和気アルプス周辺のおすすめスポット

作者が独断と偏見で紹介するものです。調査次第 情報を追加し、詳しくなっていきます。

今は一般的な内容ですが、ゆくゆくは和気アの卒業生向きのコアな内容に変化していく予定です。

―――でも、やっぱこのままでいくかなあ。卒業生用はどれもハードというよりかなりデインジャーだからなあ。うん。

どうしても気になる方は“作者の部屋”を読解してください。(アラウンド7の文字を捜してね。)

山 書籍にも紹介されている登山道がしっかりついている山を紹介します。

・外国山(そとくにやま):石生(いわぶ)にある岩がむき出た山です。岡山方面から和気に来るとまずこの山が出迎えてくれます。山頂には送電鉄塔があります。芝下(こうげ)集落の小さな神社の駐車場(道は細いが、3台くらいOK。)の手前の橋のたもとから所々階段で整備されたりっぱな送電鉄塔整備用の登山道がついています。山腹の岩(すずめ岩舟着き岩があり、岩場の東上には愛宕様が祭ってあります。)には山頂から踏跡をたどって下降(難ルートです。)しないと行けません。山頂には送電鉄塔(1本目)の後にちょっとスリルのある岩稜(馬乗り岩:まのりいわ。幅1mで切れ落ちています。東側に回避できる鉄橋が掛かっている。)があります。三角点はさらに100m北の最高点にあります。ここから北隣の2本目の送電鉄塔まで足をのばし、送電鉄塔整備用の登山道をたどって、3本目の鉄塔手前の鞍部から押部(おしべ)集落へ下山できます。かつて廃道でしたが、09年3月末時点では完全復活しています。)(トータル1.5時間。)また、この山も松茸山で、秋は入山禁止です。(入山禁止にご協力ください。)なお、この送電鉄塔整備用の登山道はどうも佐伯町の父井原のあたりまで続いているようです。(只今、調査中です。)

 01630日、登山口に道標をつけ、09年に上書きしました。

 

・佐伯天神山和気美しい森キャンプ場から“天神山城跡”の道標をたどると約10分で簡単に山頂に着けます。軍用石からは和気アが見おろせ、太鼓の丸からも北側が伐採されて展望(大山も見えるらしい。)がよくなっています。車をもう1台 鵜飼谷温泉においておき、河本(こうもと)まで縦走下山して片上鉄道跡(2つの小トンネルがある。この間を登ると性器が祭ってあり、笑えます。天瀬集落から南は舗装されています。)をのんびり温泉まで歩いても風情があります。(トータル約3時間。この国道374号線沿いはサイクリングルートとしても人気があります。)温泉で汗を流して、車でキャンプ場にもどるとよい。

 キャンプ場の道標。

 

沢 和気町にある3つの滝を紹介します。

・黄滝(おうだき):“黄谷の滝”ともいわれ、日笠の岸野にある日笠川の支流 中ノ谷にある落差10mの端整な滝です。滝の周辺には楓が生えていて11月中旬は紅葉がきれいです。沢蟹もいます。滝の上にはさらに8mのトイ状の斜滝があり、さらにその上に深さ6m!?の滝壷(甌穴です。道標はまちがっていて、本当はもう一段上です。)があります。水量はいつも豊富ですが、水源は佐伯町の大岩集落なので水は飲めません。片道30分の沢歩きは風情があり渓谷美がたのしめます。滝を過ぎると凡化しますが、一帯は営林で沢沿いにかなり奥まで踏跡があります。(私は送電線が見えるところまで行ったことがあります。)滝までは地元のボランティアで沢沿いに遊歩道が整備されています。(H15年、老朽化していた木橋は鉄橋につけ替えられました。)

 中ノ谷入口(県道沿い)にある案内板。道はすごく細いが、奥まで車で行けます。

軽自動車がおすすめ。渓流沿いに堰堤を越えて、どんづまりまで乗り込めます。

 草が茂ってなければこの案内板のある駐車場まで乗り着けられます。

 

・奴久谷(ぬくだに)の大滝:閑谷学校を作った津田永忠が稲作用導水路(日笠川に流れるのを奴久谷へ引いている。)のついでに作った人工の滝です。(すごい遊び心があったようです。)水源は空山山系中腹の2つの溜池(上ノ池、十谷池、林道終点からすぐ下の沢を渡って山に登っていくと滝の落口に行けます。さらに導水路に沿って行くと溜池に着きます。)です。水量は不特定です。涸れて、でっかい岩塊だけになっていることもあります。林道入口横にある畑に登ると見えるので、滝の状態が分かります。オーバーハングの大岩から20m下におちた水は5mのトイ状の滝を沢へ流れ落ちています。水量のある時は空中放水でかなり見応えがあります。トイ状の滝の横上に祠が祭ってあり、この祠より上に岩場をよじ登る(すべってやや難。降りる時は注意!)と、初めて間近に見れます

