知事が産廃の推計量が従来より３万数千トン増えて、９３万８千トン前後になるとの見通しを明らかにした。（うひょお！ケタ違いだったわい。）昨年度中に処理した産廃の密度が香川県の推定を上回っていたことが原因。今後、詳細な分析を進め、推計量を確定するとのこと。（うむむむ。）２０１０年度末の調査で処理対象量が大幅に増加したことを受け、香川県は今年３月末から４月にかけて測量を実施。その結果、１１年度中に処理した産廃の密度が１０年度末の推定を上回っていることが分かり、平均密度を引き上げて産廃量を算出した。香川県によると、豊島産廃の１日当たりの処理量は２１６トン。（やるじゃないか。）今回の増加分を処理日数に換算すると、新たに５カ月程度の処理期間が必要になる。知事は「処理量アップ対策を加味した計画を策定し、１６年度末までの処理期限を厳守する」と述べた。このほか、産廃とは別に処理する計画の直下土壌について、掘り出している土壌の量が県の想定より多くなっていることが判明。県によると、土壌の汚染状況を調べる「掘削完了判定」を実施している一部エリアでは、今月中旬までに想定より７００トン多い１８００トンの土を掘り出している。香川県は、このエリアがもともと重金属を含む土壌だった可能性や、汚染が想定より地中深くまで浸透している恐れもあるとし、周辺の土壌調査を検討している。香川県は「現時点で汚染土壌の総量変更までは至らない」としている。―――で、いつから処理してたんだっけ？　ええっと。２００３年９月か。もう９年もやってるのか。そして、終了予定はあと４年後。（ううむ。１３年もかかるのか。）なお、必要経費の合計は５００億円という。（どっちにせよ、豊島産廃に比べりゃ、５万トンなんて少ないな。うん。尖閣諸島みたいなどっかの離れ小島に十分収まる量だ。）←おいおい。

最終処分場：以上の記事を読んで、ある日、突然　皆さんの自宅の近くの山林が“放射性廃棄物の最終処分場に決りました。”といって政府から使者が来たら“はい。了解いたしました！”って言う人がいますかね？　ちなみに、韓国時代劇に感化されてる私が　そこの長なら、たとえ使者が環境省副大臣だろうが、即座にその首をはねて、政府に送り返してやりますね。（おいおい。）和気町にも国山などの国有林があるんですよ。伊方原発や島根原発がボカーンといったら、最終処分場にされる恐れがあります。（でも、そんなの許すと思うか？和気町民の熱血パワーをなめるなよってんだ！）←おお！！　電力会社のHPを見ると、いまだに“原子力発電所から出る放射性廃棄物は９５％がリサイクルできるんです。”なんて書いてあるけど、それはかつての夢物語で、燃え残った高濃度放射性廃棄物の燃えないウランを燃えるようにする装置“高速増殖炉”が実現不可能なことは、とっくに証明されているんです。（世界中で失敗し、ひどい事故になっています。皆が諦めた後、最後に日本が“もんじゅ”を作ったんですが、やっぱすぐにぶっ壊れて、そのまま毎年何百億円もの維持費がかかっていますが、ずうっと壊れたままです。そもそも最初から無理だと分かっていたくせに、政界・財界から“政策だからやらなきゃならない！”とセカされて、やっちゃったようです。だからか、こないだはさすがのクソ政府も廃炉（閉鎖）しようとしたのに、相変わらず“できる！いや、なにがなんでもやるんだ。”と勝手に思い込んでいる地元の原発信者や財界の馬鹿共の反対によって、結局このまま維持することになったようです。(まったくアホだねえ。情けない！)とにかく、不可能な増殖ができないことには、原発は恩恵の何万倍もの被害があるやっかいな存在でしかないから、馬鹿共は最後の無意味なボロボロ砦の死守に必死なんです。）つまり９５％のリサイクルなんて事実上ウソなんです。そして、電力会社のHPを見ると、きまって“放射性廃棄物は地層処分にする。”となっています。しかし、どんなに安全だと言われても、危険であるのは間違いない事実で、中には傍に２分いただけで死んじゃうくらいな廃棄物もあるんですよ。保管場所に何万年も流出事故が起こらないなんて、これまた夢物語としか言いようがないでしょう。未来のことは知るもんかっていう自分勝手なお偉いクソジジイが権力をふりかざしている限り、世界の未来はオシマイです。地層処分は、どんなに梱包しようと、どんなに深く掘ろうと、いずれは流出事故を起こして子孫や自然に危害をおよぼすだけです。まして、国有林みたいな山に埋めたら、流出したら地下水によって、その広大な麓方面一帯が壊滅しますよ。（福島みたいに海の傍のほうが土地の犠牲は少なくてすみます。そういう意味では、尖閣諸島みたいな絶海の孤島の無人島に埋めるのが、もっともマシでしょうか。ただし、海や魚介類が汚染して、ゆくゆくやっかいな被害がでるでしょうがね。）まあ、地球のどこに捨てようが、必ず被害がでるのです。こんなことはそんなに考えなくても誰でも想像できるでしょう。だから、だれも最終処分場なんて受け入れるはずがない。（受け入れるヤツはよほどの馬鹿。）それを無理にやろうとしても騒ぎになるだけで、将来、大事な国土を失うだけだ。原発問題で最初から言ってきたことだが、地球の未来を守るためにも、やはり宇宙（太陽系の外）にとばすしかないのである。しかも、これは不可能ではない。これこそ、やればできることなのである。それを、無理っぽく言うのはウソツキというものです。たとえ何万トンあろうと、洗浄してその汚染水をろ過したフィルター（東芝や日立が、罪滅ぼしのつもりか、なんかいいものを作っているようです。）を太陽系の外に廃棄するのです。他所の天体に出くわすには何百万年（もっとかも。）もかかるから、放射しきって無害になっていますよ。

ついに５００ページ：試しに印刷プレビューしたら、５００ページを超えていた。やったぞ！これでＡ４用紙は確実に用紙切れになるぞい。（インクもきれるんじゃないかな。）いやあ、やったね。やっほー！どいつもこいつも、うかつに印刷ボタンを押してみろ。ひっでーめにあうでー。るんるん。会社でやったら間違いなく首！イエイ。（なんたる性格。）でも、これからもまだまだ相変わらず続くよーん。ほっほー！

９月３０日：台風１７号が最接近したが、和気では雨が降っただけだった。（東京などでは３０ｍくらいの暴風が吹いた。）夜、テレビ“世界の果てまでイッテＱ！”を見て、イモトが見事にマッターホルンの山頂に登ったのには感心しました。私にとっても憧れの山だったので、どんなものか映像が見たかったんです。そしたら、最後までちゃんと登って核心部や難所がどんなものか良く分かりました。想像より厳しかったです。（ううむ。正直、ナメていたなあ。）ガイドなしじゃ、そこを突破するのがルートとは思えないレベルでした。ただ、技術的には自分にピッタリ（挑みがいがあるレベル）だという感じです。ただ、時間がせかされるので、体力が不安です。（痛めた膝がもつかなあ。ううむ。）女性ながら、なかなかの体力と度胸を持っているとはいえ、タレントのイモトが挑むには技量的に無理があると思っていましたが、ちゃんと計画的にロープワークや岩登りを練習し、最高のガイドとスタッフが同行していたので、短期間で経験不足なのを補えたのだと思います。今回は天候にも状態（雪と他パーティの少なさ）にも恵まれて、うらやましい限りです。でも、イモトは凄い。よく頑張った。今までの高所登山（体力勝負）とはあきらかにタイプの違う体力＋技術の山を登りきったのですから。でも、一番私が凄いと感じたのは、山頂からの帰還をヘリでピックアップされたシーンです。撮影作業もあるためバテた場合の大事をとって、下山をこうすると決めていたとはいえ、実際はこうしなくても時間的体力的に余裕があったので、普通に下山できたと思えるんですが、もしかしてこれはウケ狙いなのかなあ。（いやあ、芸人は大変だなあ。バンジージャンプさせられたり、危険な目に散々あわされても、それを皆笑われて。）今回のヘリのピックアップは、見てる方もびっくりするくらいのモノ凄い宙づりでした。せめて誰かと一緒ならまだしも、単独で細いワイヤーにカラビナをかけてとんがった山頂から高度差約４０００ｍの空中へテイク・オフ！うへええええ。こんな恐怖を味わうくらいなら、どんなに苦労しても（たとえ足が折れてても）、私なら歩いて下山しますよ。うん。イモトは恐怖で失神しかけたと言ってましたが、そんなことでも番組ではサラリと流されてしまう。（ううむ。スゲエ番組。）次回、来年夏はヒマラヤ８０００ｍ峰で、再来年にはいよいよエベレストとのこと。（また急だなあ。大丈夫かなあ。）←イモト本人も同じこと言ってる。　でも、ここまできたら成功してほしいですね。なお、今回の放送でも言ってましたが、マッターホルンの実態を知らずに取り付いて事故る人があまりに多くて、ブライトホルンなどのナイフリッジでガイドと練習してＯＫをもらわないといけないようになっているのには納得しました。国内では高所トレに富士山、岩トレに剣や穂高が利用されていますが、もっと手軽にマッターホルンの登頂練習ができる山として、和気アの裏銀座（多彩な岩場通過と合計３００ｍのスラブ登攀）を足慣らしでやったあと、すぐに温泉から鈴木ガリー１４０ｍを登攀して、天神尾根を下りてダイレクトルンゼ１４０ｍを登攀し、ホダカガリー１４０ｍをロープでラッペルして、滝沢スラブ８０ｍを登攀し、つり尾根の鞍部から下降して、ホダカガリーを登攀する（４つで合計５００ｍのスラブ登攀になります。）のをお勧めします。かなり厳しいですが、これらを立て続けに１日でやったら、高度感と気候が違うもののマッターホルンと同等のレベルになるでしょう。（おお、和気アを制するもの　マッターホルンに通ず！か。いいねえ。）くれぐれも、和気アでビビッてちゃあダメですよ。うん。

１０月になった：なんかやたら眠くて、寝ても寝ても眠い。仕事疲れかなあ。気候がよくなると、なんか逆にダレちゃうもんだなあ。ところで、9月の岡山県は記録的な残暑だったなんていう記事が山陽新聞にもあったけど、ゼッタイ違うと思います。完全に平年並みで、朝夕はかなり涼しかった。単に雨や曇りが少なかっただけで、昼間だけお日様の元気がやたらよかっただけです。（たしかにそうだ。和気の朝は結構ハダ寒かったぞ。）そもそも本当に暑かったかどうかなんて、１時的な最高気温と最低気温を足して２で割った平均じゃなくて、昼夜２４時間、1時間ごとの気温を全て足して２４で割った平均で判断すべきです。それに、気候によるフェーン現象や環境によるヒートアイランド現象を考慮せずにそんな場所の記録をそのまま採用したら、いよいよトンチンカンな事になっちゃいます。オマケに、暑いか涼しいかは、雨か曇りかと同じくらいスポット的なんです。県内たった１６箇所のデータ（しかもフェーンやヒートアイランドのある盆地や都市部ばかり。）で、なにがわかるというんですか？まったく。ホントのトコロがどうだったかなんて、かなり膨大なデータ処理作業をしないと言えるものではありません。でもまあ、（多くの生命にとって多大な恩恵をもたらす）温暖化をストップしろ！と叫びたいならどうぞご勝手に。まあ、もし本当に今年がひどい猛暑と残暑だったとなれば、かえって好都合です。それで電力は余裕だったんですから。島根原発の新設なんて完全に不要ってことですね。（おい、中国電力。完成目前で残念だろうけど、さっさと撤退しろ。大山に登れんようになったら許さんで。）←これがメインかい。ちなみに上関原発は１０月５日に山口県知事が工事を認めないと公言しました。ありがとう。やったー！ばんざーい。長年、反対運動をしてこられた皆さんは、原発を阻止した英雄です。（もしかして原発阻止の成功は世界初かも。）感謝。（中国電力は、まだ悪あがきをするかもしれんが、もうダメだって。）　そうだ！なんならCO2を削減しろ！と、もっと叫びましょうか？　火力発電だのみの既存のクソ電力会社の破綻を早めるには最適のセリフです。さあ、生き残れるのは新規の自然エネルギー発電の会社だけだ。やっほー！　ちなみに、函館市が猛反対してるのに、建設続行を認められた青森の大間原発ですが、北日本の冬の暖房に大間原発の新設が必要だとの理由。はあ？あのねえ！暖房なら電気なんか無くても、いっくらでも方法があろうがな！（こんなんで納得するヤツは救いようのない馬鹿だね。もう、いよいよアホなウソが頂点に達してるぜ。うん。）じつは、大間原発は全炉心でＭＯＸ燃料を使用する設計で、余りまくったプルトニウムの利用推進するプルサーマル計画の重要拠点だっただけの話です。１ｇで約５０万人を肺ガンにできる超猛毒のプルトニウムの処分にアセってるんですね。―――そしたら、１３日の新聞に、この冬の電力は、原発を再稼動しなくても、余裕があるとの記事。（ちゃんちゃん。）さらに、１４日の新聞には、大間原発沖の海底に活断層だって。（もう最悪だな。皮肉なもんだねえ。）しかも原発周囲を囲むように存在しているようである。はあああ。　なお、１０月下旬には大飯原発の活断層の調査がやっと行われるとのことで、グレー判定でも原発を止める予定とのこと。ぶっちゃけ、こんな稼動を続ける時間かせぎの調査なんてどうでもいいから、なんの必要もない危険なだけの原発なんて、さっさと止めろよ。いつまでこんなことをやってるんだ。まったく。

おお、いいぞいいぞ：いやあ、あっちこっちでメガソーラーやいろんな小規模発電（家庭ソーラーや風車やバイオマスや水車や温泉熱など）の設置がすすんでいるねえ。そういや、こんな記事があったわい。―――経済産業省は９月２６日、自然エネルギーの全量買い取り制度で認定した太陽光や風力などの再生可能エネルギーによる発電能力が、８月末時点で１３０万キロワット（計画も含む）に達したと発表した。（おお！！ホント？！スゲエじゃん。）単純に出力だけを比較すると、７月の制度開始から２カ月間で大型原発１基分に相当する自然エネルギーを確保したことになる。このうちメガソーラーなどの非住宅向けの太陽光が７２．５万キロワット、住宅用の太陽光が３０．６万キロワットと、太陽光だけで全体の約８割を占めた。（日本は名前にまけないお日様の国で、たいていがお天気だからね。ヨーロッパは北方で、霧などでお日様のあたりぐあいが悪い所が多いから風力がメジャーになっている。気候風土をよく考えて、西洋の猿マネをしてはいけないんだよね。）次いで風力が２６．２万キロワット、バイオマス０．６万キロワット、中小水力０．１万キロワットと続いた。経産省は今年度末時点の認定設備の発電能力を２５０万キロワットと予測しており、「順調な滑り出し」としている。（いやあ、この分じゃすぐに２５０万キロワットなんて抜いてしまうぞ。５００万いや、海上浮遊風力発電（さえぎるもののない海上で、風の吹く場所に移動可能な風力発電です。）や波力発電（チャプチャプと波でフロートを動かして、その上下運動で発電するものです。海ならどこでも簡単に設置できて２４時間・年中無休で発電できます。）が本格化すれば、１千万キロワットだっていっちまうぜ！（いや、もっと。１億キロワットだっていくかも。）やったね。いいぞう！さっさと大飯原発止めようぜ！これで脱原発完了だ。やっほう！）←さあ、あとは放射性廃棄物の宇宙投棄だ。やればできる！うん。

さらにもう一つの記事。―――本日１０月５日、自然エネルギー財団の会長を務める、ソフトバンクの孫正義社長は６日、総発電量に占める原子力発電の比率を２０３０年にゼロ％、１５％と引き下げた場合、電気代が１０年度比で約２倍になるとの政府試算について、「少し高く見積もり過ぎている」との見方を示した。（少しどころじゃねえって。）そのうえで、電気代を抑える最大の解決策は「原発を残すことではない。現在の電力会社による独占状態を打破し、（発電事業と送配電事業を分ける）発送電を分離して競争環境を作り、コスト削減を促すことが重要」と主張した。（そうだよ。うんうん。）同日、都内で開いた同財団主催の電力自由化などをテーマにした国際シンポジウムで語った。自然エネルギー財団は、東京電力福島第１原発事故を受けて、日本で太陽光発電や風力発電など自然エネルギーの普及を促進するために孫社長が設立した財団。孫社長はシンポジウムで基調講演し、政府などが公表してきた原発を利用し続けた場合の発電コストには「将来、原発事故が起きたときの除染費用、老朽化した際の廃炉費用が含まれていない」と指摘し、「そうした費用を精査すると、原発比率がゼロの場合のコストのほうが安いかもしれない」とあらためて持論を展開した。（かもしれないじゃなくて、格段に安いんだよ。）推進する自然エネルギーでは、７月から電力会社が一定期間、一定価格で電力を買い取る「固定買い取り制度」が始まった。同制度下の価格設定では、自然エネルギーによる発電事業への参入業者は「２０年経ったら基本的に設備投資が回収されるように計算されている」と孫社長は語り、（へえ、そうなんだ。）「２０年後、３０年後、メンテナンスコスト以外は発電コストはゼロになる。もっとも安くなるのが自然エネルギーだ」と強調した。（そのとおり！パチパチ。）同シンポジウムでは、古川元久国家戦略相も基調講演を行った。福島第１原発のような「事故を起こすリスクのある原発から一日も早く脱することができる社会を作る。そのために国民が協力していける大きな方向性を政府として指し示すことが私の使命である」と述べた。同相は、中長期のエネルギー戦略を近く決める政府のエネルギー・環境会議の議長。これまでも原発ゼロを目指すとしてきたが、原発ゼロの達成時期について、できるだけ早期に目指すとの立場を強調した格好だ。古川国家戦略相はさらに、太陽光や風力などの再生可能エネルギーは「原発に依存しない社会を作るのに必要不可欠であり、これまで低迷していた日本経済を大きく前進させることができる」として、日本の再生戦略の中で「グリーン成長戦略が最重要と位置付けている」と語った。（ぜ〜んぶ私が以前から言ってきたことを言ってるねえ。）←やっぱ、皆も分かっているんですよね。財界（特に関電のヤギ畜生）のいう苦し紛れのウソは、もう皆に見抜かれているってことです。うんうん。もしかして、このままいけば、（私が捲し立てたように）１０年後には、ほとんどの家庭が発電と蓄電のできるスマートハウスになって、電気自動車が中心になってるかも。そしたら、石油を燃やさずに、全て繊維に加工して全量リサイクルできるし、燃料代もタダにできる。経済にも地球資源や環境にも最高だ。さあ、三菱はスペースデブリのでないエコロケットを作れ！東芝・日立は協力して全ての放射能を除染するフィルターの開発をやるんだ！これこそ、世界初かつ最高水準をめざしてやるべきことであり、技術を確立できたなら大儲けできるだけでなく、世界の悩みのタネを解決するヒーローになれるのである。（今のままでは、世界の悪役だよ。私が社長だったら、絶対やるがなあ。うん。）

やっぱりね：原発の再稼動の責任を誰がとるかで、ドジョウの独断で人事が決ってできた原子力規制委員会と政府とで責任のなすり合いをしていたが、これはパフォーマンスだな。ほれほれ。３日には、政府が最終判断する方向に調整しているとの記事がトップに。くそう！やっぱりね。それじゃ財界のいいなりになったクソ政治家の思うツボで、規制委員会なんて意味ねえじゃねえか！元々こうするつもりだったんだな。皆さん、うやむやだらだらした茶番劇に騙されてはいけませんよ。こういうのは政治の世界ではよく使われるテなんです。もうこんな規制委員会はさっさと作りなおさないとダメだ。うん。そして、作り直された規制委員会で政界や財界の影響を受けない人間が最終判断権をにぎらないかぎり無意味である。　さらに、こんな記事もあったわい。　アメリカが日本の原発ゼロに反対しているという記事。その理由というのがメチャクチャで、�@使い道のないプルトニウムが増える。（夢物語を信じて４３tも持ってるけど、やめたらこのままで増えないよ。アホなウソで、核廃棄物を増やしてしまうプルサーマルをやれってか？）�A経済大国の日本が原発をやめたら石油の需要が増して国際価格が高くなる。（エコカーやソーラー発電で石油なんてみるみる要らなくなってきて、石油会社の精油所もどんどん閉鎖されてるんですけどね。）�B日米共同の原発輸出ができなくなって、中国やロシアが世界の原発市場を独占する。（なんて狂ったことを！まだ最悪の死の商人を続ける気かい？無知な発展途上国には、放射能の恐ろしさと原発事故の悲惨さ、さらには、一度稼動させたら、そこは二度とサラ地には戻せなくて、高額の閉鎖維持費が未来永劫続くことを知らしめるてやるべきだ。世界に売り込むなら、４０年間（いや、６０年もつかも）メンテナンス不要で、公害ゼロで恩恵だけをもたらすメガソーラー発電所だぜ。うん。）とのこと。特にプルトニウムに懸念を示しているとのこと。やっぱりね。アメリカでも余って困ってるプルトニウムを、日本でプルサーマルさせて使わせたかったんだな。確信したぞ。うん。やっぱ、原発問題の黒幕はアメリカ政府だ。オスプレイもそうだけど、問題だらけのアメリカの言いなりになってちゃダメだよ。ホント。中国や韓国とモメてるついでだ。アメリカにも言いたいことを言って、戦争は絶対ダメだけど、多少ギクシャクしてもいいから、問題の先送りはやめて、国際社会で、是非を問おう！（大戦後に気づいたはずで、早々と忘れかけてる“争うより、話し合い。”をもう一度思い出すためにも、やっぱある程度のゴタゴタは必要なのかもね。うん。）なお、今回一番ゴタゴタして勝手に大損コイてるのは中国です。（中国政府が扇動してたらしいですが、ホント馬鹿ですねえ。）ああ、暴動なんてサイテーだ！と皆さんもよーくわかったでしょう。さあ、争うより、話し合いです。暴力では血で血を洗うだけで遺恨を残し、国際問題は解決しませんよ。口の立つ利口なヤツを送り込んで、全世界が見守る中で議論し、理論で打ち負かすのです。相手も皆の前で理論で敗れたなら諦めるしかないでしょう。うん。　理想をいえば、国際司法裁判で尖閣も竹島も日本の領土と認定させ、裁判に敗れた相手国にも資源の共同開発やビザ渡航を許して、寛大さをしめすことです。漁業権もお金を払えば操業していいことにしてやれば、逆に儲かるんじゃないでしょうか。（すくなくとも、これまでかかっていた多大な海上保安費用がかからなくなります。うん。）　そして、アメリカにも、日本は独自にアジア各国とうまくやっていくから、米軍基地は必要ない！と言い放つべきです。　日本から米軍基地がなくなれば、あとは韓国駐留米軍だけになり、北朝鮮だって今ほどカリカリしなくなるんじゃないでしょうか。　さらに韓国からも米軍を引かせれば、敵視する気持ちが薄れて、急激に同じ民族であることの同胞心がわいて国交回復するかも。さらに、韓国の生活レベルをうらやましがって民主化宣言するかも。　アメリカはワザとコジれた状態をキープして、軍の存在を守ろうとしてるように思えるのは私だけでしょうかね？　要は、ワザと北朝鮮を国際的に孤立させて時代遅れの独裁軍事国家にしておくことで、日本と韓国におけるアメリカ駐留軍に存在意義をもたせ、なおかつ防衛協力してやる見返りに、プルサーマル目的の原発を作らせようとしているように思えるんです。東芝も日立も三菱も日本の民間企業の表向きだが、じつはアメリカ政府に牛耳られているのかもしれません。かつて日米の原発メーカー３社同士をそれぞれ合併させたときから、表向きは３つとも日本企業としておいて、実態はアメリカ主導の政府機関だったのかも。（うおおおお。これがホントなら間違いなくトップシークレットだあ。）なお、ここで誤解してはいけないのが、いくら原発やプルトニウムがあっても、原爆をつくるにはまだまだ技術的トップシークレットが多数あって、核保有国は作り方を絶対に他国に教えたりはしないということです。だから、原発は核保有の脅しにはなりません。それなのに、“原発があれば、核保有国の仲間になれますよ。”みたいなウソを言って、お馬鹿な政治家どもを騙して、あげくはどんなに国民が嫌がって反対しようと、日本や韓国に原発をどんどん作らせ、さらに、“北朝鮮やイランの原発建設は核兵器開発の危険がある。”なんてウソをついて、ライバルである中国とロシアの東西でワザとコジれた状態をキープすることで、そこにアメリカ軍を配備させたまま維持しているのではないでしょうか。（ううむ。なんという戦略。なんかまたつながってきたなあ。）　とにかく、韓国の原発もアメリカの軍事圧力を排除してやらないと止めれないんですよ。きっと。（そして、北朝鮮とイランが、ホントのところは核兵器なんて作ることができないのがバレたら、アメリカの世界戦略は台無しになるんですよね。そして、何十万人というアメリカ兵士が失業します。うんうん。）さらに―――もしかして、イラン牽制のためのイラク駐留軍を撤退させている分、アラブの春を利用して、リビアなどに駐留軍をおいているのでは。（おおお。）さらにさらに、もしかして、アラブの春も実は、アメリカ主導で起きたことなのかも。（ううむ。）そもそも、イラクですらあっさり空爆で制圧できたから、やろうと思えば、北朝鮮なんてもっと簡単に制圧できるはず。それをしないのは、できないからじゃなくて、意図的にしないのです。したら、中国とロシアの東隣に基地を持てなくなるからなんです。そして、平和国家のイランを悪の枢軸呼ばわりして、各国に“イランの石油はイランと言え！”なんて、馬鹿なことを強要して、ワザとイランを悪者だというウソのイメージをかもすことで、イラクやリビアなどに軍を駐留する真の目的は、中国とロシアの西側に基地を置きたいからなんですよ。うん。問題だらけの超巨大軍事国家アメリカ。このタチの悪い国際ヤクザをどう封じ込めるかが各国共通の課題なんです。ちなみに、日本はこのヤクザの子分になっています。

