和気アルプス他 登山詳細図のサポートです。(2014.12.28バージョン)
11月30日発行(初版)の詳細図において、ミスを発見しましたので、訂正のサポート(修正のお願い)をいたします。
*かなり細かいことも指摘しておりますので、皆さん各自の必要性(どこまで気にするか)に合わせて修正してください。
*この内容は、製作者の守屋氏にも報告し、次版での改訂に役立てていただきます。
◎ズレについて。
HPの地図は地形図の尾根や谷に合わせて登山道を引いていますが、詳細図はGPSのデータに従っているためズレが生じています。
入り組んだ谷では、衛星の位置によってはズレが大きくなることがあります。
・ズレにより、「鎌尾根リッジルート」の「奥壁」が下れるの?と誤解されそうなので、下図(HPの拡大図です)をご覧ください。
奥壁は降りれません。下るのは手前の谷です。
・神ノ上山頂2つ手前の「分岐道標」の位置が左(西)に1センチ程ズレています。(これはポカミスです。)
「200m」の文字の左の登山道が上に小さくプクッとなった部分と剣峰分岐をつないでください。
・竜王山のアタゴ尾根の「幻のピーク」と「アタゴ様」の位置が上にズレています。
「アタゴ様」の部分が「幻のピーク」で、「アタゴ様」は平坦部分の先端です。
・「観音堂」の位置が登山道の上側(北)にありますが、正解は下側(南)です。
・「山の学校」周辺の数カ所にズレがあります。
「ダンガメ岩」を1センチ下へ。(尾根に上がって直ぐです。)
「山の学校」を線の上側へ。(間違いの場所には「鎖場練習場」があります。)
山の学校の西の「分岐」を6ミリ下へ。(分岐はコルにあります。)
「白岩様」上の立ち寄り場所も8ミリ下へ。(岩場のあるコブの上です。)
白岩様の下側のアプローチも4ミリ右へ。(谷から枝尾根へあがるように。)
*白岩様とチンネ方面の分岐部分は、直進が白岩様で、チンネ方面は右折して尾根に登ります。
*110mスラブ下から白岩様アプローチにはショートカットのバイパスがあります。
◎名称の追加を。
・「チンネ」には(烏帽子岩)を追記してください。
・バイパスの右上に「110mスラブ」を追記してください。
◎読み仮名の追加を。
・荒神ーは「こうじんぐろ」です。
・和気アルプス東隣りの奴久谷の大滝は「ぬくだに」のおおたきです。
◎名称の誤植があります。
・八ツ峰岩の麓の「林治療院」は「森治療院」が正解です。右の説明文でも林治療院になっていますが、正解は森治療院です。(ポカミスです。)
・「剣ヶ峰」は、「剣峰(つるぎみね)」が正解です。分岐の名称も「ケ」を取ってください。
・和気アルプス西隣りの「イモリ岩」は、国土地理院の地形図でもイモリ岩となっておりますが、本当は「飯盛岩(いいもりいわ)」です。
・NOコース名の「龍王山」は「竜王山」の誤植です。
*竜王山の「南尾根」は、となりの「南東尾根」と紛らわしいので、このHPのように「アタゴ尾根」とする方がよいでしょう。
*「荒神ー」と「日電歩道」の文字の位置を、逆にした方が判りやすい。
「荒神ー」は黄色ベタの部分の岩壁で、「日電歩道」は赤線の部分で荒神ーの上端をトラバースするものです。
◎HPと違う点について。
・詳細図のコース名に添付した(表銀座)と(裏銀座)の表記は、このHPの「表銀座コース」や「裏銀座コース」とは部分的に一致するものであり、全体を示してはいません。
・このHPで“隠しルート”としていても、迷い事故防止のために危険性の低い一般ルートは、記載しています。
その代り、大勢では踏み崩れたりして危険になりそうなルート等は、たとえ、隠しルートでなくても記載されていません。
*裏銀座コースの最後の核心部である「荒神ー直登ルート」と「日電歩道」は、かなりハードですが特別に掲載しています。
*荒神ールートの「沢口」とあるのは最初の沢を渡る場所で、その8ミリ先の曲がった部分が同じ沢を10mだけ遡行する所です。
*荒神ーを登る時、先行者がいると小石が落ちてきます。後続者は要ヘルメット。
◎今回、記載されなかったルートは以下のとおり
・HPで第1の岩エリアとしている東壁の“奥壁”の2つの鎖場がある尾根上の部分。
・第2の岩エリアの白岩様の南端ルート。(富士山頂の県境みたいにルート線が空白になってます。)
黒壁。ダンガメ稜のフランケ。山の学校の鎖場練習場。
・第3の岩エリアの小屏風トラバースルート。
・第5の岩エリアの衝立岩マサミチルート。前剣バイパス。
・第6の岩エリアの台三郎谷藤本壁ルート。行者尾根・不帰スラブ周回ルート。
・第7の岩エリアの観音チンネ南稜スラブ カモシカルート。
≪追記≫2015年12月23日、さらに1つの間違いに気づきました。訂正してくださいませ。
地図の右端の真ん中に291.1mの四等三角点があり、「空山」となっていますが、ここは空山の山頂ではなく、山頂台地の端っこの小ピークです。本当の山頂は「大平山」の右側で、地図のそれこそ末端に三角点のマークだけがありますが、これがそうです。(国土地理院地図ネット版による山頂の標高は375.7mです。)