テント(ツェルト)泊山行について

和気アではどこでも幕営可能です。ただし、整地はされてないし、水場やトイレはありません。完全なフォーカストビバーク形態です。

当然のマナーとしてゴミの持ち帰りと、植物採取の禁止や自然に対してのローインパクトをお願い致します。

(くれぐれも地主を怒らせることのないように。)また火の取り扱いに注意し、火事のないこと!焚き火は禁止です。

神ノ上山山中はもともと寺院があったため平坦地が多く、林中は下草(薮)もなく、立ち木を利用すればどこでも簡単にツェルトやタープが張れます。

好天なら落葉をかきあつめれば、ザックにたたんでしまえる2ミリ厚の銀マットだけでも充分です。

また、5月ならシュラフもシュラフカバーだけで充分です。

いつもの装備(食料+必要量、水+必要量、雨具、ランプ、ティッシュ)に、虫除けスプレー(夕方に顔や体にふりかける。)、細引き、ツェルト、シュラフカバー、2ミリ厚銀マット(60×180cmあればOK。)、就寝マット(これがあればどこでも寝れて、雨天でも助かります。)だけで、山中に泊まれます。

さらに、パン等 調理不用の食料でコンロ、ボンベ、コッヘルをオミットし、雨具を使い捨てポンチョに、ランプをペンライトにすればなんとかデイパックでもおさまるでしょう。(総重量:約6kg)

本格的にキャンプするならテントはホームセンターで買える小型の安物(4千円くらいの4人用で、2.5kgくらいのやつ)がお勧めです。

高価な山岳テントは和気アでは暑苦しく、設営時などで枝や薮にひっかけると涙ポロポロです。

場所は神ノ上山山中だけでなく、他のピークや岩場、山麓の宗堂池や山の学校などもいいですし、金剛川河川敷の水辺の楽校などもおすすめです。

ようはここで泊まってみたいと思ったら、実行してみてください。風情のある山はやっぱツェルト泊山行も楽しいです。

5月の和気アは寒暖も虫もひどくはないので、ビバークの練習に、軽装での幕営山行に ぜひどうぞ。

夜中に結構いろんな動物が鳴いているのが聞こえますよ。

また、激しい風雨でない限り、雨天でも地面がグチョグチョにならない場所をさがしてチャレンジしてみてください。

なお、ヘビやムカデが心配なら地面に虫除けスプレーをかけておくのもいいでしょう。

 

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