今の日本には、原発を止めれる政治家（政党）がいない！：原発を止めるのは政治判断というが、今現在の政治家や政党の現状では、民意である原発ゼロを本当に実現してくれそうな実力のある政党がないのにあきれてしまう。（もう、絶望。嫌んなるぜえ。）どいつもこいつも口先だけで、皆コロコロと気変わりし、フラフラさまよったあげく結局は保身にはしり、汚く愚かなウソと策略と陰謀にそまって、国民の声を聞くものなどいやしないではないか！解散総選挙になっても、新しい風を吹き込むかと思われた維新の会は、早くも内部分裂して、ビックリするくらい支持率が低下してしまった。（私はとっくに見限っていたが、正直、ここまで人気が一気に無くなったことに驚いています。まるでグリーンランドの氷床みたい。）支持率では自民党が民主党をふり切っているが、それは単に元からの保守層による固定票であり、民主党に失望した大勢の人が“支持すべき政党が無い。”と言っただけのことである。しかし、自民党は完全な原発推進党（反原発派はたった４％だけ。）であり、今の原発状況を作った張本人である。こんなものが勝利したら、南海トラフ地震で原発震災を起こして、今度こそ日本はオシマイになってしまう。（おおお、恐ろしい！）特に、石破は、原発という“核”を日本は持つべきである！という、アブナイ原発信者であるが、（以前、私も、日本が原発という“核”で威圧しながら外交・貿易しているのでは？と想像したことがあったけど、同じことを考える人がいるものですねえ。でも、これは間違った考えです。もう一度言いますが、いくら原発やプルトニウムがあっても、原爆をつくるにはまだまだ技術的トップシークレットが多数あって、核保有国は作り方を絶対に他国に教えたりはしないのです。だから、原発は核保有の脅しにはなりません。そして、そんなものをひけらかせば、かえって経済制裁を受けるだけで、やっかいな核廃棄物に悩むことになるだけです。）その露骨さゆえに本部に嫌われて、結局　元祖“丸投げ総理”である“丸投げシンちゃん”（超保守派らしい。）が総裁になってしまった。そしたら、保守派熱烈歓迎の経団連が、民主党と決別して自民党と結託。でも、むしろ経団連の呪縛をとかれた民主党は、反原発派が４０％を占めているので、今一番マシな状態といえる気がする。国民の声を無視した政党ばかりで、支持する政党の無い人が、過半数である現状をちゃんと理解して、これからでも大至急、超党派で原発反対の新政党をつくるべきであろう。　現在、超党派で“原発ゼロの会”というのがあるが、これはあくまで原発推進している既存政党内の反対議員達であり、政権与党どころか所属党内ですらなんの権限も持ってはいない。私のいう新政党とは、今在籍している既存の政党を辞して、新しい原発反対の党を立ち上げて、その党員になることである。

近況：和気アは松茸閉鎖期間ですが、自分の土地である第６エリアと、（ちょっと懺悔することもありますが、）檀家の特権で第7エリアの道標つけをやろうと思っております。ここのところ１カ月半くらい山をご無沙汰しているので、足腰がなまっているし、なんかより一層腹が出たみたい。ううむ。ちょっとダイエットしよう。（無理だろうけどね。）

またもや温暖化の記事？：９月の世界平均気温　統計開始以降最高に（毎日新聞　2012年10月15日）ってもんなんだけど、またチャチャをいれてみよう。―――気象庁は１５日、９月の世界平均気温が平年より０．２４度高く、（なんだそれっぽっちかい。てっきり２〜３℃かと思ったぜ。）統計の始まった１８９１年以降で最高になったと発表した。（そもそも、電子温度計でも誤差は±２℃ならＯＫで、年1回の校正をしなくてはならんシロモノだから、エーテル棒温度計だった１２０年前のデータもいれた平均に比べて、０．２４℃なんて、こんなの完全に誤差範囲ではないか！）地球温暖化に加えて、今夏に発生したエルニーニョ現象や日本を含めた広い地域で高気圧に覆われたことなどが原因とみられるという。（なんだ？またもや以前みたいに温暖化オンリーのせいとはいわないんだな。）データは計約８３００地点の地表と海水面の温度を用いた。月の平均気温の過去最高を記録したのは１０年６月以来で、（けっこうご無沙汰してたんじゃないか。てっきりＩＰＣＣの予側みたいに毎年毎月が過去最高なんだと思っていたぞ。←なんちゃってｗｗｗ。）９月のこれまでの最高は平年を０．２２度上回った０９年。（今回がそれより０．０２℃の差で高いなんて、市販の温度計じゃ計れないくらいの差で、報道がいちいち騒ぐなよ。）陸地では日本付近やシベリア、ヨーロッパ東部、北米西部、南米南部が高かった。　気象庁によると、９月の世界平均気温は１００年あたり０．６度の割合で上昇している。（これも誤差の内といえるけど、どうせＮＯＡＡとＩＰＣＣの捏造データだろ。）今回の記録更新は、地球規模で１０年から十数年の周期で繰り返す気温の上下変動も影響しているという。（あれ？やっぱり温暖化オンリーのせいとは言わないねえ。ははーん。やっぱ騙されてるのがわかってきたから、少しずつ表現を直してるんだな。）気象庁もわずかずつだが、まともになってきてるのかもね。

ヨーロッパでの原発反対のニュース：リトアニア、日立受注の原発反対　国民投票成立（2012年10月15日）おお！いいぞ。―――【ビリニュス共同】バルト３国の一つ、リトアニアで１４日、日立製作所が事実上受注した「ビサギナス原発」の建設の是非を問う国民投票が議会選と同時に行われた。中央選管によると、１５日朝までの開票で建設反対票が６２・７０％に達し、建設賛成の３３・９６％を上回った。暫定投票率は同日朝の発表時点で５１・９１％と、投票成立に必要な５０％を超えており、中央選管幹部は地元通信社に「国民投票は成立した」と述べた。（やったね。ヨーロッパの皆さん、よかったですねえ。ヘタすりゃ、日本から大量の猛毒プルトニウムを持ち込まれるところだったんですよ。）　巨額の建設費（だけじゃなくて維持管理費もだよ。）が財政に重荷とみる国民が多い上、東京電力福島第１原発事故を受け、安全性への懸念が高まったことが反対派優勢の背景にある。（アメリカに操られる最悪の死の商人どもザマーミロ！日本国内でプルトニウムの処分ができないからって、こんな小さな国を騙そうとするとは恥を知れ！）

と、言っていたら、―――クソッタレな１７日の続報。　リトアニア　原発計画当面は推進　第１党の野党党首言明【モスクワ＝共同】十四日のリトアニア議会選で得票率第一党となった野党、労働党のウスパスキフ党首は十六日付のロシア紙イズベスチヤとのインタビューで、議会選と同時に行われた国民投票で反対が約６３％に達したビサギナス原発の建設計画を現時点では中止しない考えを示した。（なんじゃいそりゃあ。）労働党は次期組閣の中心となる見通し。日立製作所が事実上受注した同原発計画は当面、推進される可能性が高まった。原発計画についてはグリバウスカイテ大統領も十五日、推進するよう促している。日本政府や日立の関係者は新政府に対し二〇二一年ごろ稼働予定の原発計画を予定通り進めるよう、ロビー活動などを強化する構えだ。党首は「国民投票は国民の助言であって、命令ではない」と指摘。（←ふざけんな！）原発建設についての具体的情報がもっと明らかになれば「新原発が国にとって経済的にどれほどプラスになるかが分かるはずだ」と述べた。（大ウソで騙すだけのくせに！）その上で、全ての情報を公開した後に、あらためて国民投票を実施し、建設の是非を最終的に決めるべきだとの考えを示した。（また反対多数になったら見ものだわい。）労働党は過去に与党だった際、新原発計画を推進してきた経緯がある。リトアニアは〇九年に旧ソ連型原発を閉鎖し、隣国ロシアへのエネルギー依存が急増。クビリウス首相の与党側はビサギナス原発の建設計画を進めてきたが議会選で低迷、政権が交代する見込み。（やれやれ。ここは与野党共に馬鹿な政治家ばかりだな。事故ったら、こんな小さな国なんて全滅だ。国土を失ったリトアニア難民の悲惨な生活が目に見えるわい。）←ここも、まだまだゴタゴタするんだろうね。

（なお、１０月２７日には、日立がイギリスの原発メーカーを買収したとのこと。）

それに比べて、なかなか賢いシンガポールの政治家の記事もあったわい。　シンガポール、原発導入見送り　リスク大きいと判断【シンガポール】シンガポール政府は、検討を進めてきた原子力発電の導入を当面は見送る方針を決めた。電力のほぼ全てを火力発電でまかない、燃料を輸入に頼る現状からの脱却を目指していたが、リスクが大きいと判断した。イスワラン第２貿易産業相が１５日、国会で与党議員の質問に「原子力発電の技術は、国内での利用にいまだ適していない」と答えた。リー・シェンロン首相が２０１０年に「原発は選択肢」と明言し、建設の可能性を探る事前調査を進めたものの、東京電力福島第一原発の事故の後、国内で慎重論が強まっていた。（うん。よろしい。）

千メートルにおよぶスラブ登攀コース：以前、手軽にマッターホルンの登頂練習ができるコースとして、和気アの裏銀座（多彩な岩場通過と合計３００ｍのスラブ登攀）を足慣らしでやったあと、すぐに温泉から鈴木ガリー１４０ｍを登攀して、天神尾根を下りてダイレクトルンゼ１４０ｍを登攀し、ホダカガリー１４０ｍをロープでラッペルして、滝沢スラブ８０ｍを登攀し、つり尾根の鞍部から下降して、ホダカガリーを登攀する（４つで合計５００ｍのスラブ登攀になります。）のをお勧めしましたが、合計８００ｍかあ。ううむ。もっとかき集めたら１０００ｍにならんかなあ？いや、なるわい。うんうん。第1エリアの東壁の前壁は６０ｍあって、クライマーズテラスからラッペルした場合、５０ｍロープだと宙ブラリンになっちゃうんだよねえ。こいつを組み込んじゃおう。クライマーズテラスで適当にロープをつないで６０ｍ以上にしてラッペルして登り返すというのを付け足して、これで８６０ｍ。（初っ端にこれをやるのはかなりクルと思うが、まあいいか。）←おいおい。　さらに、ダンガメ稜のフランケをノーハンドで登り返せば、３０ｍ。そして、白岩様そばの黒壁でも２０ｍのラッペル＆クライムが手軽にできる。これでしめて９１０ｍ。さらに、まだやってはいないけど、（おい！）小屏風のカンテからラッペル＆クライムすれば多分２０ｍ以上はあると思う。それから、穂高山周辺で遊んだ後、さらに足をのばしてカモシカルートをやって南稜スラブ３０ｍを登攀して、合計９６０ｍ。もう一丁、どうにかして（おいおい。）台三郎谷の登攀をやれば、約１００ｍの追加で１０６０ｍ。おお！千ｍオーバー。やけくそになって（こりゃこりゃ。）焼却場の横から大沢崩れ（約６０ｍ）をやれば、１１２０ｍ。さらに、イカレて（ああ、こりゃこりゃ。）ザイテンのフランケ（約４０ｍ）をよじれば、１１６０ｍ。ううむ。あと一つ。ええい。簡単だけど、バットレスの一の倉沢（約８０ｍ）も登攀すれば、１２４０ｍ！やったあ。マッターホルン１２００ｍを超えてやったぜい。そう、和気アの岩場（クライマーならノーロープでも登れる易しめのスラブばかり）を合わせたらマッターホルンを超えたぜえ！（ワイルドだろう？）ううむ。ちゃんと巡回できるようにルート編成して、マッターホルン登頂訓練サーキットコースとでもして、ＨＰをアップしようかなあ？まてよ。和気ア単体でマッターホルンなら、さらにアラウンド８．５を追加すれば、アマダブラム登頂訓練サーキットコースになっちゃうかも。ううむ。なんかワクワクするぞ。でへへへ。（また。勝手に夢にひたってる。）

久々の熊山：１０月２１日、閑谷学校青少年センターの催しで小学生高学年の子供達と、熊山駅から熊山遺跡を経て福生寺まで歩きました。前日にキャンプをした子供達なので、ちゃんと寝てあるかが心配だと言ったら、もう一人ガイドによばれていた小野さんという熊山をよく知る方も、同じことを懸念されていた。ゆっくりチーム、のんびりチーム、挑戦チームの３つに分かれるが、どれも同じルートだという。（へえ？）要は元気のいい子は後から遅れてスタートして追いつくというものらしい。（ううむ。山を知ってるものなら、こんな発想はしないけど、まあいいか。）挑戦チームのリーダーは大変だろうな。ゆっくりチームの先頭の小野さんが、挑戦チームが追いついてきて抜き出すと混乱するとの意見に従って、先に挑戦チームからスタート。（本来なら、遅い子を前にして、その子のペースに皆が合わせなくてはいけないのですが、抜いてもいいことにしてるみたいだ。ううむ。）ガーガーうるさいトランシーバーとデジカメをわたされ、カメラ係りもやることになった。９時半、土手の駐車場をスタート。私は挑戦チームの１０人くらいの一番元気な子ばかりの最後尾だったのですが、先頭の若いリーダーは、はしゃぐ子供を抑えることをせず、あきらかにオーバーペースで登っていく。後ろの遅れた子が追いつくとすぐに出発するので、見かねて“それじゃ後ろの子が休めずにバテるよ。”と忠告。バテないよう急坂の手前で呼び止めて、服装調整をさせると、裸になる子もいたりして、あきらかにふざけている。心配は的中し、登り工程の３分の1の車道に合流する地点よりかなり手前の急坂でついに一人の子が動けなくなった。のどが渇いたというので、もらっていたポカリを渡して、遠慮せずに飲むように言うが、喘息があるらしく、動悸がして動けないという。もう一人の付き添いの若い人が一緒に残って、後からくるのんびりチームに合流するとのこと。（不幸中の幸い。もしこれが最後尾のチームだったら、登山は諦めてチーム全員下山するしかなかった。）ところが、自分達の思いやりのなさで、仲間の友達を置き去りにしているにもかかわらず、あいかわらずはしゃいで、リーダーを抜かして先にいく子がいたので、ついに大声で、叱咤する。“リーダーを振り切って先に行って、この分岐で皆が違う方にむかったら、お前ははぐれて遭難だ！　皆も仲間を一人見捨てていることを反省しろ！　一人をおぶって下山するには何人もの人手が必要で、本来なら、あの時点で、登頂は諦めて全員下山しなくてはならなかったんだぞ！　馬鹿騒ぎしたら、鳥のさえずりや風を楽しもうとしている他の登山者の迷惑だ！　仲間を思いやることができない人間に山を歩く資格はない！”あまりの非常識続きだったので、ついキツク言い過ぎたかもしれんが、まあよかろう。やっと子供達は神妙になった。しばらくクシュンとしていたので、どんぐりを拾うのを助けたり、展望のいい鉄塔に立ち寄らせて写真を撮ったりして、なんとか打ち解ける。トイレに行きたいという子が数人出たので、熊山神社はスルーして水洗便所のある熊山遺跡にむかう。１２時には全員到着。やれやれ。結局、動けなくなった子は最後のゆっくりチームまで待ってから、車道まで登り、スタッフの車で熊山遺跡に来た。拾ったどんぐりを玉にして手作りパチンコで風船割りをする。（なかなか楽しいアイデアだったが、なぜかどんぐりが当たっても風船が割れてくれなかったのが残念だった。）下山はひたすら車道を歩いて、備前の福生寺へ。バテたのをペテンにかけるべく、歌をうたいながら急坂を下っていく。いいかげん膝が笑い出した１５時半、福生寺に到着。班ごとに練習した歌を披露してここで解散。スタッフのマイクロバスで１６時に土手の駐車場に戻って、皆さんと別れる。皆さんお疲れ様でした。（子供達も怒られてからは皆良い子でしたよ。）なお、解散するとき、子供のお迎えにきた一人のお父さんが、“藤本さんですよね？”というので、誰かと思ったら、ケーナを吹くクライマーの弓場さんでした。ありゃまあ。“その体型で藤本さんだと分かった。”とのこと。ううむ。腹か？　この出っぱったデカイ腹のことだな。やっぱホンキでやせよう。腹が目立ちすぎて、皆にバレるのはマズイ。うん。

またもや原発推進党が：ガスコンバインドサイクル発電所（まず燃焼ガスでガスタービンを回し、次にその排熱を利用して蒸気タービンも回すので、熱効率がよくてＣＯ２排出の少ない液化天然ガスを使った次世代火力発電。今現在では、もうあちこちで完成して稼動しています。）を作りたいというのは評価するが、驚異的に進歩しているメガソーラーなどの自然再生エネルギーを馬鹿にし、ガチガチの石頭で原発を擁護し続ける石頭都知事じゃなかった石原都知事が１０月２５日昼、突然辞職した。てっきり尖閣騒動の引責辞任かと思ったら、応援していた“立ち枯れ日本”を解党して新政党を作り、その党首になって比例代表で衆院議員になるつもりだという。戦前戦中みたいな右翼思想で、やたら過激なことばかりいう元気な爺さんだが、御歳８０歳でまだやるの？　失礼かもしれんが、ぶっ倒れる前にもうやめておきなさいよ。ホント。（日本も核武装すべきというアブナイ原発信者の石破や、なんでもやたら噛み付く橋下同様、）ズケズケものを言う政治家は得てして人気があるが、その候補者の話の内容をじっくり考えないで、イメージだけで投票してしまうのは危険な行為なんですよ。（かつてヒットラーもズケズケと言う熱弁で人気をとったんですよ。）なにはともあれ、なんかまた原発推進党が誕生するのか？やれやれ。とても投票できないよ。でも、まあいいか。丸投げシンちゃんひきいる原発推進の自民党への保守派の票が割れるのは歓迎である。おーい。だれかいいかげんに原発反対党を立ち上げてくれよう。たのむぜホント。このままじゃ、しょうがないから、また民主党（一応、脱原発党です。）に入れるしかないのかなあ。まいったなあ。

こんなことなら：２５日　今朝の新聞のトップは、原発事故が起こった場合の避難必要地域の予想だったが、もう壊滅状態ではないか。いったい何十万人（いや何百万人か？）避難させたらいいんだ？こんな大勢の難民をどこが受け入れてくれるんだ？こんなことなら、グダグダと調査や検討なんかしてないで、さっさと全原発を閉鎖すべきじゃないのか。そもそも原発なんかまったく必要ないんだから。何度も言いますが、火力発電によるＣＯ２増加が心配なんて、まったくの大嘘なんです。日本人だけがこれまでのマスコミ報道に洗脳されてるだけで、海外ではもう温暖化自体がウソだとバレています。（だから、ＣＯＰ１８も、なにも決められないイミテーション会議です。ＣＯＰの実態がどんなものかは、後述しますので、読んでください。）むしろ、“今すぐにも氷河期がきそうでマズイ。”なんて言ってる芸能人みたいな教授もいるんですよ。（正直、この人はちょっとイイカゲンですけどね。）

政局はますます混迷：次期衆院選に向けて日本維新の会の国会議員団がまとめた日本維新の会公約原案要旨で、ちょっとうれしくなった２つの項目がこれ。

・既設の原子炉を持つ原発は２０３０年代までに全廃する。

・集団的自衛権の憲法解釈を変更し、法整備を行い、２０４５年を目標に外国軍の国内駐留を全廃する。

ほうほう。この党に実際できるかできないかは、やってみないと分からないだろうけど、いいこと言うじゃないか。ところが、―――代表の橋下徹大阪市長は２６日、この公約原案を批判した上で「原発政策はぜんぜんダメ。メカニズム論（？）を理解してもらわないと」と一蹴し、国会議員団に追い打ちをかけた。記者団から外国軍の駐留全廃について聞かれると、吹き出しながら「（どういう根拠か）知りません。表現も稚拙」とこきおろした。―――とのこと。おいおい。よりによって、この２つを完全否定しちゃったら、なあんもいいところがないがな。オマケに、なんかケンカ中だったみんなの党とも双方解党して合流するなんて言い出したし。いったいこれからどうなるんだろうか？（ううむ。この先どうなるのかわからない政党ばかりではどこにも投票できないじゃないか。民意を反映したブレない中道の新政党の出現はまだか！？）←ちなみに私が中道にこだわるのは、石頭にならない柔軟な発想こそが大事だと思うからです。偏った政治思想は、左右共にもう時代遅れで、間違いに気づいて改めたくなった時にジャマになるだけです。　まあ、新政党が次々できて、分離合体を繰り返す風潮は悪い事ではありません。ああ、この雰囲気に乗じて理想の原発反対政党が出現してくれないかなあ。（同じボヤキを何度言ってるんだか。）←それだけ切実なのよ。

老化現象：それにつけても、老眼はホントにやっかいだなあ。普通　見づらい場合は目を近づけるものだが、そうすると返って見えなくなるんだよねえ。ああ、見えない物をワザと遠ざけるのは難儀だわい。最近になって、嗅覚も鈍ってきた（臭いのがイマイチわからなくなってる。）らしく、味もわからなくなってきている気がする。マズイなあ。オマケにさっき自分がやったことがホントにやったか記憶に自信がなくて、仕事でもやたら再確認ばかりしてるし、もうボケが着始めてるのかなあ。ホントにボケたら、一日中ずっと捜し物ばかりするというが、もうその気配があるぞ。うううう。ヤバイ。でも、先にボケた方が勝ちなんてこともいいます。もし、万一　女房に先にボケられたら、やられたあ！と思って、ムカついてこっちのボケがとんじゃうかも。（ううむ。いいことなのか、なんなのか・・）でもまあ、こんな風にだんだんポンコツになっていく自分の体に嫌気がさすことで、諦めというか少しずつ（全員避けることのできない）死というものが怖くなくなっていき、最後は安楽なあの世へのお迎えを望むようになっていくものなのかもしれんなあ。まあ、そんな歳まで生きられたら、それはそれで幸せなことだよなあ。うんうん。今はその最初のステップに足をかけたということなのかなあ。（悲しいような、寂しいような・・）はああ。

スズメバチの巣は取らない方がいい：１０月２７日の山陽新聞の記事で、日本スズメバチ研究所の西崎氏の談によると、冬には巣を捨てるため、巣の周囲約３ｍが防衛範囲なので、住宅でも３ｍ以上の高所にある場合は、今の時期なら刺激せず見守るのがオススメとのこと。さらに、“ハチが戻る。”と怖がる人もいるが、1年でカビがわき、二度と戻らない。むしろ除去すると、別のハチが巣を作る恐れが高まる。とのことです。（へえええ。）言われたら、なんかそうかもって思えるんだけど、でもなあ、おどろおどろしいキイロスズメバチのでっかい巣は、たとえ空巣と分かっていても、あるだけでなんか怖いもんなあ。“こりゃあいいアクセサリーだ。”なんて部屋に飾っている人もいるでしょうが、私個人としては、やっぱ本能的にダメなんですよ。うん。

京都議定書についてお勉強しましょう：以下、膨大なＨＰやブログから抜粋・再構成したものです。（ああ、疲れた。）なお、ここでは、地球温暖化していてＣＯ２が犯人としての話とします。（いいですね。）―――１９９７年の第３回気候変動枠組条約締約国会議（うおお、１３文字。とても読む気になれん。ＣＯＰ３でいこう。）で採択された京都議定書では先進国だけでの削減が決まりました。京都議定書に関して先進国は、アメリカ（世界排出量の２０％を出している。）、カナダ（同２％）、日本（同４％）、オーストラリア（同１％）、それからヨーロッパはEU圏（同１１％）という判断です。この先進国と途上国の線引きをどこにするのか。この線引きは非情に難しいもので、世界一の約２１％ものCO2排出がある中国ですら途上国扱いで、削減義務を課されていません。（ちょっと古いですが、国際エネルギー機関が発表した、２００７年の国別排出量の数字を見ると、９０年から０７年までの排出量の変化は、中国　２２億トン→６１億トン。米国　４８億トン→５７億トン。日本　１１億トン→１２億トン。で、中国はメチャクチャ増えているんですけどね。）京都議定書は２０１２年で期限が切れるので、２０１１年１２月のＣＯＰ１７で延長が決まったものの、いつまでというのが決まっていません。なお、CO2を削減するということは経済成長ができないことを意味します。（←ここがミソです。）近年では新興国や途上国も含めた削減も視野に入れて話し合いが行われていますが、途上国は反対しています。（そりゃそうだわな。）どの国が何％削減。あるいは基準年をどの年にするか。などの取り決めは外交で決められるものです。どこの首脳も自国の利益を優先しながらの駆け引きを行いますから、そこは国連の場とはいえある意味戦場なわけです。

さて、京都議定書では日本の目標について、０８〜１２年の温室効果ガスの平均排出量を１９９０年に比べ６％（約７６００万トン）減らすと明記しておりましたが、このうち年２０００万トン（０８〜１２年の５年間では計１億トン）分について、政府はクリーン開発メカニズム（先進国が開発途上国において技術・資金等の支援を行い、温室効果ガス排出量の削減または吸収量を増加する事業を実施した結果、削減できた排出量の一定量を支援元の国の温室効果ガス排出量の削減分の一部に充当することができる制度。）などで海外（主に中国）から充当するつもりでした。しかし、２００７年末までに契約できたのは計６３８万トンにとどまっていました。ただでさえ実現困難な状況だったのに、震災前の２００９年には鳩山総理が、２０２０年までに１９９０年比で２５%の温室効果ガスを削減するという根拠も無い数字で国際公約をしています。（完全な一人エー格好しいです。）もし出来なかったら、中国などからさらに排出権を購入しないといけない上、（温室効果ガスの取引価格は公表されていないが、取引が盛んな欧州連合ＥＵでは、２００５年に１トンあたり５〜２０ドル（約５８５〜２３４０円←えらくバラついてるなあ。横流しすれば大儲けじゃがな。）程度で取引された実績があります。これが全て国民の税金でまかなわれます。いったい　いくらかかりますやら。）不条理ですが、ペナルティーも払わなくてはならないみたいなので、今年になって下方修正することにしました。