 林道入口(民家の石垣)にある案内板。(ここまでの道は地元の人に訊ねながら来てください。)

 林道終点(かろうじて旋回できるスペースあり。軽自なら楽勝。)からノリ面を登ると、道標あり。滝まで10分です。

 

・水引(みずひき)の滝:大中山にあり、地図には載っていますが、道標はありません。和気では最大の滝(落差35m)ですが、雨後でないと水がなくて見れません。水量のある時は国道374号線からも見えます(和気のロータリーからも見えます。)。林道入口(おまわりさんのマネキンがあります。)は小林牧場の敷地内みたいに見えますが、これを進んで分岐を右に登ると沢沿いの登山道(やや荒れぎみ。)になります。これをたどるとゴーロになり、さらに先はゴルジュとなって滝壷手前で行き止まりですので、(数年前、ゴルジュを突破するために奥の岩にボルトを1本打ったのですが、蚊にさされてたまらず、いいかげんな打ち方をしています。)ゴルジュ手前のゴーロを右に渡って、斜め右上に涸れ沢(コースサインあり。)を登り、さらに左側への踏跡(コースサインあり。)をたどれば滝の落口にたてます。(ここは展望よし。)なお、滝の右岸には滝壷に降りる道があるらしいです。(只今、調査中です。)

 林道の入口。(ここを右側へ進む。)小林牧場の中を通過する形になります。

 登山道への分岐。林道らしくなって200mくらいで、右側に登っていく道があるので、右折してこれを10分登って沢を渡る。さらに沢沿いを15分登るとゴルジュ。さらに右の涸れ沢から10分登ると滝の落口。

 

岩 見上げるだけでも迫力がある大岩や岩場を紹介します。

・稲坪の衝立岩:稲坪の山陽自動車道沿いを大池の奥にすすむと、自動車道南側に高さ約40mのオーバーハングの岩壁が見えます。これが衝立岩です。側道から山斜面のブッシュまじりのザレ場を登れば岩上に立てますが、ひどい急坂で、ザレに加えて地面(岩肌)もボロボロにもろくて危険です。帰りにこのザレ場を降りるのにロープがほしくなるくらいです。岩上から写真を撮っていますが、クライマーでない人は側道から眺めるだけにしてください。なお、取付きにコースサインは無く、岩にもボルトなどはありません。クライミングには脆すぎて不向きです

  

 

・ゲンコツ岩:稲坪の衝立岩からさらに奥に進むと、自動車道北側に高さ約30mのスッキリとした垂直壁の岩場があります。これがゲンコツ岩です。山上の送電鉄塔に向けてしっかりした登山道がついていますが見た目より急坂です。途中から伐採されて下草だけになった斜面(コースサインも踏跡もありません。)をトラバースして岩上にたどり着くことができます。クライミングは一部中級の斜面があるだけで、垂直のフェースは上級向けです。この岩もボルトなどはありません。なお、上に見えている送電鉄塔から鉄塔監視道はさらに奥の19番鉄塔や石仏山山頂付近まで続いています。ただし、山頂は赤テープをたどって踏み跡をトレースした先で、展望はなく、シダ藪です。

 

 

・立石(たていし):大中山の和気インターチェンジそばにある高さ約20mの起立した岩です。岩の真下のハング下には祠が祭ってあります。岩元のそばまでアカマツの植林がされていて、その看板(右の写真)のある所から西に向かって参拝道があり、祠まで完璧に整備されています。祠から岩の東側をまいて踏み跡をたどれば、岩上まで行けますが、かなり危険です。(転落したら助かりません。)地元信仰の岩であり、(モロそうなので)クライミング対象にはなっていません。

 

 

・乙女岩(チンポ岩):益原の原大谷ノ峯の西尾根先端にある岩場です。国道374号線から(ビューポイントは復員が狭く、車が危ないけれど)すぐ上に見えます。地元の方の話では以前はこの岩上で皆が花見をしていたとのことです。その登山口(右の写真)を教えてもらいましたが、お墓から先は廃道でした。

 

 

*その他観光案内は和気町の公式サイトをご覧ください。

和気町役のHP   和気商工のHP それぞれに和気町の観光案内をしています。

 

鵜飼谷温泉 宿泊予約もできます。

 

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