ちなみに“中国（２１％）やインド（４％）などこれから発展する国が削減せんのならワシらもせん。”といって、初っ端からアメリカ（世界2位で２０％の排出があり、個人当たりの排出量は中国の４倍です。）が京都議定書から離脱し、オーストラリア（１％）も独自でやっていくと離脱し、ＥＵ（１１％）はインチキをやっており、（京都議定書では、９０年を基準に欧州が８％削減、米国が（一応）７％削減、日本、カナダが６％削減という目標が定められていました。一見、先進国は全ての国に目標が設定されているように見えますが、この条約のインチキなところは、「９０年を基準とする」こと、「欧州は国別ではなく"ＥＵ"というくくりで目標が設定されている」ことです。９０年を基準としたことで、欧州には旧東側諸国が含まれることになります。東側の非効率的な設備を廃止し、西側の設備を使うだけで、「ＥＵ」は排出ＣＯ２を簡単に削減できたわけで、京都議定書を結ぶ時点で８％の削減目標は既に達成されていたわけです。ですから、京都議定書というのは、批准（ひじゅん：既に全権代表によって署名がなされた条約に拘束されることを、国家が最終的に決定する手続きのことなんだけど、まあ一般には使われない単語。ぶっちゃけ“国際的なキマリを守ること”に威厳をもたせたもの。）した国の中で、実質的に削減目標を課せられていたのは日本とカナダだけという、とんでもなく不平等な条約だったわけです。）去年１２月のＣＯＰ１７ではカナダ（２％）も離脱し、ついで日本（４％）も最終的に離脱を決定しました。（これで、京都議定書はただの絵に描いた餅になった。はああ。）そして、とりあえず自由取り組みになった削減目標は、日本２５％（←今年中に下方修正予定です。）、EU２０〜３０％、ロシア１５〜２０％なんですが、実は、これまた日本以外はからくりがあります。ＥＵ、ロシアともに現状でもほとんどクリアしています。ほとんど排出削減の努力は不要なんです。同じく最初から自由取り組みのアメリカも削減目標は大きくありません。（削減目標15〜17％は2005年との比較で、1990年と比べるともっと少ないんです。）さらに、削減義務のない中国にいたっては、逆に増加します。（おいおい。）

要は、各国とも地球温暖化のことなど２の次なんですね。（お調子者の先進国が無理な削減目標を守って国力が弱まるのを、したたかな発展途上国は待っているという状態なのです。）やれやれ。こんなことで、はたして温暖化を止めれるのでしょうかねえ？　じつは、そもそも、ＣＯＰで提言されているのは、“気温上昇を産業革命前と比べ２度以内になるよう留意する”です。意味は、２度以上にならないように気にぐらいとめておきましょうです。目標でも何でもありません。気にしてくださいと言う事です。ちなみに、現在でもＣＯ２排出量、及び濃度と地球の気温の具体的な因果関係は（ＣＯ２犯人説の信者ですら）解明できていませんので、どれだけＣＯ２等の温室効果ガスを減らせば、あるいは排出を抑えれば２度以下になるのかがわかっていません。（また、“２度以下”と言うのも、かなりいい加減な提言なんです。現在、CO2濃度は増え続けて400ppmくらいになっていますが、産業革命時からの気温上昇は0.4℃程度でおさまっていて、平安末期の1200年頃と同じ気温状態です。ちなみに近年で寒かった時期は関ヶ原の戦いがあった1600年頃で、産業革命時（1800年頃）より0.4℃低かったんですよ。頻発する細かいブレをならして見れば、結局のところ1200年から1600年までの400年間に0.8℃下がって、また400年かけて0.8℃上がっただけです。産業革命や石油の燃焼があろうがなかろうが、これまでの気温の変動になんら不自然な変化などないのです。温暖化論者は無視すべき細かいブレを、さもスゴイ異常みたいに言って騒いでいるだけです。今後もCO2は増え続けるでしょうが、温暖傾向は頭打ちになった後、寒冷化しはじめますから、CO2犯人説など全てのウソがもうじきバレます。そしたら今度は“寒冷化してる！これこそヤバイ。”なんて言って騒ぐんでしょうね。あげくに“CO2が増えすぎると寒冷化するんですよ。”なんて言い出すかも。（←もう。手首切れ！と言いたい。）こんな馬鹿騒ぎはもうオシマイにしましょう。うん。それに、２℃上昇した状態といえば、６千年前の縄文海進時と同じ気温状態で、日本は５ｍくらい水没するんですけどね。そのチョイ手前までなら良いと言うのかな？ううん。）やれやれ。

ＣＯＰの実態（各国間の思惑）：去年のＣＯＰ１７の前に書かれたＨＰより抜粋です。ＣＯＰにおける今までの国際的な各国間の思惑がどんなものかをわかりやすく論じています。（上のコラムを読まれた方には楽勝で理解できます。）―――現在の温暖化ガスの排出量世界1は中国で、アメリカがそれに続く。両国で全世界の41％、それに３位、４位のロシアとインドを足すと50％を超える。それに対して日本は５番目で、占める割合は４％である。京都議定書は97年のＣＯＰ３で採択され、08年から12年までの各国の温暖化ガス削減目標を定めた。しかし、（中国が批准しないならしないと、）アメリカが議定書の批准を拒み、中国、インドは発展途上国として数字をあげての削減義務が課せられなかった。（まるで肝心な列強国が参加しなかったかつての国際連盟みたい。）結局、京都議定書で温室効果ガスの削減義務を負ったのは先進国では日本、カナダ、ＥＵだった。日本は2010年のＣＯＰ16から、新しい協定について全世界が参加しないなら日本は参加しないと、強硬に主張している。その姿勢は今も変らない。早い話、世界1，2，3位の排出国が削減目標を課せられなくて、なんで日本がと言いたいのだ。国別総量は一つの指標である。指標の取り方はいろんなものがある。国民一人当り排出量、ＧＤＰ当り排出量、生産原単位当り排出量・・・・・。どの物差しを持ってくるかで、公平の話は変ってしまう。さらに、中国を含めて開発途上国の主張は、今起きている地球温暖化の責任は、先進国にある、従ってアメリカ、ＥＵ，日本が大幅な削減量を引き受けるのは当たり前というものだ。（まあ、アメリカも中国も皆そろって勝手なことを。）こんな話になると、アメリカがこの協定に加わっていないのが最大の癌であるのは明らかだ。そのアメリカは日本を巻き込みながら、経済の中国包囲網を作ることに余念がない。経済成長が著しいインドにも、アメリカにしてみたらキャップ（排出枠）を被せたいところだ。これらの国の温暖化ガスの排出量を抑えることはその目的に合致する。見方を変えると、日米が連携して中印の経済成長を抑えようとの思惑がちらつく展開だ。そんなことは中国もインドも呑込み済みで、温暖化ガス削減を口実に将来を睨んだ経済の覇権争いが展開されているのだ。（なんて醜くて情けないんだ！）それ故に新協定が作れない状態である。先進国であり、かつエネルギーがぶ飲みで、かつ横暴なアメリカにどこの国が鈴をつけるかでもある。そんな中で、新協定は2020年からとの案が出てきたという。中国も参加をほのめかしている。きわめて意味深な案である。13年から19年の間は空白を避けるために、現在の京都議定書を延長しようとする案がＥＵを中心にある。（自分達はラク勝だけど、他の先進国、ぶっちゃけ日本が苦しむことになるからね。）ただ、その時日本が参加をしないなら、日本抜きという話も出ているようだ。日本が離脱した場合、開発途上国は日本のＣＯ2排出権取引（ＣＤＭ）に協力しないと牽制しているという。（途上国からも攻撃されているのか。よってたかってボコボコにされそうだなあ。アメリカを叩く前にまず、子分の日本を叩いとけ！ってか。）排出権取引から閉め出されると日本は２重３重に大打撃を受ける恐れも出てきた。ＣＤＭは主に開発途上国のＣＯ2削減プロジェクト等に日本が協力することで、そこで減ることになったＣＯ2量を日本国内の削減量にカウントしようというものだからだ。閉め出されることは、プロジェクトからの締め出しと、ＣＯ２の排出枠を得られないことを意味する。海外から削減枠を得られないなら、国内の純削減量が増えることになる。（実際、日本はもう離脱しちゃって、今は削減目標を下方修正しようとしています。なんでもっと早くやらなかったかって？　そりゃあ、中国との国際間だけでなく国内の民間企業間でもＣＯ２排出権の売買をやったりしていたからですよ。離脱したら、削減義務がなくなって、今までやってきたことが無意味になるからです。あんなもんにカネ払わなきゃよかった！って大騒ぎになるからですよ。多分、おカネを払った方はさぞかし怒っているでしょうね。地球のためにいいことをしよう！という崇高な気持ちを踏みにじられたんですから。最初から“これは温暖化詐欺だ。”と大勢の人が言ってたんですけどねえ。）

さらに、ＣＯＰ１７の後に書かれた別の方のＨＰより抜粋です。（ＣＯＰの今現在の状況がよくわかります。）―――２０１１年１２月、南アフリカのダーバンで開催されていた、国連気候変動枠組み条約第17回締約国会議（COP17）は、10日に閉幕予定のところ、11日まで延長して、ようやく「ダーバン合意」を採択し、閉幕した。ダーバン合意は、次の三本の柱からなる。すなわち、（１）京都議定書を延長する、（２）2020年にすべての国が参加する新しい法的枠組みを発効させる、（３）新枠組みは2015年までに採択する。京都議定書の延長に関しては、2013〜17年の5年間と、2013〜20年の8年間の、2案が併記された。我が国は、かねてより京都議定書が延長されたならば、京都議定書を離脱すると明言しており、その通りの対応をとった。京都議定書は、先進国のみが温室効果ガス削減義務を負い、中国やインドといった温室効果ガスを大量に排出する新興国は削減義務を負わず、最大の温室効果ガス排出国である米国は参加していない。確かに、気候変動枠組み条約には、先進国と途上国の間の責任について、「共通だが差異ある責任」としているが、京都議定書の規定は、それを大きく逸脱する不公平性を抱えている。また、実効性の面からも極めて疑わしい。気候変動枠組み条約が採択されたのは1992年であり、京都議定書は1997年である。当初は価値があったと言えようが、今や、現状を反映していない歴史的遺産といっても、過言ではない。我が国が、京都議定書の延長に応じず、離脱する道をぶれることなく貫いたのは、正しい決断であると評価したい。しかし、それでもなお、我が国の姿勢には違和感が残る。細野環境相は、会議の終了を待たず、10日には帰国の途に就いた。私には、これは、松岡洋右の国際連盟脱退を想起させるものとして映った。（やっぱ国際連盟か。）何が問題なのか考えてみるに、京都議定書離脱という戦術が目的化し、我が国の今後の温室効果ガス削減交渉の戦略が閑却されている点が根本的な問題点である。温室効果ガス削減交渉への取り組みは、地球環境の保護というグローバルかつ道徳的な目標と、自国の都合をいかに調和させるかというのが本質である。京都議定書の離脱により、2013年以降は、同議定書に基づく年平均6％の温室効果ガス削減義務は負わないことになった。しかし、2020年までに1990年比で25％削減するという中期目標は依然として生きている。2009年のCOP15におけるコペンハーゲン合意に基づいて、我が国は気候変動枠組み条約事務局に対して、2020年までの中期目標について、「25％削減、ただし、すべての主要国による公平かつ実効性のある国際枠組みの構築及び意欲的な目標の合意を前提とする」（要は、みんながマジメにせんのならワシもせん。）との口上書を提出している。コペンハーゲン合意は当初は、気候変動枠組み条約下の正式合意ではなかった。しかし、2010年のCOP16で採択されたカンクン合意において、コペンハーゲン合意に基づいて提出された各国の排出削減プレッジ（約束）は、気候変動枠組条約下の正式なものと位置づけられたのである。すると、我が国は、京都議定書離脱後は自主努力という形で削減を進めていくことになるが、その数値目標は、法的拘束力はないものの、カンクン合意を受けて、2020年までに1990年比25％削減ということになる。本来、COP17の交渉過程は、明らかに「すべての主要国による公平かつ実効性のある国際枠組みの構築及び意欲的な目標の合意」という前提を欠いていたのだから、COP17において、マイナス25％の目標見直しを明言してしかるべきであった。マイナス25％の目標を達成できる見込みは皆無であるし、ちょうどその前提条件も崩れている。早急に見直す必要がある。ここを曖昧にして、法的拘束力のない目標といえども達成できる見通しがないとなれば、2020年以降の枠組み作りの国際交渉において、我が国の信用は低下し、悪い立場に置かれることになる。国内的にも、実行可能な目標を定めなければ、対応のしようがない。この段階で、地球温暖化対策税（炭素税）の導入を、2012年度税制改正大綱に盛り込むなど、容認できるものではない。（そんな税金だれが払うか！）京都議定書離脱は、あくまで一つの手段であり、入口に過ぎない。それを以て、一大功績とすべきものではなく、民主党政権には、軽率に国際公約としてしまったマイナス25％の中期目標を、責任をもって、衡平性と実効性あるものに見直すことが強く求められる。（で、今　見直している最中なんです。）

最後に、ウィキペディアの“京都議定書”より抜粋です。（なんかオカタイ文章ですけど、今なら理解できるようになったでしょ？）――米国は国内世論の高まりなどを受けて協議に復帰したが、現在の枠組みに反発し条約改正を視野に交渉に臨む日本・米国・ロシア・オーストラリアなどと、既存の枠組みを進め先進国主導の削減を訴える EU などとの間の対立構造が形成されている。また、途上国は先進国側の率先した削減や技術移転・資金援助などを求めているが、自国の削減目標設定などにおいては、累積排出量の多さなどを指摘し「温暖化は先進国の責任」との反発を見せている。2011年12月のCOP17では、京都議定書の延長を主張する途上国やEUと、延長に反対し米中インドにも削減目標を負わせる新枠組みを作りたい先進国側との駆け引きになった。日本やロシア、カナダは法的強制力のある削減目標を設定する場合には延長京都議定書から離脱する方針であり、米中インドも従来通り削減義務を負わないため、京都議定書は地球温暖化防止への実効性が問われるものとなっている。（いやあ、単純に文字だけ読んでも面白くない文章ですが、そのウラ事情が分かってるからタクラミが透けて見えるようで、言っちゃあ悪いですがなんか面白いでしょう？）

CO2排出取引：ついでに温暖化詐欺の根源といえるCO2排出取引の問題点について調べてみました。（日本国内では、自主参加型国内排出取引制度が試用中です。）ウィキペディアにオカタイ表現ながらも、思っていたことがそのままあったので、抜粋します。―――先進国がより少ない投資や労力で済む排出取引を積極的に利用してしまうと、温室効果ガスを削減するための新たな技術やシステムの開発の必要性が薄れ、技術やシステムが広く普及してしまえば削減が難しくなり、結果的に温室効果ガスの削減が停滞する（その内、皆　行き詰る。）ことも考えられる。また、もともと排出枠に余裕がある国・企業や、経済が後退している国・企業の余剰排出枠（＝持て余している排出枠、ホットエア）を買い取って現在以上に排出することにより、本来減少するはずの地球全体の排出量が逆に増える可能性もある。（本末転倒である。）そのため、単なる数字合わせのためだけの排出取引に頼ることは問題であり、削減努力を阻害しないように、それぞれの国や企業に対して排出取引量の上限値が定められることとなっている。　排出取引の有効性を左右する最も重要な要素は排出枠の設定である。排出枠を緩く設定した場合、その国は少ない労力と費用で排出量を排出枠以下に減らした上に、削減した排出量を他国に売却することによりさらに利益を得ることになる。（さぼった方がボロ儲けできる！なんたる馬鹿なシステムだ。）また、排出枠の買い手より売り手の方が多くなると市場原理に従って排出量の市場価格が下がるため、削減努力をしない方が得になってしまうことにもなる。（結果、逆に排出量が増える。）一方で排出枠を厳しく設定した場合、多くの労力と費用で排出量を減らさなければいけない上に、排出量が排出枠を上回った場合にはさらに排出量を購入する費用がかかってしまう。（正直者が馬鹿をみる。）これは国内排出取引制度における企業や団体も同じである。このように、排出枠の設定の度合い次第で労力や費用に大きな差があるため、国家間、団体・企業間で排出枠設定の厳しさに差があればあるほど不公平が増す。排出枠を緩く設定させるために政治的・経済的な圧力がかかる可能性や、排出枠を少しでも緩く設定しようとする国家（企業・団体）によって排出枠の設定やそれに関連した議論が停滞する恐れもあり、（いや、もう露骨にそうなってるよ。）公平な排出枠の設定が求められている。前年度の排出量を基準に排出枠を設定すると、これまで排出量削減に取り組んできた企業の努力によって、損をさせる恐れがある。（負の連鎖になる。）ただ、将来の経済成長の不確実性をなくすことはできないことなどから、ある程度の不公平は免れないという指摘もなされている。―――要は、真面目なものが馬鹿をみて、インチキが横行して削減どころか増加しかねないというものだな。うん。

炭素循環についてお勉強しましょう：水が循環してるのは、雨→川→海→蒸発で、だれもが理解していますが、その他の物質も循環しているんです。石油を燃やしてできたＣＯ２はどうなるのか？大気中を彷徨うだけでなく、植物の光合成に使われたり、海水に溶け込んだりしています。海草や藻に吸収されて、これが地中に埋まると天然ガスや石油などの元になります。（“石油は限りがあってその内無くなる。”と言われてましたが、じつは、天然ガス同様、今もジワジワと自然に生成されているんです。）さらに海水の中のカルシウム（水酸化カルシウム）と反応して石灰（炭酸カルシウム：貝殻や珊瑚の骨格の元です。）となり、（小学校で石灰水にストローでブクブクやると白く濁った実験をやったでしょ？それです。）やがてそれらは海底に堆積して石灰岩になります。（なんとＣＯ２が岩になるのか。）地殻変動で陸になった石灰岩は雨に侵食されてまた海に。と、炭素も台地と海と空を循環してるんですよ。まあ、昨日まで牛だった炭素が今日は私になって、そうち土になるという食物連鎖もそうです。本当は、殆どのＣＯ２は海から放出されているので、人為排出ＣＯ２は温暖化の主原因でないこと（主原因は太陽活動の変化です。）と、温暖化も不確実であることを外国では常識として認知されています。水温が高いほど溶けたＣＯ２が排出されるのは、冷えたコーラやビールを温かいコップに注げば理解できます。どんなに静かに注いでもブワー！（塩などの溶けやすいものは水温が高いほどよく溶けるが、一般的に溶けにくいものは温度が高いほど溶けにくくなる。これをヘンリーの法則といいます。）では、その炭素の循環の量がどれくらいかをみていきましょう。実際の炭素循環は解っていない部分がまだ多いですが、化石燃料によるＣＯ２というのは地球全体から見ればはっきり言ってわずかです。大雑把な数字ですが、化石燃料の燃焼によって大気に排出されてしまう二酸化炭素が全部で約６ギガトン／年。（１ギガトン＝１０億トン）大体その半分の３ギガトンくらいが大気に残って、それ以外の自然由来の約７５０ギガトンの二酸化炭素と一緒になって地球環境で１〜２割の温室効果を担っています。（９〜８割は水蒸気が担っています。）なお、あとの半分のうち１ギガトン／年が光合成に使われ、２ギガトン／年が海に溶け込んでいます。そして、その横では自然の炭素循環として、２００ギガトン／年のやり取りが行われているんです。人為と自然とではスケールが違いますので、人為では殆ど影響はありませんが、自然の炭素循環システムに何らかの変化（たとえば、海水温の０．５℃くらいの変化）が生じればこの値も変わってきます。要は、ＣＯ２が増えたから温暖化してるんじゃなくて、温暖化したから（海から放出されて）ＣＯ２が増えたのです。ちなみに１００年で０．５℃程度の気温変動というのはマッタクもって普通のことで、ザラにあります。（京都議定書では温暖化に歯止めを掛けるべく世界中で数十兆円を注ぎ込んでこの１〜２割の温室効果を引き起こす７５０ギガトンのうちの先進国全体の合計排出量（約2.4ギガトンくらい）を1990年に比べて５％（0.12ギガトンにしかならんぞ。）を削減するんでしたよね…。ご苦労様です。）←ご苦労様じゃねえ！完全にカネの無駄使いじゃがな。（それも世界的な。）

毎年３ギガトンずつＣＯ２が増えていく？：前のコラムをまとめていて、気になったことがあります。（多分、皆さんもそうでしょう。）なんだか、やっぱり毎年３ギガトンずつＣＯ２が増えていくことになるんじゃないか。やっぱＣＯ２削減はマジメにしないと、将来の地球環境になんらかの被害がでるのでは？ってね。　じつは、まだ炭素循環には未知な部分があり、数値もテキトーなんです。以下、そのことを述べたＨＰからの引用です。（読めば安心できますよ。）―――二酸化炭素の増加による地球温暖化説は、主に化石燃料の燃焼によって大気中の二酸化炭素濃度が上昇することを前提としています。これは一見当然のことのように思われますが、それほど単純な問題ではなくて、「ミッシングシンク」は未だに解明されていないのです。ミッシングシンクとは、トップダウンアプローチとして求めた炭素循環の各要因の収支と、ボトムアップアプローチで推計した人為的排出および、海洋への吸収、海洋からの排出、陸上生態系の吸収、陸上生態系からの排出の数字を足し合わせたインベントリー（棚卸し）との間で整合性がなかったという問題です。（なんか難しそうな感じですが、雰囲気だけ理解してくださいませ。私にも正直なんのことやら？です。）トップダウンアプローチでは質量のバランスを取っているため本来その数字であるはずといえるのですが、それではどこが吸収したかを特定できない炭素吸収量があるということです。（要は、未知のＣＯ２吸収システムがあるということですね。）簡単に言うと、二酸化炭素の収支を考えると、その吸収源（sink）が一部行方不明（missing）、つまり計算が合わないということです。その原因（すなわち吸収源）として森林による吸収が考えられていますが、もっと繊細かつ超複雑なシステムなのかもしれません。とにかく、まだまだ不明な部分が多いのです。ですから、石油などの燃焼による二酸化炭素が、一旦大気中に排出された後、炭素循環の中でどのように振舞うかは、今のところ明確ではありません。（こうじゃないか？という推測の域なんです。）じつは、今の炭素循環における数値は、地球システムにおける炭素の概略の賦存量（理論的に導き出された総量）と移動量を示したものであって、その信頼性は必ずしも高いものではないですし、（要は、適当な数値なんです。）地球システムの動的な変化によって変わりうるものなんです。（そう、一定ではなくてかなり変動する数値なんです。）まず注目してほしい点は、（概略ではありますが、）化石燃料の燃焼によって大気に付加される二酸化炭素による炭素の供給量は６ギガトン程度（最近では７ギガトンになっているようです。）であって、年間に大気と生態系・海洋表層水と交換される二酸化炭素による炭素量２００ギガトンのわずか３％程度に過ぎないということです。炭素循環システムには大きなリザーバー（貯蔵圏）があり、炭素の移動量も非常に大きいため、炭素循環システムの状態に何らかの変化がおきて、平衡状態が少しでも変われば概略の値は容易に変わりうるのです。ですから、近年観測されている大気中の二酸化炭素濃度の変動が、はたして化石燃料の燃焼に伴って人為的に付加された二酸化炭素によるものかどうかを特定するのは困難です。（まあ、はっきり言って無理ですな。）特に、海洋表層水の温度効果による二酸化炭素の吸収特性の変化は小さくありません。海水温の上昇によって二酸化炭素の溶解量は顕著な変化を見せます。例えば単純に計算すると、海洋表層水の温度が20℃とした場合、１℃の温度上昇によって二酸化炭素の溶解量は２％程度減少することになります。概略の値では、海洋表層水に含まれる炭素量は１０２０ギガトンですから、この温度効果だけで大気中に余分に放出される二酸化炭素による炭素移動量は、実に２０．４ギガトンになります。この100年余りの海面水温の変動を観測したグラフを見ると、（なお、太陽黒点数と平均海面水温の変動は良く似たグラフ傾向を示しています。）1910年から1980年の平均海面水温の上昇は0.5℃程度です。これを単純に当てはめると、この間　温度効果だけで１０ギガトン以上の炭素が余分に大気中に放出されるようになったはずです。余分に排出されたこの二酸化炭素は、いったいどこに消えてしまったのでしょうか？　まあ、実際の炭素循環の変化はこれほど単純なものとは考えられませんし、この試算は極めて粗雑なものに過ぎませんが、現在、二酸化炭素による地球温暖化説で主張されている炭素循環も、多様な様相を見せる実際の海洋の状態を観測した結果に基づくものではなく、単純なモデル計算によって海洋の二酸化炭素吸収量を算定したものであり、とても実態を反映しているものとはいえません。（れいによって、捏造の可能性もあり。）要は、炭素循環システムのさまざまな変動要因を詳細に検討しない限り、単純に人為的に放出された二酸化炭素の半量の３ギガトンが毎年大気中に残留して、大気中の二酸化炭素濃度がどんどん上昇するというのは非科学的な主張なのです。（単純に考えても、自然の摂理として、植物にとって栄養源であるＣＯ２が増加すれば、その分植物が繁殖し、余計にＣＯ２を摂取するようになるのは想像できます。（その内、頭打ちになって、減少するかも。）どうしてもＣＯ２の増加が気になるなら、海を綺麗にして山の緑を大切にすることの方が、大金をはたいてＣＯ２の排出量を削減することよりも、有効で有益なのではないでしょうか。）

後になってですが：いろんなHPの抜粋と再構成なので、各国のCO2の排出量において、数字があっていないことに気がつきました。（おいおい。）２００７年の中国の排出量が６１億トン。ちょっと待った！これだけで６ギガトンじゃねえか！？（ホントだ！）　話が合わんぞ。いくら大雑把で数値が正確ではないとしても、ひどすぎんかい？ううむ。どうなってんだ？正解はどれなんだ？！しらべろ！！どこかに間違いの原因があるはず。――――そこで、以下は、EDMC/エネルギー・経済統計要覧2012年版にあった表です。（以下、抜粋。）

世界の二酸化炭素排出量-国別排出割合-（2009年）←２００９年のデータですが、集計できてるのは、これが最新のようです。

　　＊排出量の単位は[百万トン-二酸化炭素(CO2)換算]です。

 

 

ううむ。なんじゃこりゃあ。全体で２９ギガトンじゃねえか。しかも中国が７ギガトンになりかけてるし、割合も２４％になってる。（どんどんかけ離れているじゃねえか。）いかんなあ。CO2排出量の計算方法はどうなっているんだ？　調べてみよう。なにかカラクリがあるはず。（←正解！）　以下、“CO2排出量はどうやって計算するの？”に答えたHPからの抜粋です。―――CO2は、化石燃料が燃焼することによって発生します。したがって、実際には複雑な化学反応式によってその発生量を算出します。しかし、そんな難しいことをしなくてもCO2排出量は比較的簡単な計算式で求めることができます。以下の式を覚えておいてください。（へえ？）

CO2排出量＝CO2排出係数×消費量

 ここで、CO2排出係数とは電気やガス、ガソリン等のエネルギー種別に定められた値で、政令等で指定されています。（おいおい。でえれえドンブリ勘定じゃがな。完全に机上の数値で、超イイカゲン（信頼性はゼロ！ハッキリ言って嘘っぱち）じゃねえかあ！オマケにこれじゃあ、もし一個人が節電したからって、火力発電所の火力をそれに合わせて落としたりはしていないから、現実にはCO2排出は変わらんぞ！それを削減したことにしているだけじゃねえか。元の排出量もイイカゲンなら、削減量も嘘っぱち。こんなの完全にインチキだ！！） ←まるで詐欺コンサルタントが“こうすると、これだけの経費削減になります。”などと、机上の費用削減額をふりかざすのと同じではないか！もう、詐欺だよ。詐欺！！

また、消費量は実際に使ったエネルギー量です。つまり、使ったエネルギーとその消費量さえわかればCO2排出量は簡単に計算することができます。電力のCO2排出係数は、電力会社ごとに公表されています。だいたい0.3〜0.5kg-CO2/kWhの範囲に収まっていますが、この差は各電力会社の保有している発電所の種類に依存します。CO2を排出しない原子力発電や水力発電の割合が大きいとこの値は小さくなり、石炭や石油等の火力発電の割合が大きいとこの値も大きくなります。ちなみに、ガソリン１Lを燃焼すると約2.3kgのCO2を排出します。以前「何でガソリン１L（約１kg弱）でCO2が2kgでるのか？１kgじゃないのか？」と質問されたことがあります。これは、冒頭にも申し上げたように化学反応なので全くおかしなことではありません。ガソリンが燃焼すると、エネルギーを発生するとともにCO2だけでなく水等も発生します。これら化学反応全体でみると、質量保存の法則は成り立っているのです。（ふうん。水が出る分なんかもっと少なくなりそうだがなあ・・・？）

  

 

具体的な数値の例を上表（↑抜粋。）に示します。電力会社の例として、3社を挙げましたが、この違いはどこからくるのでしょうか？これは、「電源構成」に依存します。原子力発電所が多い電力会社はこの値は小さくなります。ここでは、東京電力と九州電力が該当しますが、東京電力に関しては、柏崎の原子力発電所が止まっていますので、平成20年度の値は、0.425kg-CO2/kWhとなっています。中部電力のように火力発電（とくに石炭）の割合が大きいと排出係数（原単位ということもあります）は大きくなります。「電力は0.3〜0.5kg-CO2/kWh」という感覚を覚えておくとよいでしょう。（ちょっと待て！今は２０１２年で大飯原発しか動いてねえぞ。かなり変動した数値になっているはずだけど、ちゃんと訂正してんのかい？）その他、よく使われる燃料の例も上表のとおりです。単位の違いさえ、気を付ければ計算自体は難しくありません。余談ですが、この単位を間違えて集計している事業者様も時々いらっしゃるようです・・・・。（おいおい。それじゃ、集計もメチャクチャじゃねえか。）――――というわけで、最新のデータといえど、アテにはならず、要は、CO2の排出量なんて超テキトーで、ぶっちゃけデタラメなんですね。うん。（前述のミッシングシンクはこのせいだったりしてね。）

以上より、なんか数字があわないコラムになっていますが、あえて訂正はせず、このままにしておきます。うん。皆さんもこのカラクリ（各国のCO2の排出量は全てデタラメ！）を知ったうえで、相対的かつ総合的に判断してくださいませ。はあああ。（もう最悪。こんな肝心な部分がこんなにイイカゲンだったとは・・・。まさにインチキ！これも温暖化詐欺に通じてるんじゃないの？）←きっとそうだよ。うん。確信した。

それでも気になるＣＯ２濃度：もしかして一昨年の記録的な猛暑の影響もあるんじゃないかとも思われるんですが、今年の５月に、日本でＣＯ２濃度がはじめて400ppmをこえたとのこと。温室効果ガス世界資料センター（WDCGG）の解析による2010年の世界の平均濃度は、前年と比べて2.3ppm増えて389.0ppmとなっています。 現在の濃度は産業革命以前の平均的な値とされる280ppmに比べて39％増加（なんか凄い増加ですね。）しています。産業革命以降の二酸化炭素の上昇は約100 ppmです。これなら２０１２年の今なら400ppmになってもフツウかもしれません。なんせ人類はやたらCO2を排出し続けていますからね。それは否定できません。でも、ここで一言です。ppmは100万分の一なので0.0４%です。ちなみに酸素は２１％です。もともとCO２はやたらと微量なので、ちょっとの増加で、さも凄い変化みたいになるんです。（だから、ちょっとの減少でも凄い変化になるんですよ。うん。）まず、酸素のお話をします。（以下、酸素濃度について書かれたHPより抜粋。）―――基本的に都市部、森林部に関係なく現在の大気の酸素濃度は約21%に保たれています。（高山病にもありますが、人は酸素濃度が16%を切ったあたりから自覚症状が現れます。）ちなみに酸素濃度が減少していること自体は最近の研究で確認されています。化石燃料を利用した分だけ大気中の酸素は消費されますからね。ただしその減少はパーセント（百分率）ではなくppm（百万分率）での話です。最近になって酸素濃度の微細な変化の分析が可能となり、年平均で約4 ppmずつ減少していることを国立環境研究所が報告しています。（大気中酸素濃度の減少量から二酸化炭素の陸域生物圏吸収量の推定に成功したそうですが。）21%とは210,000 ppmのことですから変化としてはごく僅かなもので、健康への影響は無視できるでしょう。まあ、1989年から2006年の間に約75 ppmの減少、つまり1年あたり約4.2 ppmの変化ということなので、このペースで酸素濃度が下がるとしても1%低下するまでに2000年以上の期間が必要になりそうです。参考までに、人類の化石燃料の利用によってどれくらい酸素が消費されるのかを計算してみましょう。化石燃料の燃焼で消費される酸素量は重量比で1.3倍から2倍程度です。一方、文部科学省の「平成12年版科学技術白書[第1部 第1章 (2)」の「第1-1-9図 世界の化石燃料消費量の推移」を見ると、（なかなかよく調べられてますね。）人類が2000年までに消費した化石燃料は目分量ですが約4000億トンぐらい。よってこれまでの化石燃料とともに消費された酸素は7000億トン前後ということになります。一方大気の総量は約5100兆トン（地表面積と気圧から計算）ですから、大気中の酸素の総量は1200兆トンです。大気の酸素量に比べると化石燃料で消費された酸素というものは僅かな量にすぎないことが分かります。これでは0.1%も酸素濃度を変化させることはできないでしょう。（どうやら、酸素の方は気にしなくてもいいようです。これも量の違いですね。うん。）―――　では、CO2がどれだけの濃度になったらマズイのでしょうか？東京消防庁提供の資料によると、3500ppm（0.35％）以下であれば十分ＯＫとのことです。ちなみに、世界の平均濃度が360ppmであった場合でも、東京新宿の路上は450ppm（0.045％）だそうで、（人の数や換気の具合でアッサリと高くなるもんですね。）地下鉄改札口では700ppm（0.070％）、映画館内では1100ppm（0.110％）、羽田空港エレベーターでは1350ppm（0.135％）、すいた地下鉄の車内では1500ppm（0.150％）、首都高速では2800ppm（0.280％）と、（ここまでならOK。）さらに、かなり混んだ地下鉄の車内なら3800ppm（0.380％）、閉め切った自動車内なら5000ppm（0.500％）（おいおい。）で、この5千ppm（0.5％）までが労働衛生上の許容濃度（１日８時間労働）になっています。でも、健康被害が出るには、もっともっと上がらなくてはなりません。うおおおおりゃああ！っと、３万ppm（３％）にもなれば、呼吸困難になり、頭痛や吐き気がするとのこと。ちなみに失神するのが１０％で、（９％でも４時間後に死亡するそうです。）さらに２５％では中枢神経がおかされて窒息死するそうです。（おいおい。）今現在が400ppmとして、2.5ppmづつ増加していくとすれば、十分OKの3500ppmを越えるのは１２４０年後（西暦３２５２年）以降ですね。でも、IPCCシナリオのCO2濃度安定化効果を評価したグラフによると、８８年後の２１００年には、CO2濃度は安定化し、低排出に抑えれば537ppm、高排出が続けば829ppmになって、そのままになるとなっています。（どうやら、２１００年までには化石燃料が底をついてきたり、代替エネルギーの普及もあるからとのことらしいです。←じゃあ、２１００年には中東の石油大国もひさしからずやってこと？）なあんだ。結局は、IPCCの予側ですら、約200〜500ppmくらいの増加で安定し、結局は０．１％にもならないのか。現在の地下鉄改札口と同じくらいの濃度になってオシマイというのかい。（まあ、頭打ちの後は減少して元の280ppmまで戻ると思うよ。さらに寒冷化しだしたら、もっと減少するんじゃないかなあ。）じゃあ、健康被害はないね。ＣＯ２は温暖化の犯人でないし、温暖化自体も気にしなくていいから、（気にすべきは寒冷化です。）何も心配いらないね。うん。（あー、心配して損したあ。でも、よかったあ。）でもまあ、今回みたいに人類史上無いようなＣＯ２濃度になれば、（どうやらここ数十万年でも、300ppmくらいまでは何回もなっていますが、さすがに400ppmは初めてみたいです。いずれは自然に減少してくれるでしょうけど。）もしかしてなにか別の未知の被害があるかもしれませんし、なにより省資源の意味でも、（無理のない範囲で）石油を燃料にするのは控えて、再生可能エネルギーを普及させるべきです。（石油は化繊にしてリサイクルするのが一番です。）問題は全体の４１％（くらい）にもなるCO2排出をしてる中国とアメリカの協力であり、この２国がもうちょっとエコ意識をもってくれるだけで、日本がどんなに大金をはたいて努力するよりも、はるかに大量のＣＯ２を一気に抑えることができます。“そうは言っても、排出量を減らすのは無理！”と言うなら、吸収を増やせばいいのです。濁った沿岸の海を透明で綺麗なものにすれば、海草や珊瑚がどんどんＣＯ２を吸収します。山の緑を大切にすれば、どんどん生い茂って大量のＣＯ２が吸収されます。（航空写真で見てもわかるように、山の緑は陸地の大半というか、ほとんどをしめています。この緑こそが地球環境を守ってくれる最大の守護神のように思えるのです。）そして、ゴビ砂漠などはギガ（もしかしてテラかも）ソーラー発電所にすればいいのです。（あー日本にも砂漠があればなあ。なんて思っているのは私だけ？）

１１月になった：急に寒くなった。なんか冬を感じる。暑さの記憶がまだ生々しく、寒さに順応できていないから、ちょっと冷えただけで体調がおかしくなっている。大した寒さでもないのに体が凍えてしまう。順応できるまでは用心してちょっと大げさに暖かくして過ごそう。うん。ちなみに、本日１日、コタツをだしました。布団も厚いのに変えてっと。ところで、グリーンランドの氷床が全て融けたら、７ｍも海面があがるはずだったのはどうなりましたかね？いくらタイムラグがあったとしても、もう１００日くらいたちましたよ。東京なんか水没してるハズですが、変だなあ。しかも、この分じゃ今頃はまた氷ができて真っ白になってきてるんじゃないですか？なぜか尻切れトンボで、続報がまったくなくて、検索しても誰も何も報告してないんですよ。やっぱ調査団は単なるグリーンランド旅行をしただけで終わったみたいですねえ。要は、このぐらい大規模な氷床の融解があっても地球環境自体は異変なしにできるキャパシティー（収容能力）があるんですよ。それを馬鹿な扇動にあおられて大騒ぎするなんて。まあ、ゲスなマスゴミの“話題性があれば、ウソでもいい！”というヤツですかねえ。マジメな先生たちもまんまとハメられましたねえ。はああ。

検索したら、おおお！？？：とにかく、あきれました。今頃になって発見した読売新聞８月３日のグリーンランド氷床関連の記事です。IPCCの有り得ない予測というのが露見しています。以下、その抜粋です。（読めば、皆さんもあきれるでしょうね。）―――米航空宇宙局（ＮＡＳＡ）が７月２４日、衛星観測によりグリーンランドの地表を覆う氷床の表面が（←ここが最大のポイント。）ほぼ全域で解けた、（←ここも、ポイント。たしか消滅したといってなかったかい。）と発表しました。標高３２００メートルの頂上付近の氷も約１２０年ぶりに解けたということです。（最初から過去にも消滅したことが知られていたんだね。）国立極地研究所の藤井理行特任教授（雪氷学）によると、「氷床」とは、大陸規模の面積（５万平方キロメートル以上）を覆う「氷河」のこと。氷河は、ヒマラヤなどの高山地帯や極地の島や大陸を覆う氷の塊のことです。氷床規模の氷河にもなると、氷の下に山も谷もうまっています。藤井教授はそのグリーンランドの見渡す限りの大雪原にテントを張り、現地調査をしてきました。日本の宇宙航空研究開発機構（ＪＡＸＡ）も観測衛星「しずく」により、７月１０〜１５日のグリーンランド氷床表面状態の変化をとらえ、発表しています。それによると、全域での融解が見られたのは、１〜２日の現象だったようです。（←ここの表現がヘンなんだよね。後述にもありますが、実は３日目までには再凍結したってことなんですよ。でも、そんな話は誰も聞いてないんじゃないの？　「しずく」の観測写真を見れば、すぐに再凍結したことがわかるんだけど、どうも、すぐに再凍結したことは報道されず、スルーされたみたいです。←どうやら温暖化論者による情報操作ですね。どこまでも汚いマネを！）「全域で融解、といっても、何が起こったかというと、見渡す限りの大雪原の乾いた雪がしめった、という現象です。（はあ？解けたというか、消滅したように言って、地面があらわになったり、水がザーザー流れているのを、こんな風↓に報道させていたじゃないか！

 

グリーンランドの氷床が12日にほぼ全域融解！　融解40％からこの４日間で97％まで急拡大!!（←と書いて。）

　　←こんな画像つけて。　←こんなになったって。

 

これじゃ“全部が解けて水になって、流れて消滅した。”と、皆は思うし、今も思っているぞ！（私もそうでした。）ううむ。解けたのは表面だけで、１〜２日で再凍結していたなんて。どうりで一気に全域が解けたのに、海面上昇もなにもなかったわけだ。だいたい厚さが３千ｍくらいもある氷が、数日で全部なくなるハズがないよなあ。まったく。それをやたら大騒ぎして、“このままでは海面が７ｍ上昇する！”なんて報道までしやがって。どうみても言葉のアヤで誤魔化して、ワザと誤解させるようにしむけていたとしか思えんぞ！　とにかく、これまで皆が思っていたことは、とんだ大間違いだったんだな。）とはいえ、それが頻発するようになれば、（周期的な自然現象だから頻発なんてするもんか。）氷床が解け出す溶融現象が加速していくことになります」と藤井教授は話します。国連の気候変動に関する政府間パネル（ＩＰＣＣ）が２００７年に発表した第４次評価報告書は、グリーンランド氷床がほぼ完全に消滅すれば、約７メートルの海面水位上昇が起こる、としています。（出たぞ。嘘っぱちIPCC。）ただし、これは、産業革命以前（1800年頃）と比較して、世界の平均気温が1.9〜4.6度上昇し、（どえらく幅があるな。大体、今までが0.4℃程度の上昇で、1.9℃も上昇なんてしてないぞ。というか、しそうにないぞ。）その状態が数千年続いた時のこと。（はああ？なんじゃそりゃあ。数千年も続いた場合だってえ！？　報道されてたことは、こんなにも突拍子もない条件つきだったのか。）といわれると、安心する人も多いと思いますが、（いや、皆あきれたよ。）実際にはこうした予測よりも早く事態が動いており、（どんな予測だよ。石油が枯渇した数千年後でもCO２が原因で２℃以上高い状態が続いて７ｍ水没する予測かい。ありえねえこと言ってんじゃねえよ。）深刻な影響が出てきています。（毎度の抽象的な脅しモンクだな。）氷床や氷河、海氷の溶融は、（融解であり、まだ溶解してないんだろ。）海面上昇にとどまらず、地球規模での大気や水の循環を引き起こしているからです。（だから、まだなんにも引き起こしてないだろ。）北極海の海氷の減少も、「実際には、どの予測モデル（こんなのインチキなの皆知ってるよ。）よりも、早く小さくなっている」。こう断言する藤井教授（こいつバカだ。）によると、海氷は白いので太陽光を反射するのですが、これが解けると、海が熱を吸収し、暖かくなってさらに氷を解かし、グリーンランドなどの氷床溶融現象も加速するのです。（だから、表面の融解だけで、まだ溶解はしてねえって、自分で言ってんだろ。）北極海の海氷が小さくなり、海が暖まると、地球を取り巻く大気の流れが変わり、各地の気候にも影響します。この夏、日本では九州を中心に集中豪雨が続き、米国は熱波や干ばつに見舞われています。（昔から毎度のことだよ。）私たちの生活を脅かす「極端現象」の発端は、グリーンランドや北極海の異変にある、とも考えられます。（グリーンランドが原因だって？。周期的な自然現象の結果であり、もともと異変でもなんでもないんだよ。原因は、ミランコビッチサイクル（周期的な地球の公転軌道のブレや自転軸のブレ）で、今は寒暖のメリハリがキツクなっているから、自然現象が極端に思えるだけなんだよ。）人間活動による二酸化炭素（ＣＯ２）などの温室効果ガスの増加。その影響として、科学者らが指摘してきた極域の異変を、（だから、異変じゃねえって！）今後、注意深く見守る必要があります。（そう言ってお前はただ見守るだけだろ。遊んでるだけのくせして、さもエライ研究してます！みたいなフリしてんじゃねえよ。）←こんなヤツ多いんだよね。

さらに検索して：海面上昇の起こる仕組みについて、いまだに温暖化を信じる地球環境研究センターのHPより抜粋。―――海面上昇の将来的見通しとして、

いつまでに何メートル上昇するか？　海水の膨張の寄与陸上の氷河/氷床に貯蔵されていた氷が融解し、融け水や氷山が海に流れ込み海水の量を増やすことや、水温が高くなって海水の体積が膨張することを合わせた海面上昇の予測は定期的に公表されています。その結果によると、21世紀の海面上昇に寄与する最大のものは海水体積膨張であり、グリーンランド氷床（有り得ない条件つきでね。）がそれに次ぐことが示されています（南極氷床が及ぼす影響については未だ不確定性が大きく、明確な結論は得られていません。（南極の氷が増えているもんだから、苦しい言訳してるね。）南極の場合、温暖化に伴う降雪量の増加が融解量と氷河流出量の増加を上回り、しばらくは氷が増加する可能性もあります。）。最新の予測結果では2100年までの海面上昇は18cm〜59cmと見積もられています。（１回の地震で海抜はメートル単位で変動したりするんだけどね。）海抜ゼロメートル地帯の存在する東京湾、伊勢湾、大阪湾の海岸堤防は2〜3ｍ以上の高潮（台風や低気圧による一時的な海面上昇）を想定して整備を進めているため、上記の範囲内ならば通常は水没する可能性は低いと考えられます。（なら、騒ぐなよ。）　

では2100年以降はどうなるのか？　より遠い将来の海面水位予測においては氷床の融解が重要性を増してきます。特にグリーンランド氷床は温暖化がこのまま進行した場合、早ければ2100年までに融解量が降雪量を上回り、氷床の縮小が始まると指摘されています。（全て消滅した！と騒いでいたくせに。よく言うよ。）その後、氷床の縮小は数百年以上かけてゆっくり進行しますが、（数千年だろ。）グリーンランド氷床が完全に消滅すると海面水位は7ｍ上昇すると見込まれています。（ありえないことを受け売りしてる。）したがって、温室効果ガスの排出を今後大幅に削減しない限り、数百年以上後には現在の海岸堤防のままでは海抜ゼロメートル地帯が水没の危険にさらされることも十分考えられます。このことはアル・ゴア主演のドキュメンタリー映画「不都合な真実」でも指摘されている通りです。（出た！イカサマのゴア。じつは、“このままではグリーンランドの氷床が消滅して海面が７ｍする。”というのは、この“不都合な真実”の中で訴えられていたものなんです。）もう一つ、海面上昇で注意すべき点として慣性が大きいことが挙げられます。すなわち、気候を安定化させた後も海面水位は過去の温暖化の影響を受けるため、すぐには上昇を止めません。そのことも考慮に入れた上で、温暖化抑制を今後どのように進めるべきか検討する必要があります。氷床消滅のリスクがどの程度あるのか、また消滅を防ぐにはどの程度の温暖化抑制策が必要かといった問題に明確に答えを出すことが求められており、（無理だよ。）現在も研究が精力的に進められています。（旅行して遊んでるだけだろ。）以上のことをまとめますと、「温暖化すると陸上の氷河/氷床の縮小や海水の熱膨張によって海水面は上昇します。（気にしなくていいくらいにね。）今後100年間の上昇幅は、現在の海岸堤防がそのまま維持されるとすれば、東京湾、伊勢湾、大阪湾の海抜ゼロメートル地帯が水没するほどではありません。しかし温暖化を放置した場合、数百年以上後にはグリーンランド氷床の縮小等により水没の危険が高まることが指摘されています。」となります。（ありえないけどね。）今後数年〜数十年のうちに海抜ゼロメートル地帯が水没することはない見込みですが、数百年後まではまったく問題なしと安心してしまうことはできません。（はいはい。石油もウランも枯渇した数百年後ね。まったくもって安心したよ。）

石頭前東京都知事の大好きなツバルについて：これまた上記HPからの抜粋です。―――テレビで「海に沈む島」として良く取り上げられる島に「ツバル」があります。ツバルは南太平洋に位置する９つのサンゴ島で構成された国です。このうち、例えば首都フナフチがあるフォンガファレ島の平均標高は1.5m、最も高い地点でも約4mしかありません。フナフチで測定される潮位は季節により上下し、高い時と低い時で20〜30cm程度の差があります。また、潮汐による干満の差は大きい時では2mを越します。よって、潮位が高くなる春先の満潮時には、標高が低い地域では海水面より低くなってしまうところも出てきます。サンゴ礁の上に砂が堆積して出来た島ですので、満潮時に海水面以下になる地域では、地盤（サンゴ礁）の穴を通じて水が滲み出してきます。島のあちこちで海水が地面から湧き出す現象は以前からも観測されてきたもので、温暖化により初めて生じるようになった訳ではありません。しかしながら、近年その地面からの湧き出しによる洪水が深刻化しつつあるとの住民の証言があります。これは、どのように考えればよいのでしょうか。（気にすんなよ。）　

ツバルでは、海面上昇は本当に起きているのか？その原因は温暖化か？　全球平均で見た場合、20世紀に観測された平均海面上昇速度は1〜2mm/年でした。（測定誤差の範囲だな。）主として20世紀の温暖化傾向が、海水の熱膨張と陸上雪氷の融解を通じて、この観測された海面上昇を引き起こしたことが分かっています。では、ツバル付近の地域的な海面水位についてはどうでしょうか。豪州国際開発局の出資で1993年以降継続して行われている信頼出来る計測によると、フナフチにおける2005年6月までの過去12年間の平均潮位の上昇傾向は、4.3mm/年でした。（なんでここだけこんなにちがうの？）この期間についていえば、なんらかの理由により平均潮位の上昇傾向があったといえます。しかしながら、観測期間が短いために、長期の変化傾向とは直接関係の無い短期的な海洋の変動性（例えばエルニーニョによるもの）の影響を強く受けており、長期的な上昇傾向や温暖化の影響の大きさについては、現時点では断定的なことは言えません。今後も潮位計測を継続することで、この平均潮位の上昇傾向が一時的なものかどうか、温暖化がどれくらい寄与しているかなど、さらに詳しい情報が得られるようになると考えられます。（なんだよ。わかってないんじゃないか。）　

洪水被害の深刻化の原因は？　ツバルにおける海水の湧き出しによる洪水の深刻化は、潮位だけでなく、島の地形、土地利用、地下水、降水、波力など複数の要因が関わって生ずる現象であると考えられますが、その全体のメカニズムは十分に解明されていません。しかしながら、原因と疑わしきものをいくつか挙げることが出来ます。まず、上述の近年の短期的な平均潮位の上昇傾向は、その原因の候補の一つです。また、月・太陽と地球の位置関係によって起きる潮の干満と潮位の季節変動との組み合わせにより、毎年春先に記録される年間最高潮位は約4年半の周期で上昇・下降することが分かっており、年間最高潮位は高い年と低い年で10cm以上の差があります。この年間最高潮位の周期的変化は平均潮位の変化傾向には直接影響しませんが、大きな洪水が生ずるのは、その年間最高潮位が発生する時ですので、これもまた島の住民が証言する洪水被害の深刻化に関わりがあるかも知れません。さらに、20世紀に続いた人口増加にともない、1970年代以降に、沼沢地を埋め立てて出来た低地にまで居住地が拡大されてきたことが分かってきました。それらの地域の中には、春先の高潮時に海水面以下となるところもあり、海面上昇に対して脆弱な地域への居住者が増えたことになります。そのような社会的条件の変化も、高潮時の洪水被害増加に関わりがあると考えられています。（やれやれ。結局こんな理由かい。）　

ツバルでの海面上昇対策は必要か？ 　将来に目を向けた場合、IPCC第3次評価報告書によると、温暖化により海面が上昇することはかなり確からしく、（ウソだよ。気にしなくていいレベルだよ。）気候モデルを用いた今後100年の全球平均の海面上昇量は9〜88cm（幅は将来の温室効果ガスの排出量見込みや予測に用いられた気候モデルの違いによる不確実性）と予測されています。（おいおい。なんかさっきのと数値が違うぞ。18〜59ｃｍと言ってなかったか？イイカゲンだなあ。）例えば、50cmの海面上昇が生じるとすれば、洪水の規模・頻度が急激に高まると予想できますので、対策の実施はどうしても必要になります。（あきらかに不必要です。ツバルは経済援助が目当てで騒いでるだけです。）海面上昇に対して脆弱な地域からの住居の撤退を含む対策を早い段階から検討しておくことの重要性は高いといえます。（ほっとけよ。）

最後に：一番まともなニュースをどうぞ。―――【オスロ２０１２年８月２日ロイター時事】デンマーク、英国、それにオランダの専門家から構成されるチームの研究によると、グリーンランドの氷の消失は歴史的にみて急速に進んだり、収まったりしているという。これを踏まえると、グリーンランドの氷は融解の一途をたどって世界の海面上昇につながると懸念されるほど脆弱（ぜいじゃく）ではないようだ。研究論文は３日付の科学誌サイエンスに掲載された。　主執筆者であるコペンハーゲン大学のクルト・チャール氏は論文の中で、「気候変動によって氷床の未来が暗くなったと宣言するには時期尚早だ」と述べた。同チームによると、古い航空写真を調べたところ、１９８５年から９３年にかけて、グリーンランド北西部の氷河が著しく減ったことが分かった。また同地域では２００５年から１０年にかけても氷が消失した。融解の進み方に波があるという発見は、グリーンランドの氷床が人為的気候変動をきっかけとして融解の一途をたどるとの予測に疑問を投げかける。グリーンランドには、全て融解すると海面が７メートル上昇するほどの氷がある。チャール氏はロイター通信に対し、氷消失は「始まり、その後止まる」と述べ、「これはいったん融解が始まったら加速し、グリーンランド全体を包み込むといった考えとは一線を画している」と話した。しかし同氏は同時に、氷消失と次の消失の間、つまり氷消失が止まった期間中に氷床が大きくならなかったと指摘した。（まあ、これは欧米の原発による大量排熱のせいでしょう。うん。）

オゾンホールの現状ニュース：そういえば、環境問題としてオゾンホールのこともあったなあ。最近、耳にしないけど、あれってどうなってるんだろう？で、調べてみました。―――2010年9月20日月曜日の記事。オゾン・ホールの拡大傾向が止まり、北半球では2048年、南半球では2073年までに、1980年代以前のオゾン層の状態に戻ると、国連環境計画（UNEP）と米国世界気象機関（WMO）の共同レポートで報告された。オゾン層保護のための国際デーで発表されたこのレポートでは、ここ4年間の包括的な現状報告がされており、300人の科学者が作成に参加している。1985年のオゾン層の保護のためのウィーン条約で開始されたオゾン層保護の国際的な取り組みと、1987年のモントリオール議定書での特定フロン、ハロン、四塩化炭素の規制が実を結んだと言える。これらの規制が無ければ、2050年までにオゾン層破壊物質は10倍になっていたと思われている。2003年には、過去最大のオゾン・ホールが観測されていたが、2010年は僅かながらオゾン層の回復が報道されていた。オゾン層の破壊は、有害な紫外線を地上にもたらすことにより、野生動物、農作物へのダメージだけではなく、人間の免疫にダメージを与え、皮膚がん、白内障が増加する。また、オゾン層破壊物質は温暖化ガスでもあり、1997年の京都議定書では、さらに1/10の排出に規制が提案されている。代表的なオゾン層破壊物質であるフロンガスは、家庭用冷蔵庫の冷媒として開発が進められ、その化学的に安定した性質から、冷媒、溶剤、発泡剤、消火剤、エアゾール噴霧剤などに広く使われていた。成層圏でも長期にわたり存在してオゾンを破壊し続けるため、規制をしてもオゾン層の回復には時間がかかると言われていたが、手遅れにはならなかったようだ。（やれやれ。よかったですね。）

と、喜んでいたら、2011年10月2日付・ネイチャー電子版。―――北極圏のオゾン層破壊が、南極のオゾンホールに匹敵する大きさになったと初確認されました。（おいおい。）春に北極上空でかつてない規模のオゾン層破壊が進んだことが原因。失われた量は、全体の約40％に達し、成層圏内の18〜20キロ上空では、最大で80％失われたとみられています。北極の上空で今春、南極のオゾンホールに匹敵する深刻なオゾン層の破壊が起きたことが、日米など9カ国の国際研究チームの調査でわかった。観測史上で初めて。北半球は緯度が高い地域にも人口が多く、本来はオゾン層で遮られる生物に有害な紫外線の増加が懸念される。（なんなんだいったい。やっぱまだまだマズイみたいじゃないか。酷くなるのは収まっているみたいだが、まだまだ油断するなってことか。やれやれ。）

環境問題のまとめ：最近なんか爆発的にいろいろ追求してまわったけど、頭の中がゴチャゴチャになりかけている。（書き起こすのが面倒で、抜粋ばかりしてるけどね。）環境問題で、これまで調べたことを以下に書き出してみようっと。

オゾンホール：沈静化してるかもしれないが、まだ油断できない状態。

温暖化：100年で0.5℃程度の気温変動というのは全くもって普通のことで、短期的にも温暖化しているとはいえない。むしろ長期的には寒冷化し、数万年後に氷河期になるのは明らか。要は気にしなくてよい。

CO2増加：温暖化の犯人ではない。増えたのは海水温度が上昇したため。今も増加しているが、人為による影響はわずかで、結局のところ被害が出るレベルにはならない。ただ、石油を燃やすのは減らしていくべきだとは思っています。

CO2排出量：CO2排出係数×消費量という極めていいかげんな数値で現実とは明らかに違うデタラメの計算値で、温暖化詐欺の重要ポイント。

京都議定書：批准してる国は皆無で、単なる呼びかけにすぎない。

COP：最悪の国際会議。温暖化ガス削減を口実に、将来をにらんだ経済の覇権争いが展開されているだけ。温暖化はウソだと知っててやっている。

CO2排出取引：温暖化詐欺の温床。金銭授受があったら、払った方は馬鹿としか言えない。

IPCC：怪獣映画よりも有り得ない予測をする国際ペテン師集団。ウィキペディアを牛耳っている。

NOAA：イカサマ情報源。意図的にイカサマをする悪の根源。

グリーンランド氷床調査隊：ほとんどが、ただのグリーンランド旅行者。無駄金使いの遊び人が多い。

グリーンランド氷床の表面の融解：過去にもあったが、海面上昇はなかった。実は周期的にある自然現象。調査隊は、それを知ってて調査していた。

それをこの世の終わりみたいに騒ぐメディア：単なる視聴率稼ぎ。話題性があればウソでもばら撒く。

メディアが騒ぐ温暖化やCO２犯人説などをいまだに真に受けてる学者：アホ。自分がだまされてることを認めようとしない見栄っ張り。アンデルセン童話“裸の王様”の家来と同じ。

学者でもなんでもない私が興味本位で調べただけでも、これだけのことが断言できます。皆さんも、せっかくインターネットがあるんだから、自分で調べましょうよ。うん。（ただし、ウィキペディアはIPCCに牛耳られているので要注意です。）

血税から１０兆円くれ？ふざけるな！！：１１月７日のニュースに対するブログより抜粋です。―――今回、フクシマ原発事故による「除染」および「廃炉」にかかる費用がこれまでの見通しよりも更に膨らみ、１０兆円規模に達するとの見通しが東電より示され、東電が政府にオネダリを企てているというのであるが、ハッキリ言ってこれは、今年７月に「実質国有化」という、「国有化はしないがカネは血税から無尽蔵に出す」としか受け止められない特権を付与された東電の悪ノリも甚だしい話である。「東電のリストラがもう限界までなされている」などという話はまったくふざけており、人員削減・一等地に建つ本社をはじめとする不動産売却等、まだまだリストラ余地が数多く残されていることは自明である。今回新たに要請されている10兆円という金額は、「消費増税」による税収と比較すると増税分の１年分（12兆円）近くに匹敵するレベルの金額であり、「はい、そうですか」との二つ返事では済まされない話であることは誰の目にも明らかであろう。それを、大口債権者たる銀行や大株主どもが倒産されては大損するということで、血税を注ぎ込んで無理矢理に延命しているだけであり、事実上、東電は倒産していると言ってよいであろう。（原発が放射能漏れ事故をおこせば、それだけでその電力会社は倒産するんです。こんなリスキーなものをかかえるのはもうやめませんか？）ここで主に「エネルギー政策」や「経済政策」の観点のみで原子力政策の継続を唱える「原発推進派」の皆さんに是非問いたい。この莫大なコストを勘定に入れてもう一度、そろばんをはじき直してみては如何かと。更に言うと、フクシマ由来の放射性物質は世界中に拡散しており、今後、諸外国より環境汚染・食材汚染等に対する賠償請求があれば、その額は10兆円といったレベルでは到底済まないであろう。想像できないが、桁違いの金額になることは間違いないであろう。（いや、国内だけでもまだまだ１０兆では足りないことになると思います。その内２０兆円のオネダリをするでしょうね。）その賠償コストも含めて、そろばんをはじいた場合、それでもまだ原発が火力発電をはじめとする他のエネルギーに比して優位だと言えるのであろうか？是非ともその観点で原発の優位性をご説明いただきたいものである。今尚、フクシマ原発が毎日休むことなく２億４千万ベクレルもの放射性物質を大気中に拡散しているのであるから、今後フクシマ原発事故の収束・除染・廃炉に掛かる費用が更に積み増しされていくことは確実であり、これに加えて放射線被曝による健康被害まで発生するとなれば、再び、東電救済の是非が浮き彫りとなり、「東電解体論」が浮上するのも時間の問題であろう。（ほんとそうですね。）

大飯原発の活断層調査：なにやら関電が、汚い工作（検証できないように現場を剥ぎ取ったり、証拠を隠滅したり、さらにウソの報告書を出したり。）ばかりしていて、原子力規制委員会は、２日の調査から７日になっても地すべりか活断層かで大モメしており、さらに再調査して長期化するかもなんて言ってるが、なんのことはない、どっちでもアウトー！！なのだ。地滑りもNGだと、原子力規制委員会のHP（設計･建設段階の安全規制　安全審査｜政策課題｜原子力規制委員会）に、明確に書いてあるのだ！。（↓抜粋。ごらんのとおり。）

 

 

「原子力の立地地点はひとことでいえば・・・地震、風、津波、地滑りなどにより大きな事故が発生しないと考えられるところ。」おおお。（ビックリ！）　現在、原子力規制委員会では、大飯原発敷地内の地層のずれが「活断層」か「地滑り」かという意見でわかれているが、これでは、どちらも原子力の立地地点としてふさわしくない　ということになる。議論の余地はなく、大飯原発は運転停止にしなくてはいけないのだ。うん。このことは、ジャーナリストの神保哲生さんがツイッターで、原子力規制委員会のHPに、“あることが書いてある。”と指摘して話題になったものです。その神保さんが「なぜ活断層か地滑りかの議論に時間を浪費するの？」と指摘しているが、まさにその通りですね。皆の反応は、「書いてある！」「本当だ」「驚きました！」「規制委は、まず自分のサイトをチェックしようよ」とのこと。なぜ、原子力規制委員会は、再び調査をすることを決めたのだろうか？先日から拡散予測の大ポカが続いているが、まさか、これについても知らないのではないだろうか？（なんにせよ、さっさと大飯原発を止めろ！バカ委員会。）そもそも、夏場の電力逼迫（結局これもウソで供給には余裕があり、大方の予想どおり動かす必要はなかった。）に対応するために、抜本的な安全対策を先送りするなど見切り発車的に再稼動させた経緯がある。その上　夏を過ぎて、さらに活断層疑惑まで浮上している中で運転を続けることはとても認められるものではない。原子力規制バカ委員会の田中俊一委員長は「黒か濃いグレーなら止める」と言っていました。（濃いグレー以下なら、止めなくてもいいということでしょうか？活断層でないとはっきり証明できなければ、運転はできないのでは？薄いグレーでも止めなければいけないはずです。）今回の調査ではかなり「グレー」なのですが、止めるとは言わず、再調査などと、それも関西電力に再調査を求めるなどと言いこれはどう見ても原発を止めないための引き延ばし作戦としか思えません。断層を調べる専門家会合のメンバーで、活断層だと言った東洋大学の渡辺教授は追加調査をするにしてもまず原発を止めてからするべきだと言いています。危ない恐れがあるならまず止める。これが安全の前提です。ところが「グレー」とわかっても原発運転に規制をかけない原子力規制委員会は何を規制するのでしょうか。皆さんも原子力規制委員会は「原子力を規制するための委員会」と思っていたでしょうが、じつは「原子力を止めることに規制をかける委員会」だったのですね。（大方の指摘どおり、やっぱりこいつらは原子力ムラの住人なのだ。こんなのさっさと解散して作りなおそうぜ！）

―――なお、１１月２２日の報道によると、関電による追加調査の計画では、今月末から作業に入り、来年２月中旬以降にいったん結果をまとめ、最終報告は夏以降（時期は未定）になるとのこと。はあ？結局来年の夏もスルーさせるつもりかえ。いいかげんにしろよ！（どチクショウ。やっぱり引き伸ばし作戦だったわい！原子力規制委員会は原発を止めることを規制する委員会だ！こんなの早くブッつぶせ！！）普通の人が委員長だったら、絶対にこう言うだろう。“どうぞいつまででも気が済むまでジックリ調査してください。活断層ではないという結果が出るまで、止めて待ちますから。”と。今回の調査みたいなことは、まず、そばで動いている機械を止めてから行うのが現場の常識です。これを守らないのは重大事故の元で、あきらかに異常体質の現れです。皆さんも“止めて待て！”を訴えてください。

高速増殖炉「もんじゅ」の再開をあきらめないのはプルトニウム保有量を減らすため：シレっと再稼動計画が報じられているもんじゅに関して、なかなか良く調べられているHPからの抜粋です。―――原子力発電を行うとプルトニウムができる。原発からでる使用済み核燃料にはプルトニウムが約1%含まれている。このプルトニウムは日本の方針では再処理で取り出されるため、（日本国内には実験的な施設はあるが、商用レベルのプルトニウムを取り出す再処理工場が事故と故障でいまだに完成していないため、ずっとフランスとイギリスに委託していました。）使わなければ保有量はどんどん増える。プルトニウムは核兵器の原料になるため、その保有、利用は国際的に監視、制限されている。日本でも余剰プルトニウムは持たないという方針を取っている。では、日本のプルトニウム保有量はどのくらいなのか？内閣府原子力委員会で「我が国のプルトニウム管理状況について」として毎年プルトニウム保有量が公表されている。最新のデータは2008年末時点で、国内保管　9,696kg、 海外分（核分裂性Puのみ）25,212kg、　未処理　137,000kg。で、海外保管分の全プルトニウム量は、2008年末で約37ｔと推定される。（2005年で海外での再処理契約は終了したので、海外保管分はその後増加しない。）2007年末における各国のプルトニウム保有量をみると、日本の使用済み燃料中のプルトニウム量はアメリカ、フランスに次ぎ第3位。自国内にあるプルトニウム量は8.7tだが、海外保管分を含めると、約45tと推計される。（へええ。詳細をはじめて知ったわい。そうか４５トンなのか。しかも海外（フランスとイギリス）に３７トンもあずけてあったとは。ううむ。）これを見ると日本はプルトニウム大国だということがよく分かる。プルサーマル推進ともんじゅの再開方針が決定した、平成17年(2005年)の原子力政策大綱の公表。この年、北朝鮮が6カ国協議の中止と、核拡散防止条約 (NPT) からの脱退、さらに核兵器保有宣言を行った。同じく2005年、NPT(核拡散防止条約)運用検討会議が開かれ、核物質の管理の強化が急務になった。日本では今まで原子力発電を行った結果、プルトニウム量はどんどん増えていた。国際的な核不拡散を推進する立場の日本としては、どうしてもプルトニウムの保有量を減らさなければならない。プルトニウムを含むMOX燃料を通常の原発で使用するプルサーマルで少しはプルトニウムを減らすことができる。プルトニウムの増殖を行わない高速中性子炉（まだ存在しません。）の開発には時間がかかる。もんじゅを再開すれば、研究目的としてプルトニウムを消費することができる。原子力委員会の資料に下記のような文がある。“高速増殖炉は、その転換比（新しい燃料を作り出す効率）を柔軟に変えることができるため、余剰プルトニウムを発生させないように転換比を下げて運用できるとの観点から、プルトニウムを軍事利用させないという核不拡散性向上の手段としても有効な原子炉です。”また、平成9年の高速増殖炉懇談会（第８回）議事要旨によると、「もんじゅ」の転換比を（炉心設計変更せずに）転換比０．５位までまで変動は可能。となっている。つまりもんじゅでは、燃料となるプルトニウムを”増殖”させるのではなく、約半分に減らすことも可能。今回もんじゅを再開させたのも”増殖”ではなく、プルトニウムを減らすためだろう。こう考えると、平成17年を境にプルサーマル、もんじゅの再開など重要な原子力計画が進んだことが理解できる。問題は、なぜプルサーマルを行うのか、もんじゅを再開するのかを国民に向け十分な説明を行っていないということ。再処理・直接処分にかかるコスト、核廃棄物処理、核不拡散防止の観点など、幅広い議論が行われたとは思われない。すでに積み上がったプルトニウムをどうするのか。また、今後発生するプルトニウム、核廃棄物をどうするのか。こういった議論がなされないまま、温暖化問題を理由にして発展途上国での原子力開発計画が推進されているが、今後数十年で廃棄物等、同じ問題に直面するだろう。日本のこれからのエネルギー戦略をどう立てるのか。国際的な核不拡散にどう取り組むのか。様々な情報を公開、分析し、議論することが必要だと思う。（まさにそのとおり。でも、もんじゅを稼動させるのは駄目ですよ。うん。以下にその理由を綴りましょう。）

もんじゅのおぞましき経歴：平成７年末にナトリウム漏洩の大事故を起こしたもんじゅは、その後１５年弱停止していました。（これは皆さんも良く知っているでしょう。）←でも、２０代の人は知らんかも。　なんとか修理して、平成２２年５月６日に試運転を再開しましたが、８月２６日に炉内中継装置という直径４６ｃｍのパイプ状の装置を原子炉内部に落とすという事故を起こしました。炉内中継装置をつかむ機能を果たすロッドとパワーシリンダのつなぎ目のねじが緩んだことが原因でした。このパワーシリンダは、平成１５年に交換されました。以前のものには、設計後の製作の段階で、ねじの緩みを防ぐ対策がとられていましたが、なぜかそれが設計に反映されず、交換された新しいものにはねじの緩み対策がありませんでした。しかも、ねじそのものがきちんと止められていませんでした。（マヌケにもほどがあるぞ！）この部分は、次のものではねじ止めをやめ、一体成形されることになっています。落下したパイプ状の炉内中継装置は、途中で変形し、さやの部分に引っかかって抜くことができなくなりました。それなのに、このことはあまり報じられず、知らなかった人が多い。（実は私もです。）この時点で、以下のブログ記事が書かれています。―――2010年8月26日、福島で気を取られてたら（震災ではなく、福島第一原発３号機をもうじき１０月からプルサーマル運転することです。2009年１２月に九州電力玄海原発３号機で国内初のプルサーマルが始まり、２機目が2010年３月の伊方原発３号機で、プルサーマル発電はこれが全国で３機目だが、運転開始から３０年以上たつ老朽化対策をした原発での実施は国内で初めてだったんです。なお、このあと関電の高浜原発３号機も2011年１月に４機目のプルサーマルになっています。）福井の夢の高速増殖炉「もんじゅ」がやばい。　　炉内中継装置（直径46cm、長さ12m、重さ3.3トン）がつり上げ作業中に落下する事故が起きた。原子炉に鉄クズ（交換装置）3.3トンが落下し、回収が不能であることがわかった。燃料棒の交換方法断たれる。休止不能で制御棒なんとか突っ込んで冷やし続けている状態 。燃料が高濃度のプルトニウムで福島よりずっと臨界しやすい 。プルトニウムは臨界を防ぐ制御棒効きづらい上に温度にムラができやすい。プルトニウムの量は長崎原爆の100倍以上 。本州のど真ん中福井県にあるが、地震プレートの真上にあることが建設後にわかった。高速増殖炉の構造上配管が複雑でクネクネしててペラペラ、地震に構造的に弱い。耐震性をどれだけ強化しても、地震のゆっさゆっさ自体は今の技術では防げない。ゆっさゆっさすると、炉内で巨大な鉄クズもゆっさゆっさ、燃料棒破損も中を見るカメラが故障し、修理不能であることがわかった 。冷却系が液化ナトリウムで、水や空気に触れると大爆発を起こす。福島でやっているほぼ全ての冷却方法が今のままでは通じない、逆に爆発的火災になる。今までに2兆4000億円以上つぎ込んで年間維持費だけで500億円掛かり、これまでの発電量はゼロ 。（もうトコトン最悪レベルですね。）燃料の質と量から、チェリノブイリや広島長崎なんか目じゃない人類史上最悪の事になる 。被害予想は半径300km。ちなみに300kmってどのぐらいかというと、こんな感じ・・・・

 

　（←うひゃああああああああ！岡山県も壊滅だあ。）

 

さらに放射線の被害予想図がこんな感じ・・・・

 

　（←この図はクリックすると大きくなります。）

 

ガチヤバ・・・・放射能は長崎原爆の１００倍以上・・・

あまりのやばさに責任者は自殺・・・2011年2月21日、装置を現場で担当する燃料環境課長が敦賀市の山中で自殺 。←このことも、あまり報じられず、知らなかった人が多い。（実は私もです。）その時のブログ。―――夢の高速増殖炉「もんじゅ」燃料棒が取り出せなくて責任者が自殺してたんだけど知ってた？　　日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」（福井県敦賀市）で昨年８月に原子炉容器内に炉内中継装置が落下し、抜けなくなっている問題で、復旧作業にあたっていた燃料環境課の男性課長（５７）が自殺していたことが２２日分かった。関係者によると、課長は今月１４日、同市内の山中で遺体が発見された。現場付近から遺書なども見つかったことから、自殺とみられるという。今月中旬に行方不明になり、家族から福井県警敦賀署に捜索願が出されていた。燃料環境課は、燃料交換などを扱う部署。４０％出力試験に向けた昨年夏の炉心確認試験前後からトラブルが多発している。関係者によると、同課は国のヒアリングなどを受ける機会も多く最も忙しい部署。課長も同部署の勤務が長かったという。（これも原発犠牲者といえます。）―――というようなもうオシマイともいえることがあったんですよ。

その後、日本原子力研究開発機構は落下した炉内中継装置を燃料出入孔スリーブと一体で引き抜く保全計画を策定し、2011年6月23日より工事を契約した東芝が引き抜き作業を開始し、6月24日にやっと引き抜きを完了しました。この一難去った報道も知る人ぞ知る感じだったらしく、（まあ、そうなるわなあ。）この引き抜き作業の準備のために原子炉容器の上に機器を新設したことを受けて、撤去にかかった費用は計約17億5000万円です。（ううむ。）これから、原子力研究開発機構は炉内中継装置の破片が原子炉容器内に残存していないか確認していくとしている。―――で、2012年の現在になってるんですよ。

そしたら、先日１１月９日の記事―――文部科学省が研究計画の見直しを進めている高速増殖原型炉「もんじゅ」（福井県敦賀市）について、日本原子力研究開発機構は、１１月８日の作業部会で、設備の点検計画などから、技術的には２０１３年度後半には試験運転が再開できるとの見通しを示した。ただし、原子力規制委員会がもんじゅ敷地内にある断層の調査を予定している。同機構は「地元の理解や原子力規制委の調査結果を踏まえて、文科省と具体的な再開時期を決めたい」としている。同機構によると、試験運転停止中のもんじゅについて、来年夏頃までに設備を点検、その後運転再開の準備を約４か月行うとしている。安全が確認されれば、同装置は２０１０年８月の落下前の状態に戻ることになる。（ううむ。まだ動かそうってのか。）そして、高速増殖炉もんじゅを「核のゴミ」の焼却技術を研究する原子炉に転用する構想が政府内で浮上しているのである。（そこで、さらに次のコラムを読んでくださいな。）

もんじゅの転用には異議あり ：2012/10/4に書かれたHPより抜粋です。――――震災後、核燃料サイクル政策の見直し論議のなかで、もんじゅは廃炉も選択肢の一つと考えられてきたはずだ。放射性廃棄物の焼却は確かに追求する価値のある未来技術かもしれないが、唐突なもんじゅの転用案には疑義がある。行き詰まった国家プロジェクトの延命策ではないのか。（そうですよ。）原子力発電所の使用済み核燃料は、放射能が減衰するのに百万年以上かかる物質を含むため処分が非常にやっかいだ。焼却技術はこうした長寿命の放射性物質を人為的に核分裂させ、寿命の短い放射性物質に変える。処分が容易になるとされる。文部科学省と日本原子力研究開発機構は、もんじゅの開発目的を、これまでの高速増殖炉の実用化から、焼却技術の研究に書き直し、将来、焼却用の本格的な原子炉をつくる足がかりとする構想だ。ただ焼却用の炉といっても、廃棄物をそのまま原子炉に入れて燃やすのではない。まず核燃料に加工する工場が必要であり、燃やし終わった後も、最終的に捨てるゴミとまだ燃やせる燃料を分ける再処理工場が新たに要る。使用済み核燃料を実用的な規模で焼却するには巨額な投資が必要だ。いくらかかるのかも、本当に可能なのかもしっかり議論されていない。（おいおい。）今は福島事故の後始末を最優先させるべき時だ。廃棄物を減らせるかもしれないという「夢」を根拠にした新たな大型の研究開発にゴーサインは出せない。（その通り！）

さらに以下は、脱原発講座というHPからの抜粋で、高速増殖炉がどんなものかを詳しく分かりやすく書いたものです。―――高速増殖炉は、非常に危険でコントロールが難しく、また万一の事故の場合の被害も軽水炉より深刻です。（４つの危険があります。） 

１.核暴走（核爆発）事故を起こしやすい

　高速増殖炉は非常に暴走（核爆発）事故を起こしやすい原発です。核分裂の速度が軽水炉の２５０倍も速いため非常に制御が難しく、一瞬の間に手がつけられなくなってしまいます。炉の中での燃料の配置が微妙で、ほんの少し変形したり溶けたりすると核暴走（核爆発）を起こします。ナトリウムの中に「泡」が入ると、一気に出力が跳ね上がり、それが又泡を増やして暴走を起こす、チェルノブイリ原発と同じ性質があります。原子炉を停止する「ブレーキ」は制御棒だけ。その効きも軽水炉より鈍いのです。（軽水炉では制御棒の他にホウ酸を注入して核分裂を止める仕組みも備えています。）

２.冷却材にナトリウムを使う

　普通の原発は、炉を冷やし、熱を取り出すのに水を使いますが、高速増殖炉はナトリウムという金属を98度以上に熱して液体にして使います（ちょうど水銀のような感じです）。このために様々な危険が生じます。高温のナトリウムは、空気に触れると燃え出し、水に触れると爆発し、コンクリートに触れても燃えたり爆発したりします。さらに、「もんじゅ」事故で鉄も溶かしてしまうことがわかりました。このナトリウムと水が、蒸気発生器の中では、わずか３．５ミリの細管の壁をはさんで流れます！。イギリスでは蒸気発生器でナトリウムが漏れて大きな事故を起こしました。細管の内も外もただの水が流れている加圧水型軽水炉でさえ、腐食による穴開きが防げず、とうとう蒸気発生器ごと交換しているのです。ナトリウムが漏れてもコンクリートに触れないように床には全部鉄板をはりますが、「もんじゅ」事故では鉄も溶け、もう少しで床コンクリートに触れて大爆発になるところでした。中心部分の室内は、ナトリウムが漏れても燃えないように窒素ガスを充満させます。だから何かあっても簡単には人が入れません。原子炉の中を流れる１次系ナトリウムは、非常に強い放射能を帯びてしまいます。事故や点検、検査が難しく、働く人の放射能による被害（被曝）も増えます。ナトリウムは、水と違って不透明ですから、検査や点検でも炉の中が見えません。全てロボットによる手探りになり、非常に難しくて危険です。

３．猛毒のプルトニウムを燃料（MOX燃料）にする

　プルトニウムはもともと自然には存在せず、核爆弾をつくるために原子炉から取り出された物質です。その名前もギリシャ神話の地獄の王＝プルートからつけられました。プルトニウムの微粒子を吸い込むと肺にくっついて放射線を出し続け、肺ガンを引き起こします。耳掻き１杯ほどの量（１ｇ）で、数百万人を殺す事ができるほどの猛毒です。プルトニウムの放射能は、半分に弱るまでの期間（半減期）が２万４千年！。現代から逆算すれば「クロマニオン人」の時代です。プルトニウムは、長崎に落とされた原爆の原料で、ソフトボールくらいの量（５ｋｇ）があれば核爆弾が造れます。（高速増殖炉「もんじゅ」の燃料には、1．４トンものプルトニウムが使われます。）高速増殖炉を動かすには、原発の使用済み燃料からプルトニウムを取り出す「再処理工場」が必要ですが、「再処理工場」は、事故が無くても原発の数百倍の放射能を垂れ流す上に、万一重大事故が起これば原発よりもはるかに被害が大きくなる「悪魔の工場」です。 （日本では大金をはたいていますが、事故や故障の連続でまだ完成していません。フランスにはありますが、プルトニウムを濃縮する技術は国家機密なので、絶対に教えてくれません。）高速増殖炉を運転しようとすれば、大量のプルトニウムを生産、加工、輸送しなければならず、常に大事故の危険がつきまとう上、環境への漏れは完全に防ぐことは不可能です。フランスのラ・アーグ再処理工場が、基準値の数万倍の放射能を海中に流していたのを国際環境保護団体「グリーンピース」が見つけました。イギリスのセラフィールド再処理工場を中心に、広い範囲で子供たちの歯からプルトニウムが検出され、工場に近いほどひどく汚染されていることも最近わかりました。（なお、核燃料サイクルを実現するには、使用済みMOX燃料を再処理するために「悪魔の工場」よりもっと危険でやっかいな「大魔王の工場」が必要なんですよ。そして、そこまでやらない限り、原子力は所詮場ツナギのエネルギーでしかないんです。）

＊ちなみに「核燃料サイクル」は、下図のように、軽水炉（普通の原発）を中心にしたウラン利用の流れ＝「ウランサイクル」と「高速増殖炉」を中心としたプルトニウム利用の流れ＝「プルトニウムサイクル」からなります。この両方が完成して初めて「核燃料サイクルの夢」は実現しますが、その見通しは立っていません。

 

 

４．構造に無理があり、特に地震に非常に弱い

　高速増殖炉は、構造的にもさまざまな無理があり、特に地震に弱いという致命的な欠陥を持っています。軽水炉の冷却水の温度は約３００度ほどで運転されますが、高速増殖炉の冷却材＝ナトリウムは５００度以上の高温で運転されます。このため材料の腐食や熱による変形、温度変化による衝撃など、さまざまな無理が起こります。主な材料に使われるステンレスは熱膨張が大きいので、その影響を避けるために、パイプをわざとグニャグニャ複雑に曲げ、軽水炉の１０倍以上も長くする。パイプや機器類をきっちり固定しないで動くように取り付ける。パイプや機器類の材料は、太く薄くする。などの無理をしなければなりません。こういう特徴から、当然地震に合うと激しく揺れ動き破壊される危険が大きいのです。起こるかどうかわからない地震には目をつぶらなければ高速増殖炉は造れなかったのです。もし、大地震が起こったら・・・あきらめてもらいます。それが高速増殖炉です。（おいおい。活断層の真上にあるんですけどね。）

ちなみに、世界の高速増殖炉開発の現状です。

意外なことに現在の軽水炉よりも高速増殖炉の方が、開発の歴史の上では古く、１９５１年にアメリカの高速増殖炉実験炉、EBR-1が世界初の原子力発電に成功しています。（へええ。）ところが、その後の高速増殖炉開発の歴史は事故の歴史であり、実用化は遅々として進まず、後から開発された軽水炉が主流となり、結局主要先進国はすべて増殖炉開発に見切りをつけて中止しました。世界は高速増殖炉に見切りをつけたのです。（以下、各国の詳細です。）

アメリカ

世界に先駆けて増殖炉開発を進めてきたアメリカは、また世界に先駆けて開発を中止しました。１９４６年、世界で初めて臨界を達成した「クレメンタイン」をはじめ、７基の実験炉をつくりました。（内発電は３基）しかし、莫大な研究開発費を投じても、商業炉として採算が採れる見込みがなく、なによりも核拡散を促進することへの危機感から、１９９４年、クリントン政権は高速増殖炉を含む核燃料サイクルの研究・開発の中止を決定し、すべての実験炉を閉鎖しました。

イギリス

イギリスは、実験炉、原型炉を各１基開発しました。１９５９年に臨界に達した実験炉DFRは、その後燃料破損事故やナトリウム漏れ火災事故を起こし、本来の増殖炉としてではなく、照射試験に利用された後廃止されました。ついで、１９７４年に臨界に達した原型炉PFRもナトリウム漏れ火災事故を繰り返した挙句、１９８７年には蒸気発生器細管の大破損事故を起こしました。１本の細管破断が引き金となって、わずか２０秒ほどの間に４０本の細管を破裂させ、７０本を変形・損傷させたこの大事故は、高速増殖炉の危険性を改めて思い知らせるものでしたが、その重大さに驚いた各国の推進派グループは、この事故を極秘とし、長い間隠しつづけていました。ちなみに、同じような構造の「もんじゅ」では、１本の破断の影響は近接の４本にしか影響しないとの想定になっています。こうした事態を受けてイギリス政府は１９８８年に、「すくなくとも３０年から４０年は高速増殖炉は必要ないため５年後に運転を中止する」ことを決定し、１９９４年にPFRを閉鎖しました。イギリスの原子力産業界は、あきらめきれずにEC＝欧州共同体の共同研究に参加していますが、他のヨーロッパ諸国も脱原発の方向に進んでおり、その目論見の破綻は目に見えています。

フランス

世界で一番熱心に原子力開発を進めてきたフランスは、実験炉ラプソディー、原型炉フェニックスに続いて、世界で唯一、開発の第３段階である実証炉スーパーフェニックスを建設しました。しかし、その運転実績はいずれも事故の連続で惨憺たるものです。スーパーフェニックスは、８５年の運転開始後、ナトリウム漏れ火災、ナトリウムへの空気混入等の事故を繰り返したため、９２年に政府は運転再開の条件としてナトリウム火災対策の強化、安全性についての公聴会などの実施、担当大臣の報告を命じました。担当大臣は、現在のところ高速増殖炉の必要性はなく、プルトニウムなどの焼却や技術研究のための実験炉とするとの報告書を提出しました。１９９６年には、スーパーフェニックスの研究用施設としての能力を評価するための諮問委員会が、「高速炉の工業的発展は２０５０年より先に持ち越される」との結論をだし、事実上の高速増殖炉開発中止を宣言しました。１９９７年、緑の党を含む連立政権が発足し、６月にはジョスパン首相がスーパーフェニックスの廃止を宣言、９８年に閉鎖されました。フェニックスは研究用の炉としてかろうじて命脈を保っています。（今のもんじゅと同じだな。うん。）

ドイツ

もっとも劇的な方向転換を、しかも市民の強力な反対運動によって成し遂げたのはドイツです。ドイツでは、実験炉KNK-�Uが８５年に臨界に達しましたが、これもまた事故を繰り返しながら結局照射試験炉として使われ、９１年に閉鎖されました。ついで、カルカーに原型炉SNR-300を建設し、８５年に完成しましたが、市民の激しい反対運動や研究者のさまざまな危険性の指摘などを受けて州政府が燃料装荷を許可せず、ついに１９９１年、連邦政府も開発中止を決定しました。最終的にこの炉の息の根を止めたのは、万一炉芯の損傷で核爆発反応が起こった場合のエネルギーを過小評価しており、実際は炉が絶えられないという専門家の指摘でした。膨大な費用をかけて建設されながら、ついに運転されることなく廃止されたSNRー300は、その後民間会社に引き取られ、核開発の負の遺産の標本として多くの見学者を集めているとのことです。カルカーの場合は、燃料装荷前に踏みとどまったために放射能汚染もなく、仮に将来解体するとしても最低限の費用で済みますが、「もんじゅ」は愚かにも傲慢にも先人の失敗に学ばず、運転開始後に事故を起こしたため、膨大な放射能を抱え込んでしまいました。

以下、高速増殖炉の事故史をまとめて表にしたものがありましたので、ご覧ください。

高速増殖炉の歴史は惨憺たる事故の歴史です。しかも、５０年に及ぶ開発の歴史にも関わらず、本質的に同じ種類の事故を各国で、また同じ炉で繰り返していることがわかります。この技術的ネックの巨大さは結局経済性にも波及し、高速増殖炉が実用にならないことをはっきりと証明しています。

 

発生時期	炉	国	事故の種類
1955,11	EBR-1	米	炉心溶融
1955	EBR-1	米	出力異常
1960	BR-5	ソ連	燃料破損
1960,4	DFR	英	燃料破損
1960,8	BR-5	旧ソ連	細管大破損
1962,12	フェルミ	米	細管損傷Na水反応
1963,7	DFR	英	蒸気発生器ナトリウム漏れ
1966,10	フェルミ	米	燃料溶融
1966,10	ラプソディ	仏	ナトリウム漏れ火災
1966,7	DFR	英	蒸気発生器ナトリウム漏れ
1967,5	DFR	英	ナトリウム漏れ火災
1973,5	BN-３５０	旧ソ連	細管損傷Na水反応
1973,9	BN-３５０	旧ソ連	細管損傷Na水反応
1974,9	PFR	英	細管損傷Na水反応
1975,2	BN-３５０	旧ソ連	細管損傷Na水反応
1976,10	フェニックス	仏	ナトリウム漏れ火災
1976,7	フェニックス	仏	ナトリウム漏れ火災
1978,10	ラプソディ	仏	原子炉容器壁からナトリウム漏れ
1980,7	BN-600	旧ソ連	細管損傷Na水反応
1982,1	ラプソディ	仏	原子炉容器壁からナトリウム漏れ
1982,12	フェニックス	仏	細管損傷Na水反応
1982,4	フェニックス	仏	細管損傷Na水反応
1983,2	フェニックス	仏	細管損傷Na水反応
1984,11	SNR-300	独	ナトリウム漏れ火災
1984,5	PFR	英	ナトリウム漏れ火災
1984,7	PFR	英	ナトリウム漏れ火災
1987,3	スーパーフェニックス	仏	貯蔵槽からナトリウム漏れ
1987,6	スーパーフェニックス	仏	貯蔵槽からナトリウム漏れ
1987,7	PFR	英	細管大破損
1988,8	フェニックス	仏	出力異常
1988,9	フェニックス	仏	出力異常
1990,4	スーパーフェニックス	仏	ナトリウム漏れ火災
1990,7	スーパーフェニックス	仏	ナトリウムに空気混入
1990,9	フェニックス	仏	出力異常
1991,6	PFR	英	潤滑油混入
1993,10	BN-600	旧ソ連	ナトリウム純化系から漏れ・火災
1995,12	もんじゅ	日	ナトリウム漏れ火災
1998,11	フェニックス	仏	蒸気発生器ナトリウム漏れ

 

そして、２０１０年８月２６日　もんじゅで、炉内中継装置を原子炉内部に落とすという（抜き差しならない）事故があったんだよね。今では原始炉内部に落下物の破片が残っていないか調べているんだけど、なんせ煮えたぎった液化ナトリウムの中だから、なかなか捜せるもんじゃないのよ。もし、“多分もう破片はないよ。”なんて言って稼動させて、万一破片が残っていたら・・・・おお、怖！

 

　　←こうなるんだよね。

 

やめてくれえええええええええ！！！！！

んもう、原発容認派や推進派の方でさえ、“もんじゅだけはやめようぜ。”って言うくらいドン引きなんです。今、もんじゅの活断層を調べているけど、これまたグレーのままグダグダと結論は出さずに、再稼動計画だけはドンドン進めて、大飯原発みたいに見切り発車するつもりだろうね。原発推進派の丸投げシンちゃんなら、“これを成し遂げたら、今までの汚名返上だ！”って、やっちまいそうです。（石頭で見栄っ張りだからね。）それから“もうじゅを止めるなんてとんでもない。”なんて、トンデモナイことを言った石頭シンタローみたいな余命いくばくも無いジイさんなら、日本がどうなろうと関係ないよね。“はかない夢のために、最後の挑戦！それでドカーンといったら、それまで。”なんて思ってるんだろうね。（ふざけんなよ。クソジジイ！）

地熱バイナリー発電：（ききなれないでしょうけど、いい話です。）通常の地熱発電は、深さ２キロ前後の井戸を掘り、噴き出す高温（１６０℃以上）高圧の水蒸気・熱水でタービンを回すため、圧力や温度が下がると別の井戸が必要になるが、（カップヌードルすら満足にふやかせない）５０〜６０度くらいの湯の熱で沸点の低いペンタンやアンモニアなどの物質を気化させ、それでタービンを回して発電するというもの。（水とペンタンといった「２系統」の流れを使うのが名前の由来。）温泉発電とも呼ばれる。国内の電力会社では九州電力が１基動かしているだけですが、国内の「地熱資源」をフルに生かせば原発８基分もの電力をまかなえるという試算もあり、設備も小型。というものですが、なんかいい情報として、たまたまヒットしたHPからの抜粋です。―――よく日本は資源がない、などと言われますが、日本には火山がたくさんあります。（世界第三位）しかも世界中の地熱発電所で日本（三菱重工業など）の技術が使われています。（へええ！そうだったんだ。コノヤロウ、本国でもっとやれよ！）←さては原発推進のジャマになるからあえて日本でやってなかったのでは？　通常の地熱発電は開発に時間がかかると言われますが、比較的短期でできるバイナリー発電を先行して開発することができる筈です。さらに応用として既存のスチーム式の地熱発電所で、汽水分離器で分離された後の熱水を利用して（還元井で地下に還元する前に）バイナリー発電設備により発電するという考えもあると思います。さらに通常の火力発電所にバイナリー発電設備を設置しても良いかもしれません。（←これいい！そうそう、ガスコンバインドサイクル発電に更に複合してもいいと思う。うん。もっと早くからバイナリーを火力発電に併設していたら、原発の必要性は完全になくなっていたかもね。）それと並行してスチーム式の地熱発電所の開発をすると良いと考えております。（←これはまだちょっと難しいかも。）いままで原発マネーにつぎ込んできた税金と同じくらいの予算を使えば、日本は世界一の再生可能エネルギー先進国になるのではないかと思います。―――（とにかくバイナリー発電はあちこち設置してやろうぜ。うんうん。）なお、地熱資源の利用や調査のため、温泉井戸を掘ったり、井戸の口径を広げたりする場合は、温泉法に基づく都道府県知事の許可が必要ですが、既存の温泉井戸をそのまま転用するなら許可は要りません。産業技術総合研究所（茨城県つくば市）の村岡洋文・地熱資源研究グループ長によると「バイナリーは環境への負荷が小さく、開発余地が大きい。国民の理解と政府の支援さえあれば、地熱発電を飛躍的に拡大させるカギになる」とのこと。バイナリーなら、既存の温泉井戸で利用可能な範囲が広がる。周辺への影響も考えているので、ぜひ地元にも協力してもらいたいものだ。うんうん。放射能汚染するウランや、化学繊維に使いたい石油など、これらの資源を消費することなく環境にやさしくエネルギーを得る方法を捜さなくてはいけません。千年後には確実にウランも石油も天然ガスすら枯渇しています。その意味でも、地熱バイナリー発電はいいですねえ。ソーラー、海上風力、小型水力、波力発電、地熱バイナリー（太陽熱でのバイナリー発電っていうのもありかも。）これらはまさに千年先いや万年先にも続いていくエネルギーですね。

新しい環境税：はじめはやっちもねえ！と思っていた地球温暖化対策税が知らない内に10月から導入されていた。（エコカー減税は３年間延長だけどね。）この環境税は、石油石炭税にCO2の排出量に応じた税率を上乗せ課税するもので、税収は再生可能エネルギーの普及や省エネ促進などの施策にあてる。（ううむ。温暖化はウソだけど、石油等を燃やすのを抑えて、再生可能エネルギーを促進するためというならいいか？大した負担じゃなさそうだし・・・）この10月と2014年４月と2016年４月の３段階にわけて増税され、最終的な増税額は、石油１リットル当たり０．７６円、ガス１キロ当たり０．７８円、石炭同０．６７円となる。電力会社やガス会社が料金への転嫁を検討中で、（東京電力は９月からの電気料金値上げの中に増税分を織り込み済み。）環境省は、一般家庭で毎月約１００円程度の負担増になると試算している。税収総額は今年度が約３９０億、１６年度からは約２６００億円となる見込み。（なお、欧州では、北欧諸国とオランダが1990年代初めに導入し、99年にはドイツとイタリアが低率の炭素税的な環境税を導入し、英国も2001年から導入している。）

３．１１原発震災以来、省エネや再生可能エネルギーの重要性が増している。再生可能エネルギーの普及や省エネ促進を、脱原発の達成につなげるためにも、政府は税収を効果的に活用してほしい。（ホント。）

１１月１５日：ここのところ急に山が錦に色づきはじめている。今朝は１℃まで冷えて、蒜山では雪が降っている。明日、ドジョウがいよいよ衆議院を解散する。最後に党首会談で丸投げシンゾーに言っていた“あなた方が残した負の遺産が多すぎた。”というのはまさに本音だろう。なんでもそうだが、ブレたりせずに脱原発にまい進していればよかったものを。丸投げシンゾーがうれしそうに、これでオレが総理だ！といわんばかりのエラソーな物言いをするもんだから、ムショウに腹が立つ。おい。シンゾー！お前なんかにエラソーにされるとムカっ腹がたつんだよ。「ぼくちゃんの投げ出し内閣」と揶揄された元祖“丸投げ総理”で、自民党を傾けた張本人のくせに！！ちったあ慎ましくしてろ。まったく。（おーい！だれか。もっとマシなヤツはいないのかー！？）

今頃になって？！なにかアヤシイ！で、調べました：１１月１７日のNHKニュースより―――去年３月の原発事故で放射性物質がどのように放出したかを調べるのに重要な原発周辺の放射線量について、公表されていないデータが存在することが分かりました。東京電力は未公表の理由について「調査中」としていますが、この中には、事故から５日後の去年３月１６日午前に一時的に急上昇しているデータもあり、専門家は「原発で何かが起きた可能性を示しており、詳しく調べる必要がある」と指摘しています。（おいおい。）福島第一原発の事故で放出された放射性物質については、東京電力がことし５月に最新の解析結果を公表し、去年３月１５日に２号機から翌１６日には３号機から、大量に放出されたとしていますが、具体的な放出経路などは明らかになっていません。この未解明の謎に迫ろうと、ＮＨＫが原発周辺で観測された放射線量について改めて調べたところ、第一原発から南に１２キロにある第二原発の値に不自然な点があり、問い合わせた結果、未公表のデータの存在が分かりました。東京電力によりますと、未公表は去年３月１５日午前から４月３日にかけてのデータで、このうち確認できたとして東京電力が明らかにした３月１６日のデータを見ると、午前９時４０分ごろ、それまで１時間当たり２０マイクロシーベルト前後で推移していた放射線量が突然８０マイクロシーベルトに跳ね上がり、１０分後には８７．７マイクロシーベルトまで上昇していました。線量が上昇する１時間余り前の午前８時半ごろに、３号機の建屋から白煙が大量に噴き出ているのが確認されていて、放射性物質の放出との関連が疑われていますが、何が起きたのか詳しいことは分かっていません。これについて、事故のあと、原発周辺の放射線量などを調べている東京大学の門信一郎准教授は「事故から１年８か月がたつのに、いまだに未公表があるのは分析を行ってきた立場として大変残念だ。今回のように大きく値が変化するデータは、福島第一原発で何かが起きた可能性を示しており、３号機の白煙との関連を含め、詳しく調べる必要がある」と指摘しています。東京電力は「なぜ公表されていないのか調査中だ。確認ができしだい公表を検討したい」と話しています。（どこまでもトボケやがって。）―――ううむ。第一原発から１２キロで８０マイクロSなら、半分の６キロなら４倍で３２０マイクロS。さらに３キロなら１２８０マイクロS。さらに１．５キロなら５１２０マイクロS。７５０ｍなら約２０．５ミリS。原発敷地内の３７５ｍなら８２ミリシーベルトですね。ちなみに１８７ｍなら３２８ミリS。９４ｍなら１．３シーベルト。４７ｍなら２．６シーベルト。２４ｍなら５．２シーベルト。１２ｍなら全員死亡の１０．４シーベルト。こりゃあタダ事じゃないぞ！ようし、調べるぞ。（おおー！）―――

以下、３．１１地震・津波発生から福島原事故に至る流れをまとめたものです。

3月11日

14：46　三陸沖でマグニチュード9.0の地震発生。福島第１原発1〜3号機が地震により自動停止。外部電源喪失により、非常用ディーゼル発電機に切替。

15：42　津波により非常用ディーゼル発電機が停止、全交流電源喪失。

16：36　1,2号機　非常用炉心冷却装置（ＥＣＣＳ）注水不能。

19：03　菅総理が原子力緊急事態を宣言。

21：30　1号機の炉心水位が大幅に低下。

3月12日

01：20　1号機の原子炉格納容器圧力が異常上昇。

02：30　1号機の原子炉格納容器の圧力が８気圧超に。（設計圧力の約２倍）

02：50　1号機の炉心圧力が急降下。

04：00　1号機の非常用復水器停止。

04：00　正門付近の放射線量は毎時0.07マイクロシーベルトと正常範囲だった。

04：30　正門付近の放射線量が毎時0.59マイクロシーベルトに。（この時点で地震の揺れだけで１号機が放射能漏れしていた。）

07：00　1号機の炉心水位が再び急降下。

07：11　菅総理が現地入り。

07：40　正門付近の放射線量が毎時5.1マイクロシーベルトに。

08：04　菅総理の視察終了。

08：49　1号機の一部炉心露出が始まる。

10：17　1号機のベント開始（弁が開かず）。炉心圧力を下げるために、サプレッションプールの冷却水を通して蒸気を放出する作業を開始。

12：35　1号機、炉心のおよそ半分が露出。

12：55　3号機の炉心圧力が低下。

13：00　3号機、高圧注水系で注水。

14：30　1号機のベント実施を確認。

15：29　1号機北西敷地境界付近で毎時1015マイクロシーベルトに。（制限値オーバー。）

15：36　1号機で爆発が発生し白煙が上がった。

18：25　この時点で半径20km以内の住民に避難指示。

20：20　１号機に海水及びホウ酸の炉心注水を開始。（消防ポンプにて）

3月13日

05：10　3号機、非常用炉心冷却装置（ＥＣＣＳ）注水不能。高圧注水系が自動停止し、原子炉隔離時冷却系の再起動を試みたものの、起動が出来ず。

05：10　３号機の炉心水位急低下、一部炉心熔融へ。

08：41　3号機のベント開始。

09：20　3号機のベント成功。

11：00　2号機のベント開始。原子炉隔離時冷却系で炉心に注水中で炉心水位は通常より低いが安定。

13：21　3号機、海水及びホウ酸の炉心注水開始。（消防ポンプにて）

3月14日

05：20　3号機のベント開始。

07：44　3号機の原子炉格納容器の圧力が異常上昇。

11：01　3号機の原子炉建屋が爆発。

13：25　2号機の原子炉冷却機能が停止。

16：34　2号機、海水の炉心注入開始。（消防ポンプにて）

18：22　2号機の炉心が全露出。

22：50　2号機の原子炉格納容器の圧力が異常上昇。

23：00　2号機の炉心が全露出。

3月15日

00：02　2号機のベント開始。

06：10　2号機で爆発音、圧力抑制プールの圧力が3気圧から大気圧の1気圧に低下。損傷したとみられる。（すさまじい放射能で確認できませんが、破損は確実です。）

07：00　福島第１原発付近で毎時965.5マイクロシーベルトの放射線量。

（08：29　東京電力、監視や操作に必要な人員以外を退避。）

08：31　福島第１原発の正門前で１時間当たり8217マイクロシーベルトの放射線量。

09：40　４号機の原子炉建屋４階で爆発。出火。

10：22　３号機付近で毎時４００ミリシーベルトの放射線量。

（これらは２号機から放射能が大量放出されたせいと思われましたが、この時点では１、２、３，４号機全てから大量の放射物質が出ていた可能性があります。）

11：08　この時点で半径２０〜３０キロの住民に屋内退避を指示。

12：35　東京都内で大気から微量の放射性物質を観測。横須賀、川崎、さいたま、宇都宮、市原、前橋の各市でも空間放射線量が軒並み上昇。茨城県東海村の東大研究施設で一時、通常値の約１００倍に。

13：44　福岡市が応援派遣した消防ヘリコプター隊員が福島県上空で被ばく。

16：18　福島第１原発４号機にある使用済み核燃料のプールの水位は未確認で注水作業もできていないと東京電力発表。

18：01　千葉県市原市で夕方測定した放射線量が通常の１０倍を上回った。（午前中の最大約４倍からさらに上昇）

22：00　長野市で放射線量が通常の約３倍に上昇。

３月１６日

05：45　４号機で火災。

08：30　３号機の建屋から白煙が大量に噴き出ているのが確認。

09：40　（このときなにかがあった！ということです。８：３０のことから、おそらくプルサーマルの３号機の原子炉か燃料プールからの放射能漏れでしょうね。このとき、原発敷地内では８２ミリシーベルト以上になったはずです。場所によっては数百ミリ〜数千ミリになったかも。）

10：20　東京電力が福島第１原発正門前で毎時2399マイクロシーベルトを観測。作業員が一時退避。（10：30には1361マイクロシーベルトに低下）

11：40　北茨城市で通常の約３００倍の放射線量。

15：36　福島市の水道水から放射性ヨウ素とセシウムを検出。

 

その後、 現場の放射線線量が膨大となり人間作業ほぼ不可能に。

 東電、作業継続は困難と判断。政府に全面撤退を打診。（あとは自衛隊と米軍に対応委ねるつもりだった。） 菅総理これを拒否。作業継続を叱咤激励・・・・

 

―――そして、以下の図表は2011年4月28日時点での1〜4号機の状態です。

 

	1号機	2号機	3号機	4号機
地震発生時の状況	運転中	運転中	運転中	定期検査で停止中
建屋の状況	大きく破損	破損	大きく破損	大きく破損
格納容器	破損なし （後に破損の疑い）	破損の疑い （圧力抑制室は損傷）	破損の疑い	破損なし
ベント	3月12日実施	3月13日、15日実施	3月13日、14日実施	実施せず
建屋爆発	3月12日	×	3月14日	3月15日
火災	×	×	×	3月15日、16日
現況	淡水注水および 格納容器内に窒素注入	淡水注水	淡水注水	淡水注水
燃料棒（原子炉）	溶融	溶融	溶融	原子炉内には燃料なし （貯蔵プール内使用済燃料の一部に破損の可能性）
燃料棒（燃料プール）	不明	不明	損傷の疑い
汚染水の状況	高濃度汚染水確認	高濃度汚染水確認	高濃度汚染水確認	高濃度汚染水発生の可能性

 

どうやら、３号機は格納容器も燃料プールも両方とも損傷していたみたいです。2012年４月２８日現在、外部電源復旧。中央制御室の照明が点灯（全号機）。タービン建屋の一部の照明が点灯（1〜4号機）。仮設電動ポンプ等により淡水を注入（1〜3号機）。1〜3号機のタービン建屋等で、高濃度の放射性物質を含む多量の溜まり水を確認。2号機トレンチを通じて、海洋への漏えいを発見。4月6日止水に成功。溜まり水の排水作業を実施中。極めて高線量の2号機の溜まり水を集中環境施設へ移送し保管するために、集中環境施設の低レベル水約1万トンを海洋に放出。原子力発電所から20km圏内は警戒区域に指定され立ち入りが禁止されている。また、放射線量が多く計測された地域も計画的避難地域に指定され、住民は5月下旬を目処に避難。（ううむ。遅すぎだろ。大量被曝してから逃げても手遅れだぜ。）―――そもそも、３号機のプルサーマル運転は、佐藤雄平福島県知事が、バカ政府とクソ保安院に地震に安全であると言いくるめられて容認した経緯があり、住民猛反発の中で半年前の2010年秋に運転開始されたばかりのものだったのです。危険で怖ろしいプルサーマルというだけでなく、これだけのイワクつきの原子炉だったからこそ、今まで隠していたんでしょうか？　でも、こうなると、最悪の猛毒プルトニウムによる汚染が心配ですね。そこで、シレっとプルトニウムが大量放出したということを報告しているこんな表を発見しました。下の表は、経済産業省のホームページに目立たないようにアップされた報告の中にあります。タイトルは、2011年8月26日 東京電力株式会社福島第一原子力発電所及び広島に投下された原子爆弾から放出された放射性物質に関する試算値についてというマスコミ向けリリースです。これは、3月11日から3月16日までに、（←ここがポイント。）どんな核種がどれだけ放出されたかを原子力安全・保安院が遡って推計したものです。（クリックで拡大できます。）

 

 

以下、この表から推測できることをまとめた隠されてきたプルトニウムの大量放出というHPからの抜粋です。―――この表によると、放出された放射性物質は全部で31種類。そのなかには半減期が2万4065年のプルトニウム239や、ストロンチウム 90なども含まれています。プルトニウムは、東京電力が3月28日に、原発敷地内でごく微量を検出したと発表した以外、実際にどれくらい放出されたのかは明らかになっていませんでしたが、リストに記載された試算値では、プルトニウム239だけで合計32億ベクレルが大気中に放出されたとなっています。また、プルトニウム238、239、240、241（Pu-238、Pu-239、Pu-240、Pu-241）といった、恐ろしい核種も出ています。プルトニウム239がβ崩壊する前のネプツニウム239（Np-239）も出ています。（ウラン238+中性子 → ウラン239 → β崩壊 → ネプツニウム239 → ベータ崩壊 → 239他の同位体プルトニウムの順に崩壊していきます。）ネプツニウム239の半減期は約2．4日なので、これがβ崩壊して、プルトニウム239が生成されている最中だったということになります。この表を少し、詳しく見てみましょう。3月11〜16日までに放出されたネプツニウム239の総量は、76兆ベクレル。これが、順次β崩壊して、数日のうちにプルトニウム（プルトニウム239、その他プルトニウムの同位体）になります。3月11〜16日までにネプツニウム239から、プルトニウムの同位体になったのが、表によると、

・プルトニウム238→1.9×1010＝1900億ベクレル

・プルトニウム239→3.2×109　＝32億ベクレル

・プルトニウム240→3.2×109　＝32億ベクレル

・プルトニウム241→1.2×1012＝1兆2000億ベクレル

で、プルトニウム238、239、240、241を合計すると1兆3964億ベクレルです。全プルトニウムの1兆3964億ベクレルうち、プルトニウム239は、わずか32億ベクレルで全体の0.029％です。これが、3月16日までの状態です。どういうことかというと、ネプツニウム239は、β崩壊してほとんどがプルトニウム（239だけではない）になりますから、3月16日の時点で、それまでに放出されたネプツニウム239の全量76兆ベクレルのうち、たった1兆3964億ベクレルしかβ崩壊していないことになります。つまり、3月16日の時点では、残りの約74兆6000億ベクレルが、プルトニウムになっていないのです。これが、ほぼすべてプルトニウム同位体になると、そのうちの0.029％がプルトニウム239になるのですから、74兆6000億×0.00029＝216億ベクレルのプルトニウム239が生成されます。くどいようですが、これは3月16日の時点です。3月17日、18日…その後、ずっとネプツニウム239は生成されているのです。ネプツニウム239は、過去の結果であると同時に、数日後のプルトニウムの量をも同時に表しているということを考える必要があります。常に、量と質が変容しているのです。なぜ原子力安全・保安院が、「3月16日までの量」と区切ったのか。つまり、仮に「3月20日までの量」とした場合、とてつもないプルトニウム239が生成されてしまうからです。（それに、１６日にとんでもないことがあったからでしょうね。だから、ネプツニウム239が大量なんですよ。きっと。）そんな途方もない量のプルトニウム239が生成されたことを、公式に発表すれば、世界中がパニックになるかもしれないので、3月16日までしか出さないのです。3月16日まで、と区切ってしまって、その後は、プルトニウムが、ほとんど生成されていないかのような印象操作を行っていたのです。（それもあるかも。）むしろ、もっとも恐ろしいプルトニウム239の量が、どんどん増えていくのは3月16日以降なのです。ポイントは、ネプツニウム239が、とんでもない量、すでに放出されているのに、プルトニウム（239他、同位体）の量が少なすぎるということです。このポイントを見過ごしてしまったら、また騙されるだけです。ネプツニウム239の物理学的半減期は2．4日です。このことが何を意味するか？あくまでプルトニウムとの量の比較で見なければなりません。明らかに3月16日の時点で、まだβ崩壊していないネプツニウム239は、すでにプルトニウムになっている量の60倍もあったのです。3月17日以降も、この大量の在庫のネプツニウム239が、次々とプルトニウムになっていったということになります。その一方で、毎日、新しいネプツニウム239が生成されていたのですから、もう計算のしようがありません。おそらく相当の量のプルトニウムが東京にも飛んできていたはずです。しかし、3月16日以降、どれだけの量のプルトニウムが放出されたのか、東電、経済産業省は発表しません。プルトニウム（プルトニウム同位体全体）になる前の大量のネプツニウム239が残っているということは、ほとんどは、3月16日の1〜2日前（か、もしくは１６日当日）に放出されたということを意味するのです。これは3月14日に水素爆発した3号機から放出されたと考えられます。水素爆発のときに燃料プールが破壊されて、使用済みの燃料棒が破損して、周囲にプルトニウムが拡散したのではないでしょうか。（原子炉の破損のせいかもしれませんけど。）3号機は、もっとも危険なMOX燃料を使うプルサーマルですから、東電や保安院、経済産業省ら、是が非でもプルサーマルを推進したい人々にとっては、ネプツニウム239がβ崩壊して、次々とプルトニウム239が生成されていく3月16日以降のプルトニウム（同位体）を発表したくなかったのです。（ううむ。）なお、東電と保安院は3月の段階から、プルトニウムの放出量を把握していたにもかわらず、セシウムの量にだけ人々の関心が向けられるように、マスコミを通じて国民をスピン・コントロールしてきた疑いがあります。（たしかに。）ちなみに、この表によれば、福島第一原発から出たセシウム137は1.5×10の16乗ベクレル、ヒロシマの原爆で放出されたセシウム137（表のCs-137）は、8.9×10の13乗ベクレルですから、ヒロシマ原爆の約168倍！　同位体のセシウム134の1.8×10の16乗と併せると、途方もない量のセシウムが放出されたことが分ります。―――ううむ、要は３月１４日の爆発以来、イワクつきプルサーマル３号機の燃料プール（もしくは原子炉、もしくは両方）から大量のプルトニウムの放出が続いていたことを隠していたが、１６日に３号機でもっとマズイなにかがあったから今まで隠していたようですね。（なんてことだ。）いったい、どれくらい３号機にはMOX燃料があったのだろうか？　そこで、以下、福島３号機の、使用済み燃料プールには、使用済みMOX燃料が含まれているのでしょうか？　という質問に答えたHPからの抜粋です。―――原子炉の５４８本の燃料集合体のうち３２本について、ＭＯＸ燃料を装荷し、１０月下旬から営業運転を再開しました。初めてのＭＯＸ燃料による運転中、５か月足らずで、今回の事故に見舞われたわけです。（ちなみに「燃料集合体」は、細長い燃料棒を６４本とか、８１本とかで束ねたものです。）なので、使用済みＭＯＸ燃料というのは、現時点、３号機の燃料プールには存在しないはずです。―――あっ、そうか！燃料プールにはまだMOX燃料は入っていなかったのか。これなら燃料プールじゃなくて、原子炉からとなりますね。それなら・・・もしかして、原子炉で核爆発があったのかも。（おいおい。）←でも、ネットでも映像が流されたのに未発表の爆発が何回もあったのですよ。（ええっ！！なんてことだ。恐ろしい！）　そうでなければ・・・・まさか、燃料プールにMOX燃料をナイショで入れていたのでは？（これが損傷して爆発？！おおお。これも、なんかありそう！）どっちにしても、これは隠さずにはいられないことですね。（ううう、なんか全てがつながってきたような。）こうなるとこの先どんなトンデモナイ隠し事が明らかになるか、なんか次々出てきそうでホント怖いですよね。（じつは、４号機の燃料プールにもMOX燃料がナイショで入れられてあったりしてね。うおお、怖あああ。）どっちにしても、もう手遅れですが、（おいおい。）関東および東北の皆様のこれからのご健康をお祈りいたします。―――２５日の記事では、福島県内の被曝による健康被害について、WHOが一部地域の子供を除いて多分大丈夫でしょうみたいなことを言っているが、こんな隠し事があったことは知らないのです。健康診断を定期的にちゃんと受けて、些細な異常でもあれば訴えることです。（そういや、あの時ジャーナリストのイトコが大ゲサに和気まで避難してきたんだけど、もしかしてこの真相を知っていたのかも。ううむ。）

選挙か。はああ、ため息がでるわい：ある方のHPより。―――12月には総選挙が始まりますが、福島原発事故と真剣に向き合っている方に当選して頂きたいと思います。少なくとも、福島原発事故を軽んじるような方が当選してしまうと、食べて応援、瓦礫拡散などの滅茶苦茶な政策が拡大するのは間違いないでしょう。そして、原発推進のために健康被害などは無かったことにされ、放射能汚染に苦しむ人々を無視するようなことが平気で推し進められることになります。このようなことを防ぐためにも、次の選挙では投票先を今まで以上に真剣に考えなければいけないと思います。―――ほんと、そのとおりですね。なにやら石頭シンタローと組んだ竜馬気取りは、自民党にせまる支持率に急上昇したそうですが、いかんせん脱原発を撤回してしまいました。（ああああ。まあ、こうなるんじゃないかと思ってたけどね。）オマケに石頭が、外交貿易に核兵器の抑止力が日本にも必要だ！なんて、またまた自民党の石破みたいなトンデモナイことをほざきやがった。これじゃ、もう維新の会はダメだあ。そもそも、核兵器なんて使うわけにはいかないし、自国内でテロの襲撃によって爆破されたら完全に自滅だから維持管理や廃棄にはトンデモナイ大金がかかるし、既に大量の核兵器を持っているアメリカや中国やロシアなどにはなんら脅しにならない（もし、これら大国に“ほう、日本。やれるならやってみろ。”と言われて、日本が核ミサイルを発射できると貴方は思いますか？　死なばもろともというキチガイみたいな国が核兵器を持たないかぎり、なんら脅しにはならないことを大国は皆わかっています。）し、後進国なんて脅す必要もないし、逆に皆から白い目で見られて北朝鮮みたいに国際社会で孤立するだけです。核兵器はひどい無駄飯食いの役立たずのヤッカイ者。それがわかったから、アメリカなどは核兵器を削減しようと今必死になっているってのに。アンタ、バカあ？！もう救いようがないねえ。ほんと、逝ってよし！　とにかく、自民党は原発推進党なので絶対にダメ！です。（皆さん、これだけは守ってくださいませ。）維新の会も石頭連中がさっさと急逝したらいいんですが・・・（おいおい。）民主党はブレずにちゃんとマニフェストを守ればいいんですが・・・その他の諸政党はそろって原発廃止を訴えているのですが、ハナから口だけで実行力がないというか、なんかイマイチ信用できないんですよねえ・・・はあああ。まあ、これからの展開を見守るしかないか。今現在も支持を決めかねている人は半分くらい（もっと？）いるから、ちょっとした言動で、支持率はまた急変するでしょう。もしかして、その他の諸政党が結集して、実行力を持った脱原発の新政党が誕生！なんてね。もう諦めてる人もいるでしょうが、原発再稼動どころかもんじゅなど全ての原子力施設の推進を企む自民党が与党になるのだけは、なにがなんでも阻止しなくてはなりません。（これだけは絶対です。）ちなみに、私は最近になって投げ出さなかったドジョウに、もう一度チャンスをやってもいいかも。確かに自民党による負の遺産はたった３年じゃ多すぎた。なんて思っております。（まったく。最初から今みたいに毅然としてろって。もし、皆さんからもう一度チャンスをもらえたら、自分を見限った財界の輩とはキッパリ縁を切って、ブレずに脱原発をやりとげてほしいですね。）ホント、今まで何回もヒーローになれるチャンスがあったのに、その度に財界に脅されて結局は悪代官になっていたからねえ。今度こそ根性を見せろよ！―――と、言ってたら、２５日のいろんな記事を見ると、私と同じ悩みを持ってる方のなんと多いことか。（やっぱりねえ。）しかも、龍馬気取りが、また脱原発を訴えたとのこと。（今更なに言ってんだか。）今からブレまくって、こうコロコロ言うことが変わるんじゃ、もう信用ゼロだよ。どっちにしても、代表代行が何を言おうと代表の石頭が原発をとめるな！と声高に叫んでいるから、維新の会が与党になったら、石頭総理の誕生で、原発ももんじゅも動かすだろうね。そもそも、龍馬気取りと石頭はあきらかに考えが違う。民主党という共通の敵がいただけで、決して相容れる者ではなかった。竜馬気取りは、石頭との親しい個人感情は別にして、仕事の上ではライバルでなくてはいけなかったのです。（ライバルだからって殺し合う訳じゃなく、時には協力もするというものですよ。）それを（悩んだ末に）なりふりかまわず手を組んでしまった。これは最大の失敗です。思い切って明日にでも石頭連中とは分裂して、考えの同じ者同士で再結成すべきです。うん。今現在、（連立を組んだ場合でも中心となる、）与党に成り得る政党は、自民、維新、民主の３つです。その内、自民と維新は、総理になるのがどちらも超原発推進派です。消去法で考えても、（一応でも）脱原発の総理は民主のドジョウしかないですねえ。（悲しいことに。）与党になれない小政党ばかりが、やたらキツク脱原発を訴えています。この分では結果的に、脱原発の票を割る展開になってしまい、自民がラクラクと与党になりそうでなんか怖いのです。やはり、自民を抑えるためにも民主にもう一度やらせて、脱原発の小政党と連立与党にするのがいいと思います。うん。（後で、この考えは変わります。）

１１月２２日：だんだん山の紅葉がきれいになりました。もうじき開山です。第6と第7エリアの整備をするつもりだったのですが、原発と政治関係のHP更新に手こずって、できずじまいです。急激な冷え込みにもかなり順応できてきたので、これからポツポツやっていきます。１２月中に松茸テープ取りと、第６、７エリアの札付けを完了し、来年からはアラウンドの金テープを更新していきます。（←トレースしようと企んでる方もいるようなので。）あとは、何年もホッタラカシ（おいおい。）の山頂ノートの更新など、テキトーな合間に気になる部分の手直しをして、こまごました改善・改良をしていくつもりです。（はたしてどこまでやれますやら。）来年からは、政治のことなんかボヤかなくていいようになったらいいんですがねえ。このHPは政治じゃなくて“山”のHPですからね。うん。この冬は寒さが厳しくなりそうです。皆さんご自愛ください。

ところで、寒かった昔の記憶はなんだったんだ？：“なんだかんだ言っても、子供の頃（1960〜1970年代）はあんなに寒かったのに、今は暖かいじゃないか。やっぱ温暖化してるんだろ。”と思っている４０〜６０歳代の皆さん。確かに昭和３８年ごろの私が幼かった頃、なんか凄く寒くて、霜柱が鉄道の線路を押し上げたりしてニュースになっていた記憶があります。その記憶があるからこそ、私も“今はやっぱ温暖化してるわい。”と思っていました。でも、それは一時的な現象だったのです。そう、三八豪雪といいます。以下、その詳細です。―――1962年（昭和37年）のクリスマス付近を境に、まとまって降り出した雪は翌1963年（昭和38年）には本格的な大雪となった。さらにこの年は気温も平年より低く20日間にわずか11.4時間という日照時間の短さが加わり、降雪のほとんどが解けずに蓄積することになった。本州の日本海側だけでなく雪の少ない九州地方でも記録的な大雪となり、南部の鹿児島県でも30cm以上の積雪を記録するという稀な状況も発生した。（えええ！？）福岡県飯塚市では一冬の累計積雪量が185cmに達したのを始め、九州地方の山間部を中心に累計積雪量が100cmに達した。陸上自衛隊による消雪活動も行われ、火炎放射器を用いて雪を融かすという方法が取られた。（そこまでやるか？！）しかし、「これはあまり効果はなかった」と当時の隊員たちは語っている。（まあ、そうだろうね。雪は断熱材と同じだからね。）1963年（昭和38年）2月12日に気象庁は「昭和38年1月豪雪」と命名した。原因として、北半球を取り巻く上空（500hPa面から圏界面付近まで）の偏西風は多少の蛇行を繰り返して赤道付近の暖気と極付近の寒気の平衡状態を保っているが、1963年（昭和38年）1月から2月は偏西風の蛇行が異常に大きくなり、アメリカ・ヨーロッパ・東アジアの3方面で極の寒気が大きく南下したことがあげられる。このためヨーロッパでは所によっては1月の月平均気温が平年より10℃も下がった所もあり、数万年に一度の低温で氷河期の気温と同じ状態であった。（おいおい。）北米でも同じく7〜8℃低下、東アジアでは台湾で5℃前後下がるほどの極端な寒冬となった。一方、暖気の北上域に入ったアラスカでは1月平均気温が14度も上昇している。（へええ。）昭和38年1月豪雪は、こうした世界規模の異常気象の一環であった。日本では気温の低下は月平均2〜3℃にとどまったが1月を中心に非常に強い西高東低型の気圧配置が続き、日本海側では豪雪となって太平洋側では乾燥した晴天が持続した。こうした冬型気圧配置が日本付近で強まったのは、例年アリューシャン列島付近にできる冬の低圧部（日本付近で発生あるいは通過した低気圧が最盛期を迎える海域）が西に偏り、日本のすぐ東の海上になったことも影響している。これによって日本の月平均気圧は異常に低下した。―――ということだったんです。そして、この異常に寒い時期は1980年過ぎまで続きました。ですから、今が暖かいというより、子供の頃の1960〜1970年代の日本（などの特定の場所）が異常に寒かっただけだったのです。この頃はしきりに氷河期の到来ではないかと騒がれて、いろんな寒冷化を警告する書物が出版されています。ところが、1980年代になって気温が上昇しはじめて、1990年代に温暖化がピークになってIPCCが騒いだのですが、2000年代になってまた涼しくなっているんですよ。（2010年夏のひどい猛暑の記憶で、涼しさが実感できないかもしれませんね。でも、それは日本特有の原発による大量排熱とヒートアイランドやフェーン現象によるものだったのです。）ちなみに最近でも、平成18年豪雪というのがありました。それは2005年（平成17年）12月から2006年（平成18年）2月にかけて日本で発生した豪雪で、〇六豪雪（ぜろろくごうせつ）、一八豪雪（いちはちごうせつ）などとも呼ばれています。（2006年（平成18年）3月1日に気象庁が「平成18年豪雪」と命名。気象庁による豪雪の命名は、昭和38年1月豪雪（三八豪雪）以来2度目。気象庁の命名以前は特に名称が無く、単に「豪雪」「今冬の大雪」と言った名称で呼ばれていた。）皆さん、CO2は増え続けていますが、温暖化はストップして、涼しくなっています。CO2増加と温暖化は無関係です。温暖化がCO2の増加と共にドンドンひどくなり、将来　地球が大変なことになるというのは真っ赤なウソなんです。（こないだの暑さも、子供時代の寒さも、地球全体では単なる“ブレ”の範囲なのです。）今、COP１８がスタートしましたが、全く無意味です。CO2が増えても健康被害の出る濃度（3500ppm）には達することはありません。なぜなら、CO2をそこまで増やすには、今の調子であと千二百年以上も地下資源を燃やし続けなければならないからです。どんなに洗いざらい地下資源（石油、石炭、天然ガス、シェールガス、シェール石油、メタンハイドレート等々、全部。）をかきあつめても、ほんの数百年で枯渇してしまいます（ウランはもっと早く無くなります。）ので、結果的にCO2排出量を減らす必要などないのです。植物にとってCO2は栄養源ですから、CO2が増えた状態ではよく成長します。むしろ、ほっといた方が、農作物が豊作になり、多くの生物に多大な恩恵をもたらします。皆さん、簡単で明瞭なことなんです。落ち着いてよく考えてください。温暖化とCO2犯人説には、かつて私もだまされました。でも、それは（マスメディアによる扇動で）仕方のないことで、恥ではありません。本当に恥ずかしいのは、いつまでも間違いを認めようとしないことなのです。

―――と、言ってたら、COP１８で、ドジョウが２５％削減という馬鹿な目標を訂正せずに、（馬鹿野郎！どれだけ無駄金をはたくことになるか、わからんのか？！）おかしな自慢をするばかりだったとのこと。あああ、やっぱドジョウはダメだ。やれやれ。

日本未来の党：政治の話はもうしたくないのですが、２８日、衆院総選挙の公示日まであと１週間という日に、日本未来の党というのが誕生しました。代表は嘉田由紀子滋賀県知事で、脱原発というか、“卒原発（段階的に脱原発して１０年後にはゼロにする。）”を全面に出して、同じ政策方針の小政党がドンドン合流して、あっという間に６１議席をもった第3の政党になっちゃいました。（おおおおお。すげえ！）ただ、嫌われ者の小沢の勢力が見え隠れしているのが欠点です。（でも、小沢勢力の議席数をうまく利用することで、民主党も安定多数を取れたんですよね。）最近の世論調査では、民主党は２４２議席が８０〜４０にまで激減するとのこと。ええ？！そこまで。（ほんまかいな。）これじゃ、民主党に入れても意味がないなあ。仕方ない。方針変更！　小沢は嫌いだけど、嘉田知事は好感がもてるし、なかなかいいスタッフや応援メンバーが大勢いるから、日本未来の党を応援しよう。うん。それにしても、やっと投票してもいいかと思える与党に成り得る脱原発党ができたわい。（やれやれ。ふう。）このままもっと大同団結して、最終的に自民を抑えて政権与党になってほしいです。うん。なお、維新は石頭連中との合流のせいで、ブレまくったため、みるみる影が薄くなっています。大阪が都になろうが、道州制がどうたらなんて国民はどうでもいいんですよ。もっと国民の目線で、国民が今なにを求めているのかを理解しないとダメです。ちなみに、いまだに福島の故郷を追われた原発被災者は１６万人もいます。そして、もう戻れないのです。（放射能汚染を広げないためにも、事故原発の廃棄物（中間ですが、最終になるかも。）処分を地元でやることの第一歩（処分予定地の調査）が承諾されたとのこと。苦渋の決断。予想してましたが、仕方ないですね。）このことを些細な問題なんて言ちゃあ、もう国民は許さないですよ。原発事故は他人事じゃないんです。いつ自分が同じ目に会い、日本が壊滅することになるかもしれないんですから。でも、大方の予想ではまだまだ自民が一番優勢みたいになってますねえ。（ううむ。いかんなあ。）何度もいいますが、政権与党が自民党では絶対にダメです。自民を抑えるためにも、維新も石頭と分裂解党して未来に合流するか、未来と連立与党になってほしいくらいです。ああ、あと1週間。―――なお、２９日の各党の選挙公約では、大なり小なり脱原発依存が書かれています。あやふやな表現でごまかしているのは自民党だけです。（ほんとは“全原発を再稼動し、もんじゅも動かそう！”と書きたいが、書いたらマズイ！と控えているのが見え見えです。）これだけ反原発の気運が高まったことをとてもうれしく思います。

小沢一郎とはどんな人物なのか？：（政治のHPではありませんが、）調べました。でも、正直、ホントの所がわからないですねえ。ボロクソに書かれていたり、なかなかの大人物だと書かれていたり・・・ううん。多分、その両面をもっているのでしょうね。しかも、そのメリハリがかなりキツイみたいな。なんか、かつての田中角栄みたいな感じですね。（そう言えば、初当選時には田中派でかなり影響を受けています。）小沢を弁護するわけではありませんが、そもそも、政治家で“やり手”という人に限って敵は多いものです。小沢をケムたがる政敵や官僚や財界人はかなりの数でしょう。それらがマスコミを使って誹謗中傷してきたせいなのかもしれませんが、（私を含む）皆は、真相を知らずにイメージだけで小沢を嫌っているようにも思えだしているんです。ううむ。（確信はありませんけど。）とにかく、小沢の性分が、“言いたいヤツには言わせとけ。”みたいな感じなので、週刊誌などでクソ味噌に書かれている内容の真偽のほどがわからないのです。（龍馬気取りみたいに、デタラメ書くな！とか抗議すればいいのに、しないのです。）まあ、どっちにせよ、小沢に限らず、政治家というのは裏で何をしているか分かりません。長年、和気町長だった親父も言ってましたが、政界とは、とにかく“汚い世界”なんだそうです。脅すか、カネを積むかしないと、誰も言うことを聴いてくれないみたいな、汚れずには（悪に手を染めずには）何も出来ないみたいな所があるんでしょう。（はあああ。やっぱ政治家は大嫌いだ。うん。）

そうしていたら大発見：小沢一郎のことを調べていて、週刊文春2012年6月21日号の記事を発見しました。内容は、小沢一郎夫人の和子氏が2011年11月に小沢と離婚したこと、東日本大震災発生時に放射能を恐れて小沢が秘書と逃げたこと等を暴露したとする手紙の公開なのですが、真偽のほどは（これまた）わかりません。（離婚などしてないとの話もあります。）しかし、小沢批判とは全然関係ない部分にドキッとしました。そう、大発見なんです。以下、和子氏が小沢氏の支援者宛てに書いたとされる手紙の内容から抜粋。―――（前略）そんな中、三月十六日の朝、第一秘書の川辺が私の所へ来て、「内々の放射能の情報を得たので、先生の命令で秘書達を逃がしました。私の家族も既に大阪に逃がしました。」と胸をはって言うのです。あげく、「先生も逃げますので、奥さんも息子さん達もどこか逃げる所を考えて下さい」と言うのです。福島ですら原発周辺のみの避難勧告しかでていないのに、政治家が東京から真っ先に逃げるというのです。私は仰天して「国会議員が真っ先に逃げてどうするの！ なんですぐ岩手に帰らないのか！ 内々の情報があるならなぜ国民に知らせないか」と聞きました。川辺が言うには、岩手に帰らないのは知事から来るなと言われたからで、国民に知らせないのは大混乱を起こすからだというのです。（中略）三月二十一日「東京の水道は汚染されているので料理は買った水でやって下さい」と書生が言いに来ました。しかしそのような情報は一切発表されていませんでしたので、私が「他の人と同じ様に水道水を使います」と言いましたら、それなら先生のご飯は僕達で作りますと断ってきました。それ以来、書生達が料理をし、洗濯まで買った水でやろうとしていました。東京都が乳幼児になるべく水道水を避けるようにと指示したのはその二日後です。すぐにそれは解除になりました。―――どうです？　“ええええ！！！”とビックリした方は鋭いです。そう、先日、NHKが東電を問い詰めて発覚した３月１６日になにかがあったということの裏づけがとれたんです。政界のドンである小沢はそれを知っていたのです。（中略以降の、東京の水道水の汚染を２日前に知っていたという内容からも、そういうことを知っていたという信憑性があります。）言葉のやり取りは批判的に誇張されたものだと思われますが、福島ですら原発周辺のみの避難勧告しかでていないのに、東京にいる小沢が逃げようとしたという内容。まさに３月１６日朝、福島第一原発が、国民に知られたら大混乱になるような危機的状況になったのでしょう。結果的には、予想より被害の小さいもので済んだみたいですが、なんらかの爆発により現場では致死量になるような放射能の放出があったのはもう確実です。なんてことだ。（こんなことでも、つながっちゃうとは。）

放射能汚染の実態：そもそも、チェルノブイリ事故はどんなものだったのか？　以下、関連HPより抜粋。―――最初の爆発で一瞬にして原子炉と建屋が破壊されてしまった。さらに、爆発に続いて黒鉛火災が発生し、（黒鉛減速沸騰軽水圧力管型原子炉というソビエト連邦内でだけ作られ、中性子の減速用に黒鉛を、原子炉の冷却用に軽水を、燃料に天然ウランを使用した、今では旧式の原子炉です。当時、チェルノブイリ原子力発電所には、この4つの原子炉が稼働しており、そのうち4号炉が炉心溶融しました。）火災を消火するため、ヘリコプターから炉心めがけて総計5000トンにおよぶ砂、鉛などが投下された。結局、事故発生から10日後の５月６日になってようやく大量の放射能放出が終息したことになっている。事故から３年たった1989年頃、原子炉の破損状況を調べるため、コンクリートの壁に穴を開けて、炉心にテレビカメラが挿入された。炉心部には、破壊された燃料棒や黒鉛ブロック、投下された物資がぎっしりと詰まっているであろうと考えられていたが、全く予想に反してほとんど空っぽの状態であることが判明した。 チェルノブイリ事故が史上最悪の原子力事故であったことは間違いないが、ではどれくらいの放射能がどのように放出されたかとなると、いろいろと報告はあるものの、いまだにはっきりしない部分が多い。放射能放出が終息したと言われている５月６日以降にも、実はかなりの放射能放出があったことを示唆する敷地上空の空気中放射能測定データが最近になって明らかにされるなど、チェルノブイリ事故の放射能放出量についてはいまだに再検討の余地が残されている。とりあえず今の段階での結論を言わせてもらえば、セシウム137は300万キュリー（炉内の43％）、ヨウ素131は5000万キュリー（５月６日換算で2000万キュリー、炉内の55％）、高融点金属類や核燃料は３〜６％がチェルノブイリ事故によって「敷地外」に放出された。なお、空っぽの炉心にあったはずの核燃料の行方であるが、一部は爆発時に燃料棒丸ごと炉外に放り出され、その後片づけられて「石棺」のガレキの中に、一部は溶融して溶岩のように流れ出し、建屋地下で固まっているものと思われる。それぞれの量がどのくらいかについては、推定値はあるもののそれほど確かとは思えない。―――とのことです。なお、キュリーというのは古い単位で、1キュリー＝370億ベクレルです。ヨウ素131だけで、5000万キュリー＝１８５京ベクレルになります。（ううむ。）トータルでは５５０京ベクレル（５５０万テラベクレル）とも言われています。これを一応の目安としておきましょうか。　そこで、先日の山陽新聞の記事を見ると、東京電力による数値で、福島第一原発からの放射能は、大気放出が９０万テラベクレル、海洋汚染が１万８０００テラベクレルとなっていました。あれ？海洋汚染が大気汚染より少ないのか？変だな。そんなはずないとおもうが・・・。よく見ると、全部、期間限定の数値でした。（ちゃんちゃん。）大気放出は昨年３月のデータで、海洋汚染は昨年４月４〜１０日に比較的低濃度の汚染水１万トン放出で０．１５テラベクレル（少なそうですが、テラ＝兆なので、１５００億ベクレルです。←でも、なんか少なくねえ？なんかおかしいよ。）、同４月１日〜６日に高濃度汚染水５２０トン流出で４７００テラベクレル、５月１０〜１１日に高濃度汚染水２５０トン流出で２０テラベクレルとなっており、合計４７２０．１５テラベクレル。ここで、また　あれ？　海洋汚染の残り約１万３２８０テラベクレルは、なんだろう？ううむ、なんか誤魔化してるなあ。もしかして、（CO2排出量みたいに）全部テキトーなんじゃないの？　しかし、今でも福島原発は、毎日２億４千万ベクレルもの放射性物質を大気中に拡散している（２０ヶ月たっている現在では、約６００日間出続けた訳で、約１４４０億ベクレル追加されており、今後もどんどん増えていく。）だけでなく、測定不能な高濃度汚染地下水が海へ流出してるっていうのに、事故から２ヶ月までの期間限定の数値をいまだに報じているなんて、“なんだ。大したことないじゃないか。”と、ワザと誤解させようとしてるみたいだ。（うむむむ。）福島とチェルノブイリを比較したデータ（ウィキペディア）を見ても、―――事故直後、原子炉が停止した時点において、炉心に蓄積されていた放射性核種の存在量（炉心インベントリー）を比較すると、ヨウ素131は、チェルノブイリ原発4号機の3200×1015Bqに比べて、福島第一原発1〜3号機の合計の方が、6100×1015Bqと、約1.9倍上回っており、セシウム137も、福島第一原発1〜3号機の合計の方が約2.5倍ほど多い。チェルノブイリ原発事故では、炉心インベントリーのうち、ヨウ素131は約50-60%、セシウム137は20-40%、希ガスは100%が大気中へ放出されたと推定されている。一方、福島第一原子力発電所事故によって大気中へ放出された放射性核種の炉心インベントリーに対する放出割合は、原子力安全基盤機構の支援を受けた原子力安全・保安院によるMELCORを用いた解析から、ヨウ素が1号機で約0.7%、（へっ？少な。）2号機で約0.4〜7%、3号機で約0.3〜0.8%、セシウムが1号機で約0.3%、2号機で約0.3〜6%、3号機で約0.2〜0.6%と推定されている。（おいおい。１から３号炉まで全燃料がメルトダウンして、格納容器も３つとも破損してるってのに、どれもやたらめっぽう少ないじゃないか？！この推定は誰がどう見てもおかしいぞ！！おい、クソ保安院。どういう根拠なんだ！？←まあ、要はウソなんですね。）希ガス類は、東京電力によるMAAPを用いた原子炉圧力容器の破損に至る解析ケースから、1号機、2号機、3号機ともに、ベント操作によりほぼ全量が放出されたと推定されている。―――とのことだが、どうみてもおかしいよね。　炉心にあった核燃料は福島はチェルノブイリの1.9〜2.5倍。これがこれからもジャジャ漏れし続けていく訳だから結果的にはチェルノブイリの２倍くらいの汚染になるんじゃないかなあ。うん。結局のところ、チェルノブイリがどれだけの放射能を放出したかも分かってないですし、福島も最初の内のあやしげなデータだけなので、ホントの所がさっぱりわからないですね。こういう場合は、とりあえず用心しないと、後で泣くことになります。（そうそう、気休めを真に受けてはいけません。）―――そう思ってたら、今年初めの１月１５日に、ＮＨＫスペシャル「シリーズ原発危機」知られざる放射能汚染〜海からの緊急報告〜が放映されていたんですが、（知らずに見てませんでした。）ネットに掲載されたこのVTRを発見しました。（←リンクしてますのでご覧いただけます。タイトルをクリックしてください。）それを見ると、既に今年１月の時点で、福島原発の放射能の放出量がチェルノブイリよりも多く、世界ではじめて大都市（東京）が放射能汚染を受けたとなっています。（げげげ！）また、タイトルからして分かるように、やっぱ今回では海の汚染が一番深刻だったんですよ。（ほら、やっぱり。）福島の漁業はあと２〜３年くらいダメとのこと。そして、陸から東京湾に流れ込んで海底にたまる放射性セシウムの濃度は再来年の３月に最も高くなり、局地的に泥１キログラム当たり４０００ベクレルに達するそうです。　そういえば、ドイツ放射線防護協会会長もベルリンの講演会の質疑応答で、「フクシマ原発そのものはもうどうにもできない。メルトスルーした燃料から放射性物質がじわじわと拡散するのを止める手だてはない。（残念ですが、これが現実です。）地下水に到達しないよう祈るのみだ。（いや、もう既に到達してますよ。）フクシマ事故による健康被害は汚染された食物による内部被曝が主となる。全く理解できないことに、日本では現在、おかしな愛国心で、汚染地域で生産された食品を食べようというキャンペーンが繰り広げられている。（私もそう思います。）現在の東京の状況は、チェルノブイリのときのキエフと同じようなものだと言える。あのときも、ウクライナ政府はキエフの汚染を認めるわけにはいかず、プルトニウム汚染地図では汚染はちょうどキエフ市の手前で止まっていた。人口の多い首都を避難区域にすることができないから、どうしても汚染の事実を認めないのだ。」と語ったとのこと。（東京の皆さんもこれを聞いたらショックでしょうね。）これが真実なら、東電の推定であるトータル９２万テラベクレル程度の福島が、チェルノブイリの５５０万テラベクレルを超えたというのはどういうことなのか？（いくら今なお大気放出されているといっても年間数百億ベクレルで、テラベクレルにもならない。あまりに差がありすぎて計算が合わない。）これは、把握しきれていない（というか、発表していない）モノ凄い高濃度地下汚染水が海にジャジャ漏れになっているのと、未発表の核爆発のせいかもしれませんね。（ううむ。）いずれにせよ、東電やクソ保安院がムチャクチャ低いウソの放出量を呈示して、ものすごい海洋汚染が誤魔化されていたみたいですね。（こんチクショお！想像してたけど、やっぱりじゃねえかあ。）

いよいよ開山：１１月３０日、親父の軽トラを借りて、午前中に藤野から入山禁止フダを回収してまわりました。１３時前に最後の日笠の北林道登山口のフダを回収。ところが、帰宅するためにエンジンをかけようとしてもかからない。なんか朝からかかりにくかったけど、バッテリーがあがってしまったみたいだ。林道のくぼ地なので押しがけもできない。しかも、なぜかどこを見てもバッテリーが見つからない。これじゃ車を持ってきても、ブースターが繋げないではないか。仕方なく１時間くらい歩いて帰宅。消防仲間のH自動車にお願いして一緒に現場へ。バッテリーがどこか分からんというと、Hさんいわく、“そうなんですよ。あのタイプのホンダの軽トラは、バッテリーがボンネットのウオッシャー液タンクの下にあって、まず、そのタンクを上に引き抜かないとダメなんです。（なんとまあ。）クレームが続出したのか、新型はまた脇腹に戻ってますけどね。”とのこと。さすが本職。タンクをのけて、ポータブルな電源装置を繋いで、あっさりかけてくれました。（消えた時計の時刻やラジオも合わせてくれました。）そんなこんなで2時間ロスしたけど、なんとか今日予定していたこと（女房の手伝いの家事や、親父の手伝い）もできました。やれやれ。さあ、明日からは和気アのシーズンです。HPのトップを更新しよう。うん。

おおっと、アクセス８万件：１２月４日、ついにアクセスカウンターが８万を越えた。またもや約1年で１万件か。なんでかなあ、このページしか更新してないのに、えらく読まれているなあ。ほんとに、私のボヤキってそんなに面白いですか？　今年はとくに政治関係にイラつき、温暖化・CO2犯人のウソや、原発・放射能汚染のウソをあばいてやりました。しかしまあ、ここまで書くかなあ。ううむ。

幸せをいただきました：１２月１、２日も休みだったのに、親父の手伝いに費やされ、和気アの整備はできずじまい。HPを検索したら、１日から待ちかねたように多くの登山者が来たようですね。白岩様にはクライマーも来ていたようです。５日午後になってやっとフリーになって、まずは松茸テープを除去すべく、１２時に北稜ルートをスタート。ゴミを拾い、シダを刈り払いながら（つい念入りに刈ったので１時間以上かけて）奥ノ峰へ。北稜に松茸テープはありませんでした。一旦、北方面に向かってみるが、ここもテープは無く、引き返す。キレットを越えて涸沢峰に。ここまでもテープはなし。枯れ倒木をよけてまわっただけ。ただ、キレット付近で、木の上の方に黄色いフダが引っかかっていたので、取ってみると、“祝７０周年　幸せになれますように・・・”と書かれてあり、紐の先には割れた赤風船が付いていました。フダの裏に倉敷市立西阿知幼稚園とハンコが押されてありました。帰って調べたら、５０キロも飛んできたことになります。（ほおお。）手作りの和紙に紅葉の切り抜きがしてあり、この秋に飛ばしたのでしょう。近い内に連絡して、このフダは和気幼稚園に持っていって見せてあげよう。（なんだか良いことがありそう。幸せをもらったようです。うん。）その後、一旦、竜王山へ吊り尾根を往復するが、テープは無い。穂高山に行くと“ゴミを持ち帰ろう”の立派なフダが昨日づけで設置されていました。おかげでいつもならゴミが落ちてるはずなのに設置者が拾われたのか、1つもありませんでした。夕方４時には岩山まで行くが、ここまで結局、全くテープが無かったです。いつもなら間ノ峰から前ノ峰までにテープがあったのですが今年は無かったです。岩山でも“ゴミを持ち帰ろう”の簡易なフダがつけてありました。多分、エビ山にはテープがあるだろうから、次回はそっちをやろう。うん。下山ルートとして第６エリアの行者コースを下ったが、岩場慣れ急坂慣れできていない上、ゲリラ豪雨のせいか足場の土が流されてステップは消滅状態。下降地点が見るからに踏ん張りのきかないザレになっていたり、つかまる木が枯れたり、根元から無くなっていたりして、もう危険度は２００％！！何度も何度も顔が青ざめました。（うへえええ、こんなルートを作ったヤツを呪ってやるう！って、自分だろが！　もう信じられん。）しかも、ラストは凄い落葉で滑りまくり。まるでアイゼン無しで谷底そばのアイスバーンをトラバース気味に下山するようなもので、もう半泣き状態。（いっぺんハデに転がり落ちて死ぬかと思いました。なんかもう呪われているみたい。って、自分が呪ってたんだろが！　もうバカ丸出し。）夕方５時前、もう暗闇がせまりつつある中、無理な姿勢で足元の落葉を払いながら慎重にゆっくり下山。なんとか降りきったら、もう真っ暗。開拓者ならではの暗夜航路で車道まで出て、やれやれ。転んだせいであちこち痛いが、なんとか無事生還。（なんか毎度、ここで遭難寸前状態になってないかい。懲りんなあ。）―――翌日、西阿知幼稚園に電話したら、結構同じ連絡をもらっていますとのこと。津山にも到達したそうです。（意外と飛ぶもんだなあ。）風船は天然ゴムで、紐は紙で、フダはトイレットペーパーを重ねて着色乾燥させたものらしく、全て自然に還るそうです。しかも、フダの紙の中には、いく種類もの花の種がたくさんサンドされており、うまく地面で紙がとけたら、そこで花が咲くようになっているそうです。（ほおお。なかなかシャレたアイデアですね。）

松茸テープ取り：１２月１０日、気になっていたエビ山の松茸テープを取りにいく。アプローチとして、台三郎谷を（落葉を払いながら）登攀し、藤本壁手前で“救出ルート”（去年春に降りれなくなった子供達を消防団員が救出したルートで、真っ暗な中、子供の所までアプローチするのに、南側から台三郎谷をトラバースし、さらに子供を連れてトラバースしなおし、縦走路まで脱出した踏跡です。）をトレースしました。上側はグルリと完全な岩壁で弱点無し。（おおおおお。）下側はスッパリ切れ落ちた崖。（うへええええ。）という中で、唯一トラバース可能な獣道でした。あの時ここらを通過したハズ！という実例を知ってなければ、発見されることもないであろう思いのほか危険な獣道で、よくまあ子供２人を連れて通過できたなあとビックリしました。（とてもこれを一般化はできんな。うん。）エビ山に向かうと、山頂手前の登りの部分に黄色いテープの残骸がありました。どうやら誰かが先日に取ってくださったようです。（ありがとうございます。）風になびく残骸テープを綺麗に除去しておきました。山頂の平坦な部分には痕跡もなく、どうやら登りの一部分だけだったようです。思いのほか楽チンだったので、午前中にテープ取り完了。エビ山山頂でおにぎりを食べて観音山を見おろすと、何やら大きなビニールがバサバサとたなびいていたので、回収に向かう。よくみると和文字のあちこちにビニールがひっかかっていた。拾ってまわるついでに炉のフチにも溶けたビニールがたくさん張り付いていたので、これも取ってまわると、かかえきれないほどの量になった。大きなビニールでくるんで山頂北寄りの藪にストックする。一番下の炉まで降り、さらに口の下の崖も降りてビニールやゴミを回収し、最後は崖の横の藪の中のゴミも回収しました。何往復もして2時間くらいかけて、やっとビニールとゴミを全て山頂の藪にストックしました。大型ゴミ袋５枚分くらいあります。風でとばないように薪を上にのせておく。こうしておけば、またいつか商工会がヘリかなにかで降ろしてくれるだろう。（正直、過去のいろんな不要物が置き去りになっているからね。ヘリで薪を上げたついでに不要物を降ろしてほしいですね。うん。）予定してなかったビニールとゴミ拾いで和文字の急坂とその下の崖までも何度も何度も登り降りしたのでかなり疲れたが、まだ２時半なので、下山後、竜王山登山道と天神尾根に松茸テープがあるか確認しよう。途中で、（和気幼稚園に立ち寄るが誰もいなかったので、代わりに）和気小学校に、いつかの倉敷市立西阿知幼稚園から飛んできた風船セットを持っていく。先生に事情を説明し、フダを地面において水をかけると花がさくことを伝える。さらに、機庫に寄って、水出し訓練で使用したホース３本を吊り上げてから、天神尾根へ。（いろいろやってんなあ。）ここにも松茸テープはなく、ついでに薬師山山頂の（よく行方不明になる）ヤクピーが無事かどうか確認しにいく。最高地点よりちょっと手前（南側）のネズの木につけてありますが、今回、ヤクピーは無事でした。下山したらもう４時半。時間ギリギリだが、竜王山登山道に向かう。岩尾根の手前まで登って、ここにも松茸テープがないのを確認して下山したら、もう真っ暗。よし、これで松茸テープ取り作業は終了。結局、今回はエビ山の北側の１００ｍくらいしかテープがなかったようです。でも、和文字の清掃で疲れた。ああ、足腰痛え！　和文字へのトラバースは結構よく踏まれておりました。ここのゴミを取っておいたので、これからは和文字の中を歩くスリルを、気分よく楽しめるでしょう。あとは観音山山頂の不要物とゴミさえ無ければなあ。（過去において一度持って上がったものは、不用になっても降ろしてないもんなあ。）

ああ、自民か：自民が圧勝した。しかも想像以上の圧勝だった。民主は５０台で、もう壊滅状態。まあ、いかに国民の期待と失意が大きかったかということだろう。大物議員や現職の官房長官ですら何人も失業することになった。（まあ、次回の選挙まで、無給で地道に活動していくしかないねえ。どうせ自民も長続きはしないって。うんうん。）それにしても未来の党もケチョンケチョンだったなあ。急遽の寄せ集めで、皆にはイマイチ信頼されなかったのと、やっぱ小沢の影かなあ。（ううむ、想像以上に嫌われてるんだなあ。）維新は５０以上いったが、当初の見込みよりかなり低く、やっぱこれまた信頼されてないみたい。しかも、この期に及んで自民に媚ている。（もう、おえりゃあせんがな。）皆の支持したい政党が無いため、今回の投票率は前回よりかなり低く、固定票、組織票をもった自民には結果的に有利な展開になった。（もうなんでもいいや。とりあえず自民にしとくか・・といった感じ。）決して自民が支持された訳ではなく、民主や維新が信用できないだけ。このことは、しんぞーボクちゃんもいしばガマガエルも承知しているらしい。圧勝なのに（ちょっとだけ）神妙である。まあ、大問題が山積してるからねえ。オマケに、今回の大逆転劇は、明日は我が身と思え！お前らもヘタこいたらすぐに見限ってやるぞ！という国民からの脅しめいたものも感じる内容である。（ある意味、今回の選挙結果は、口先だけの政治家に、ちゃんと行動しないと許さないという国民の意思を示したということでは意味深いものだ。うん。）今回、期待されることは景気対策とのこと。原発問題は後回しにされてしまった感がある。いかんなあ。これで原発もどんどん再稼動されるんだろうなあ。まいったなあ。でも、そう急には再稼動はしないかも。福島の復興ができていないし、ある程度国民に景気回復の成果を見せるのを先にやらないと、ヒンシュクだけかっては民主の二の舞だからね。（しかもヘタこいたら壊滅させられるからねえ。）まあ、ボクちゃんのお手並み拝見といたしますか。（今後は、政治的なことは控えて、原発の動向だけを見ていこうと思います。）

年末：あっという間に年越しになった。親父の手伝い（剪定の枝くくり）を早く済まそうと、休みを全て手伝いにまわしたので、予定していた第6、第７エリアの整備はまだできていません。１月からは夜の操法練習もあるけど、ボツボツやっていきます。特に第6エリアはつかまる木が枯れてなくなったり、足場が豪雨で流失したりしているので、難易度がぐ〜んと上がっております。オマケに今の時期は大量の落葉で雪山登山みたいになっております。ステップの落葉を根気よく払いながら通過してください。（先を急いでテキトーなことをやると、落葉で滑ってヒドイ目にあいます。）

 

 

 

 

＊ここまでしつこく原発や環境問題に噛みついておりましたが、この先は、和気アの銃猟解禁問題に話が変わっていきます。

もう既に限界を超えておられることと推察いたしますが、

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